プロが教えるわが家の防犯対策術!

79歳の父のことです。6月初め大腿骨を骨折し手術しましたが同時に嚥下障害、認知症、食事拒否、薬拒否となりました。
最近では車椅子にも乗りたくないと寝たきり状態で、痰もつまりやすく、約二ヶ月間点滴のみで生きています。
ドクターは、もう嚥下の回復の見込みもないし老衰なので、点滴も止めて自然経過で看取っては?と言っています。
しかしかろうじて返事(yes,no)をしたり時々怒鳴り散らしたりする元気?もあります(もともと短気ですが認知症によりますます性格が顕著になっています)。
コミュニケが取れているとは言いがたいですが、全く反応がないわけではありません。
もちろんあきらかに以前と違い目つきもトロンとしていますが、顔色も悪くないし内臓疾患がないので調子のいいときは結構普通に見えることもあります。
そんなふうに重篤な状態でもないので、家族は点滴を止めることに躊躇しています。
同じような経験、症例をご存知な方のご意見をお聞きしたく、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

No2です。



>顔色も悪くないし内臓疾患がないので
>調子のいいときは結構普通に見えることもあります。
>そんなふうに重篤な状態でもないので

嚥下できず、水分も飲めない方の点滴を止めて自然経過で看取っては?ということは、家族の意志で”殺人”とほぼ同じことをするということを理解できていますでしょうか。

嚥下できなくても、鼻の管や胃ろうなどで栄養や水分はとれます。さらに穏やかさを取り戻すような薬などもそこからとることができます。基本的には点滴よりも消化管を通して吸収する方が栄養管理としてはよいため、長期にわたる場合は、鼻の管や胃ろうから栄養をとるようにするのがよいのですが。さらに途中で抜けても点滴ほどの危険はありませんし。

なお、胃ろうは本人が望んでいなかったと言うことですが、いつ望まなかったのでしょうか、認知症が進んで?、本当に飲食できないことが分かって?、などと状況からは誰の意見なのか不思議な印象です。

病院での点滴などの治療は3ヵ月までというのは、医療費などの制度の兼ね合いなどから、その病院でそういった治療をするのは3ヵ月という区切りを決めているだけで、3ヵ月をすぎての点滴治療が必要な場合は他の病院や施設、往診などでしましょうということだけです。

>もし点滴のみで意識がなくなるまで衰弱しないと見取りの覚悟が出来ないというなら、
>それは家族のエゴという気もします。
>本人の希望が聞けない今となっては、どこで彼の人生を終わらせるか

どこで彼の人生を終わらせるかということ自体が家族のエゴだと思います。認知症の方は、外から見たらおかしく見えるかもしれませんが、その人の内面がどうかは分からないだけで、例えば内面では苦しみや悲しみをその人なりに感じているのかもしれませんよ。

大きな手術を契機に認知症が強くなったということに対し、全身状態を改善するための色々な選択肢は最後まで検討すべきだと思います(時期の早い遅いはありますが)。質問者様の内容からは、ただ単に家族?がもてあましている印象が強く、病院の都合を理由にすり替えているようなイメージを受けます。

おかしな返事でも返事ができる事がある人で単に飲み食いできないという場合、点滴を止めるというのは自然経過ではないことをもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

介護や看護は生半可な気持ちでできるものでもありませんし、場合によっては長い年月がこれからもかかるものだと思った方がよいと思います。
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6月に大腿骨の手術をされたということですので、立つことはできなくても車いすなどに座る(寄りかかる?)ことができる等を家族が目標にされたのではないかと思います。

むろん、大きな手術を境に体や心の調子が崩れ、うまくいかないことも多いですが。

コミュニケーションがとれているとは言いがたいものの、全く反応がない訳ではないとお書きになられていますので、栄養状態などを改善する努力、これが苦痛を伴うものであれば別ですが、はやっぱり必要なのかなと思いますが。

2ヶ月間点滴だけでこれたということですので、点滴は拒否しない(自己抜去を時にはするのかもしれませんが)ということは、その他、鼻チューブや胃ろうによる経管栄養というのも選択肢としてあり、嚥下の回復の見込みがないということだけで決定するものでもなさそうに思い、何かもっと別の事情がありそうですが。

栄養状態を改善することにより体全体や心の調子も改善する場合もありますし、うまくいかない場合もあると思いますので、何が正解と言うことは難しいですが、もう一度、主治医の先生も含めてよくご相談される方がよいように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
先生からは、いろいろ手はつくしたが嚥下障害の回復は無理であると言われました。点滴は時々自分で抜きますが最近はそんな元気もなさそうです。血管も堅くなり点滴も一度針を抜くと再度刺すのが困難になってきています。
この病院では点滴のみの処置は三ヶ月となっているようでもし続けるとしら転院の必要があります。もし点滴のみで意識がなくなるまで衰弱しないと見取りの覚悟が出来ないというなら、それは家族のエゴという気もします。本人の希望が聞けない今となっては、どこで彼の人生を終わらせるか・・・決断しかねます。

お礼日時:2009/08/07 09:08

2年程前に同じ様な状況でした。

嚥下障害、誤飲性肺炎で食事が出来ず、胃ろうも考えましたが手術の危険性、副作用、メンテナンスなどから止めました。高栄養点滴、静脈点滴などをしながら肺炎の治療をしました。体力の低下が著しく医者には頑張っていますが予断は許せないと言われました。体力があれば胃ろうも出来ますし、肺炎の治療効果も見込めると思いますので、本人様の苦痛、不快感を取り除き、和らげる事を最優先して再考、相談されたら如何でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ドクターからは(1)胃ろう(2)点滴中止して看取る、の選択を迫られました。しかし胃ろうは本人が望んでいなかったとのことでお断りしました。
先生からは、回復の見込みが無ければ点滴も延命になる、との趣旨のことを言われました。早く静かに看取ったほうがいいというのが病院側の意見ですが、特に痛いところも苦しいという自覚もないようで今点滴を抜くことに戸惑いを覚えています。

お礼日時:2009/08/07 08:53

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