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だいたいの大学では修士は取得するのは簡単だと思いますが、厳しくしてはどうかと考えています。
修士論文の発表会で質疑応答があると思います。このとき、専門外の教員からの質問に答えられなかったら、学位は来年に持ち越しにしたらどうでしょうか?

例えば、「民法で修論書いたのに、西洋政治史の教員の質問に答えられなかった。」
「量子化学で修論書いたのに、有機化学の教員の質問に答えられなかった」

こんな学生は、やはり「6年間何を学んできたの?」となりますよね?

自分の研究だから日本で一番詳しいはずなのに専門外の教員の質問にも答えられないのは学位を与えるにふさわしくないと思いませんか?
海外の一流大学に追い付くために、修士の価値の向上のために審査を厳しくすることを提案したいのですがどうでしょうか?

A 回答 (6件)

ご質問は,複数の内容を含んでいると思います。



1.修士論文の合格水準を上げることについて
はるかむかしは,「十分なオリジナリティがあり,修正のうえ学会発表・学会誌投稿ができる」という暗黙の目安がありました。現在では,大学院の門戸が広がった結果,「2年間の授業料の領収書」に格下げされているのは確かです(むろん昔水準の優秀な人もいます)。そうしないと留年者が続出してしまうでしょう。ぼく自身も現状を遺憾に思いますが,文句をいうなら文科省にいうしかないと思います。

2.他分野からの質問について
修士論文の審査には他分野からの教員も加わりますから,当然にいろいろな質問がでます。これに答えられないという場合,いくつかの原因があると思います。

1)学生の勉強不足のために,ちょっと方向を変えた質問の意図・意味がわからなかった。これは審査委員も「まあ,修士だからしょうがないか」と許せるレベルでしょう。博士論文なら,こうはいかないと思います。どんな質問の集中砲火をあびても,ひととおりの解答をしなければなりません。

2)質問が的はずれだった。理想的には発表者が「前提がちがう」などと堂々と切り返すべきなのですが,勉強量,知能,闘争心のいずれかが不足するために,今はできない人も多いです。これは審査委員から「あの先生もぼけたな。こりゃ災難だったね」と同情を受けるレベルでしょう。

3)その学問分野じたいが,ひどく排他的な性質をもっている。したがって発表者が,質問をバカにしたような態度で臨んだ。これは,その学問分野やその分野に属する主査に対する,審査委員の反発を買いますが,主査が「合格」と断言すれば反対はできません。後味の悪い審査となります。

以上のように,答えられなかったから即,不合格とはしないのがふつうです。
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修士だけではなく、高校・大学学士も含めて卒業レベルをキチンと維持するべきだと思います。

大学入学後に補講というのは、入学できたこと自体おかしいですが、その前に高校を卒業できたことがおかしいのです。

卒業資格というのは一つの資格ですから、内容を伴わない場合には資格を授与してはいけないはずだと考えています。

例えばヨーロッパやアメリカでの学士・修士のレベルに比べて、日本の学士・修士はお粗末すぎます。もちろん全員が、とは言いませんが。

専門外の教員の質問に関しては、いろいろあると思います。論文テーマに沿った内容に関する専門外の視点からの質問なら良いですが、場合によっては論文テーマと関係ない、あるいはこじつけとしか思えない質問が出る場合があるので、一概には言えないでしょう。「答えられなかった」というのが「黙り込んだ」という意味であれば、これはこれで問題があると思いますが。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/08 13:00

No.4の補足です。

1つ書き忘れました。

4)門外漢の人間にもわかるような穴があり,そこにつっこまれて答えられなかった。
発表者側の明らかな勉強不足ですが,指導教員が「まあまあ,私の指導力不足でありまして・・・」と頭をぺこぺこ下げます。つっこんだほうも,いつか自分の指導学生に他人からつっこまれたときに困るので,「どうも,しょうがないですねえ」となれ合い審査をします。そこまでレベルが下がっています。
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 質問に答えられなかったら不合格というのは問題です。

専門外の先生の質問がいつも当を得たものであるとは限らないからです。同じ専門でも修論くらいになるとちょっと分野が違うと指導教員以外の教員がテーマについて正しい認識を持っているかどうか甚だ疑問だからです。返答に窮したとき少なくとも複数の教員がそれが能力不足のためと認定しない限り、応えられなかったことで不合格とするのは大変危険です。
 修論の審査が終わった後、合格不合格を必ず合議性で決めているのが現状で、これが妥当なやり方だと思いますよ。
 修士の学生が的外れな質問を的確に的外れと指摘できるとは到底考えられず、事実、壇上で立往生してしまうのが大半のケースです。
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>量子化学で修論書いたのに、有機化学の教員の質問に答えられなかった


答えられる訳ありません。そのためには二十年ぐらいかかります。超秀才で五年。
本当の天才は他分野の知識は初めから理解しようとしないので一人も通過できません。
アインシュタイン先生の大学時代のことをご存じないようですね。
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「修士」なんて資格のうちに入ってないようなものですから,現状でいいのではないですか。


「修士」は次のステップのための資格,大卒と殆んど変わらないでしょう。
「博士」を取りましょう。
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