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私はとある病院の麻酔科医です。毎日わからないことだらけです。
そこでみなさんに質問があります。
周術期、血糖値をコントロールするのにグルコース・インスリン療法を行うときがありますが、なぜグルコースとインスリンを混ぜて使うのでしょうか?
たぶん、当たり前のことなんでしょうが、どなたか教えてください<m(__)m>

A 回答 (2件)

>血糖値をコントロールするのにグルコース・インスリン療法を行うときがありますが



血糖値をコントロールするのが目的ですか?
高K血症の対処ではありませんか?

インスリンが糖を細胞外(血管内、つまり血中)から細胞内に取り込む過程で、
同時にKが細胞内に取り込まれます。
細胞がエネルギーとしての糖を細胞内に取り込む時にNa-Kポンプが作用し、
細胞内のNaを細胞外へ、細胞外のKを細胞内に取り込むワケです。

この機序を利用し、高濃度ブドウ糖液とインスリンを同時投与する事により、
血中K濃度を下げて高K血症を是正するのがグルコース・インスリン療法です。
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 もし本当に麻酔科医でしたら(というか、麻酔科以外の医師、あるいは看護職やMEさんだったとしても)、診療に関する(=自分の飯のタネになるような)知識をこのような「怪しげな」場所で質問するのは、いかがなものかと思います。


 だって、私だってあくまで「自称麻酔科医」に過ぎないだけで、それが本当かどうかなんて保障は全く無いわけですし、ここでの書き込みを後日文献などで確認するのなら、ここで訊くだけ二度手間でしょう?
 プロなのであれば、それなりの教科書や文献をご覧になるべきだと思います。あるいは、先輩に聞くとか、麻酔科MLで訊くとか(もっとも、MLでこのようなことを質問したら、もっと大事になるかもしれませんが・・・)。

 閑話休題。術中の血糖値のコントロールでは通常インスリンのみ(低血糖時にはもちろん別です)で十分ですが、血糖を下げずに血中カリウム濃度を可及的速やかに低下させたい時にはグルコースとインスリンを併用いたします(これを、グルコースインスリン療法と呼びます)。また、術後にIITを行う際には、通常の栄養投与にインスリンの持続投与を組み合わせることが一般的でしょう(が、IIT自体が、最近「反省期~批判的な論文が出始めた~」になってきたような印象があります)。

 以上、先ずはご参考まで。
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