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アンケートカテとも考えましたがより的確な回答をいただけると思い読書カテを選びました。

現在の書き言葉(新聞・雑誌・書籍・ネット等)のほとんどは戦後に定められた表記法である「新字新かな」表記です。もう移行期ではないのでその定着具合云々は意味をなさないものでしょう。

しかし、わたしなどは「正字旧かな」という「文化」も後世に残しておいていい「文化」だと感じています。

岩波文庫の正字旧かな表記のものが新字新かな表記に移行するのに手間取っていたのか、私の読書熱中時代I期の高校生のころは、まだ結構古い表記のものがありました。「のめり込むように」読んでいた時期が丁度その時期だったので今でも正字旧かなの文には抵抗はありません。

「ツァラトゥストラかく語りき」というタイトルや「聖書」の文語文の詩的な魅力は圧倒的なものがあると思います。

ところが同じ年代でも少し若い年代でも、話が偶然そういった表記のことになると「正字旧かなはイヤです」という反応が圧倒的なのです。

ここで質問です。このページをご覧の方は
1.正字旧かなには抵抗がありますか?
2.正字旧かなはなくなればいいと思いますか?
3.2でNoの方はどういう風にすれば後世に伝えていくことができるとお思いですか?

以上、全てにでも選んでいただいても結構です。

A 回答 (7件)

一応、参考意見と云ふことで。



1.正字旧かなには抵抗がありますか?
読む限りでは、ほぼ抵抗はありません。
書くことになると、旧仮名遣ひはともかくとして、
正字は自信がない字が多いです。
パソコンで打ち込む場合、此のやうに、仮名は容易に扱へますが、
変換が難しいため正字は殆ど使用してゐません。
私の周囲の人の意見としては、旧仮名遣ひは読めないことはない。
正字は知ってゐれば読めるけど、読めない文字が多い。とのこと。

2.正字旧かなはなくなればいいと思いますか?
連綿と続いた日本の文化です。
残していくべきものだと思ひます。
もつとも、正字旧仮名も時代と供に変遷してゐるため、
現代仮名遣ひも その変遷の1つとして容認してもよいとは思ひます。

3.2でNoの方はどういう風にすれば後世に伝えていくことができるとお思いですか?
とにかく、ご自身がまず正字旧仮名を使ふことです。
それを見た周囲の人が興味を持つかもしれません。
1人でも使ふ人が居れば、後世に伝へることができます。
公式な文書では難しいかもしれませんが、
(役所の書類を旧仮名遣ひで書いても通ると云ふ事例と、通らないと云ふ事例と両方あるやうですが)
自分自身の覚へ書き(メモ)などに使つてみるのは如何でせうか。

喩へ 現代で廃れても、正字旧仮名で書かれた文書が残つてゐれば、
後世で興味を持つた人が復活するかもしれません。
文字の文化とはそれほどに素晴らしいものだと、個人的には思ひます。
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この回答へのお礼

いこあんさん、回答をありがとうございます。

おお、まさしく「歴史的仮名遣ひ」!私めの小さな理想です。

>読む限りでは、ほぼ抵抗はありません。
書くことになると、旧仮名遣ひはともかくとして、
正字は自信がない字が多いです。

正字は台湾の「煩字体」はいいですね。確かに書くには根性入れて練習しなければいけませんが。

>とにかく、ご自身がまず正字旧仮名を使ふことです。

ひぇー(ご無礼をお許しください)!ハードルが少し高い。まともな日本語も綴ることが難しいのに…。でも、そうすることが一番いいのでしょうね。最近でも旧仮名遣いで書かれた新書などが出ています。きっと潜在的な関心はあるのでしょうね。

>文字の文化とはそれほどに素晴らしい

おっしゃる通りだと思います。日本の優れた文化であると。

お礼日時:2009/08/12 12:00

>わが「透明な悪意」


できるだけ分りやすくお願いします。
少し長居をしすぎたようです。
暫くおイトマを頂きます。
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こんにちは。


1.正字旧かなには抵抗がありますか?
 まったく抵抗はありません。私の蔵書の中にも正字旧かなの本は何冊もあります。中には新字新かなで書かれた本を持っているにもかかわらず、あえて正字旧かなで書かれた版(古本)を買い求めたこともあります。物好きだとあきれられています(苦笑)。
2.正字旧かなはなくなればいいと思いますか?
 いいえ。(問い詰められると説明に困ってしまうのですが)正字旧かなの文章が好きなので、なくなってしまふと考へるだけで、悲しく思へてなりません。
3.2でNoの方はどういう風にすれば後世に伝えていくことができるとお思いですか?
現在、正字旧かなで出版されている本はできるかぎりこのまま残していただきたいと思います。中学、高校の授業で使う国語の教科書にも可能なものは正字旧かなを用いて掲載していただきたい。
そうしたからといって確実に後世に残り、皆が読める状態が維持されるわけではないと思いますが…このまま失われていくよりかは、幾分ましでしょう。

たかだか数十年前の本を読むのに一苦労、それも手間がかかるから嫌ひと言ふ風潮がなんとも悲しくなっちまいますね。
調べて読む、手間をかけても読むといふ、心の余裕がなくなったように思います。
私たちの祖父母、親世代には当たり前に書かれていた文章なのですが。
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この回答へのお礼

がーのっとさん、回答をありがとうございます。

>あえて正字旧かなで書かれた版(古本)を買い求めたこともあります。物好きだとあきれられています(苦笑)。

当方と似たような(笑)。海外の翻訳もので現行の「新字新かな」のものより古書でしか手に入らない「正字旧かな」のものの方が高い評価を得ているものがあります。例えばホフマンの『黄金寳壺』の正字旧かな訳とかあります。
他の人に言っても理解してもらえないので私は「誰にも言ってません」。

>なくなってしまふと考へるだけで、悲しく思へてなりません。

じょじょになくなっていくのでしょうね。惜しむべきことです。

>中学、高校の授業で使う国語の教科書にも…

やはり教科書という存在が大きいですね。でも、悲しいことに望むべくもありません。近年「声に出して読む~」という名文に触れようとという一種の「日本語ブーム」がありましたが、わが「正字旧かな」へは続かないでしょうね。

わたしはあの「格調の高さ」が殊の外好きなのです。現在とこれからの日本にとって不可欠であるという思いが強いだけに悲しい気持ちがあります。

お礼日時:2009/08/12 18:19

1.正字旧かなには抵抗がありますか?


若干あります。
私は基本的には読書好きの文系人間なのですが、高校・大学では理系をとりました。
そのため古文漢文教育を最低限しか受けてないのです。
そんな訳で旧仮名遣いの本を手にとっても「…読めないかも知れない」と早々に諦めることが多く、情けなく思っています。

2.正字旧かなはなくなればいいと思いますか?
もちろんそうは思いません。
シェイクスピアなどの古英語で書かれた作品も、イギリス人でも原文を読めない人が多いと聞きました。
日本でも同じ状況でしょうが、古典や旧仮名の書物が専門家だけの物で、一般人は新仮名に「翻訳」された文章だけ読めればいいというのは寂しいですね。

3.2でNoの方はどういう風にすれば後世に伝えていくことができるとお思いですか?
学校で教える時間を増やすというのも簡単ではないでしょうし、難しいですね。
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この回答へのお礼

じるすまま(?)さん、回答をありがとうございます。

>若干あります。

ということは元気なときはOKとういう風ですね。

>「…読めないかも知れない」と早々に諦める

正字は面白いですよ。「躯」は「体」、「禮」は「礼」なんて初めて知った時はワクワクしたくちです。

>学校で教える時間を増やす

学校は英語には力を入れますが少し古い日本文化には見向きもしません。口ではいろいろと言いますが。

お礼日時:2009/08/12 11:52

1.あります。


2.あってもいいです。
3.専門家がいればいいと思います。

2.の補足です。
「正字旧かな」に限らず引用されると「だから何?」と思います。
そして解説してもらう羽目になり二度手間になります。
学が無いものにとっては嫌味です。
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この回答へのお礼

英国-キプロスさん、たびたびの回答をありがとうございます。

私はキプロスさんに謝らなくてはいけない。キプロスさんのようなナイーヴな方はかの質問に来てはいけなかった。もう少し回答がつけばわが「透明な悪意」も自ずと見えてくるでしょう(キプロスさんのおっしゃるものでは残念ながらなかったのですが)。へんな絡み方をして申し訳なし、です。

さて、ご回答へのお礼を。

>解説してもらう羽目になり二度手間になります。

そうでしょうね。私が古い文章に接したのは図らずも孤独の味をそれとは知らずに舐めていたときですからね。二度手間はいやなものです。でもラテン語などよりも簡単ですよ。何せ50年くらい前まで流通していた表記ですから。

>学が無いものにとっては嫌味です。

そこまでおっしゃるのは嫌な思い出があるのでしょうか。大丈夫です。この表記は既に絶滅危惧種認定です。マニアの玩具になる日も近いでしょう。

お礼日時:2009/08/11 23:55

1.全くない!


2.(心情的には・・・)思わない!
3.これと言った方策はないが・・・、旧かな遣いの文章を、教育(国語など)の中に取り入れるようにするとか・・・

旧かな遣いで書かれた書物に接する機会が多いので、全然苦にならない。寧ろ旧字体と新字体と比較出来るので爲になる!
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この回答へのお礼

あえさん、回答をありがとうございます。

恐らく「舊假名遣ひ」はあと数十年の寿命でしょうね。死後は細々と大学や好事家のサークルで古語として命脈を保っていくでしょう。

惜しむらくは質問文にも掲げたように詩的なイメージを語るに相応しい宝物が消えてゆくことですね。

我が亡きあとに洪水よ来たれ!

お礼日時:2009/08/11 23:45

質問であるには違いないですが、この質問に答えてもらうことで、何らかの「問題の解決」につながるのでしょうか? その点が疑問です。


その意味では、「アンケート」の分類に入れるのがふさわしいかもしれないと思います。

私は旧仮名は嫌いではありません。
ただ、昔の旧仮名の本は、漢字も旧漢字であるので、漢字の読みがかなり好い加減になったりします。
漢字は新漢字に改めて、仮名遣ひのみ旧仮名遣ひにした新しい本は、読みやすさの点では助かります。
旧仮名遣ひは、本当は「旧」ではなくて、日本語本来の仮名遣ひであらうとは思っています。
けれど、現今、パソコンで入力するのに、旧仮名遣いだと変換するのにも大変な面倒さを覚悟しなければならない。
和歌や俳句は旧仮名遣ひで記述するのが正当な記述方法ですから、その伝統自体は続いていくと思ひます。
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この回答へのお礼

>その意味では、「アンケート」の分類に入れるのがふさわしいかもしれない

おっしゃる通りです。冒頭にも記してあるように本来「アンケート」の分類が相応しいと思います。

日常であう「疑問」には、「○○は何であるか?」とともに「他人はどう考えているか?」も頻繁に登場すると思います。今回の質問は後者ですね。そしてアンケートカテゴリーが最も相応しいでしょう。ですが、質問者は「より的確な回答」を求めたいという気持ちがあります。質問内容は「正字旧かな」ですから、質問対象は「読書」に親しんでいる方が対象であることが望ましいと愚考しました。そういう「質問意図」ですのでご了承ください。

>旧漢字であるので、漢字の読みがかなり好い加減になったりします。

逆に当方などは漢和辞書を頼りに「読み」も学習して楽しかった覚えがあります。ただ、おっしゃるように「読みのいい加減な漢字」は害の方が多いですね。

今の日本の公教育ではこの「正字旧かな」を教えませんね。古文や漢文はそれに近い面もありますがそれだけでは十分ではない。若い人が過去の遺産である「正字旧かな」文献から遠ざかるのは随分もったいない気がします。

>パソコンで入力するのに、旧仮名遣いだと変換するのにも大変な面倒さを覚悟しなければならない

専用の「契沖」なるワープロソフトはありますがごく一部の好事家対象なのでしょうか。

>和歌や俳句は旧仮名遣ひで記述するのが正当な記述方法です

その正統な表記方法はこのままでは廃れていくように危惧しています。

お礼日時:2009/08/11 13:40

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