日本の核武装の現実性が無いならば・・・

日本が生物兵器禁条約と化学兵器禁条約を無視して製造貯蔵する現実性はありますか。

核兵器開発よりはるかに安く簡単に殺傷能力が高い兵器ができるのではないでしょか。

なぜ「生物化学兵器武装論者」は出てこないのでしょうか。

もし生物化学兵器が人道的でないと言うならば核兵器は人道的なのでしょうか。

No.4 回答者： nemoax006 回答日時： 2009/08/16 12:15

核の所持には核弾頭とデリバリーシステムがセットになって始めて意味があります。

日本が仮に核弾頭を持ったとしてデリバリーシステムは何を使うのでしょう、生物化学兵器も同様です。アメリカはトマホークやトライデント、パーシングIIなどのデリバリーシステムを持ちます。
日本にはデリバリーシステムがありません。ちなみに対地攻撃能力が戦闘機、航空機は日本にはありません

この回答へのお礼

＞日本にはデリバリーシステムがありません。
ミサイルや航空機だけがデリバリシステムではないような気がします。

感染・・・・一人のキャリアがいれば何万何十万人の感染者は出るかもしれません。

お礼日時：2009/08/16 12:31

No.3 回答者： bismarks05 回答日時： 2009/08/16 12:03

＞日本が生物兵器禁条約と化学兵器禁条約を無視して製造貯蔵する現実性はありますか。

まず無理です。条約破棄することも難しい状態ですから、不可能でしょう。
せめて”クラスター爆弾”だけは死守してほしかったのですが・・・・

＞核兵器開発よりはるかに安く簡単に殺傷能力が高い兵器ができるのではないでしょか。

『殺傷力』の定義次第ですが、核兵器よりも現実的で破壊力ある兵器は普通にあります。
　核兵器なんてのは政治的色合いの強い兵器でしかなく、準軍事的な問題というよりも、政治分野が強く介入できる軍事分野として特殊な問題であるだけです。

＞なぜ「生物化学兵器武装論者」は出てこないのでしょうか。

そんな人がいても、「論者」とは言わないからです。
　例えば、北朝鮮の核兵器報道を冷淡に「どうせ、核兵器の技術水準が低い北朝鮮じゃ怖くないよ」と考え、生物・化学兵器条約を批准していない現状を危惧して、警鐘を鳴らしている人がいても、誰も興味を抱きません。
　それは、軍事専門の人ならばイザ知らず、核兵器という政治性の高い兵器にみんな目を奪われているからです。
　だから、仮に、生物・化学兵器の危険性を意識している人がいても、そんな人は注目されませんので、スルーされるだけです。
　その程度の取扱でしかありません。ただし、問題意識がある人・高い国防意識のある人は、様々な兵器分野に関してアンテナを張っているとは言えます・・・・
　もっとも私程度でも、北朝鮮が生物・化学兵器条約に批准していないことを知っているのですから、ある程度の人は知っているはずです。

＞もし生物化学兵器が人道的でないと言うならば核兵器は人道的なのでしょうか。

　兵器に人道はないでしょう。
基本的に、兵器とは軍事行動を無効化する目的であって、その無効化のためには、兵士そのものを制止するのがもっとも合理的であるからです。
　つまり、人道的兵器などは基本的にありえない、とも言えるでしょう。
その人道を程度論で線引きしているのが現実の”戦争論”と言えるでしょう。
　クラスター爆弾も地雷も核兵器もニューナンブもAK４７も人道的兵器ではありません。
　安っぽいヒューマニズムで、兵器の人道性を論題することは、欺瞞でしょう。
　むしろ、兵器という非人道的道具の限界を見極め、抑止力としての可能性を追求して、可能なだけ長い安寧な環境を創造するべきでしょう。
　
　仮に、核武装・生物・化学兵器が抑止力たりえ、和平・安寧維持のためのツールになるならば、それを道具としてもつことに躊躇いはありません。（ただし、使用には躊躇するでしょうが・・・）


　

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時：2009/08/16 12:32

No.2 回答者： Us-Timoo 回答日時： 2009/08/16 11:54

ありません。

広がってしまうと生物細菌兵器のほうが
核兵器よりも遥かに恐ろしいことと
効果が不確定で現れるのに時間がかかるからです。

また、生物細菌兵器は、それを
完全にコントロールする技術がなければ
自滅する可能性とそのリスクがたかいので
核兵器よりも厄介名のです。

この回答へのお礼

＞核兵器よりも遥かに恐ろしいことと
核兵器より有効と言う事ですね。

お礼日時：2009/08/16 12:29

No.1 回答者： igaiga1967 回答日時： 2009/08/16 11:48

最近、ディスカバリーチャンネルの近代兵器の番組を見ていて

大量破壊兵器そのものが、スマートウエポン化しはじめていることで、NBC兵器のような無差別大量破壊兵器から、精密、個別破壊型の大量破壊兵器へシフトしつつある時代に生きていると思い始めています。
例えば、多連装ロケットシステムは、野球場数個分の面積に大量の小爆弾を撒き散らし、歩兵や軽走行車両などを全滅させる兵器でしたが、今は、この小爆弾一個一個が赤外線誘導爆弾になっているのです。大量の戦車部隊を、個別に狙いまくって、破壊しまくる自動標準の大量破壊兵器で、あらかじめ予定していた破壊物が無い場合には、自爆するのです。戦車や人の発する赤外線が、誘導弾の標的になります。

結果として、核兵器などの無差別型の大量破壊兵器を使用すべき場面が、今までよりも、減っているのです。この大きな現実の前に、オバマ大統領も核兵器の相当数の減を、廃絶という言葉を使って計画し始めたのでしょう。今ある米国の核兵器を数百発まで少なくすれば、これは、あくまでも、廃絶を目指したと言うことができます。

　生物化学兵器は、秘密に開発して、ワクチンや解毒剤等も秘密に開発すれば、自国民以外を皆殺しに出来る可能性があります。しかし、秘密時に整備する必要があります。日本のような秘密を保護できない国では無理と思います。ステルス戦闘機を数十年も秘密にしていた米国なら出来ますが。ただ、米国も日本も国際ルールは遵守しようと努力する国ですし、そうあるべきと思います。

　人道的かどうかは、制限をかける人間にとっては重要ですが、制限を守らない人にとっては、重要ではありません。そこが一番いやなことですね。民間人を狙って核兵器を使用されてときに、どう反撃するかを考えると、核兵器という選択肢は当然出て来ることと思います。生物化学兵器は、使われたら、同じ兵器で仕返しすることは出来ません。通常、ワクチンや解毒剤を用意しているからです。だから、米国は、核兵器で報復すると言っていると思います。

この回答へのお礼

＞生物化学兵器は、使われたら、同じ兵器で仕返しすることは出来ません。
核兵器より有効と言う事ですね。

お礼日時：2009/08/16 12:28