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トンビが空を旋回しているのは、地上の獲物を探しているんだ、と聞いたことがありますが、獲物を見付けて急降下して来た現場を目撃したことがありません。

以前、海上10~20メートルくらいの高さに群がって飛んでいるトンビが一々急降下して魚を捕らえているのを目撃したことがあります。旋回は一切していませんでした。

どうも獲物を探して高所で旋回しているようには思えないのですが。

次に、普通よく見る高さ(見かけの大きさが5cmくらい)を飛んでいることが多いのですが、ときたま、びっくりするほど高い所(見かけの大きさは1mmくらい)を旋回していることがあります。何故あんな高い所を飛ぶ必要があるのでしょうか?

A 回答 (9件)

 #6です。


 カラスは、トビに翼の大きさでは負けているものの体自体の大きさはそうはかわりません。そしてカラスの翼は滑空には不向きな、そのかわり旋回性能の高い翼をしているんですね。
 たしかにカラスはトビを捕食したりは運に頼らないとめったにはできません。だから捕食するために攻撃しているわけではありません。
 でもトビにはない、この翼の性能とすぐれた知能をもっていますし、カラスは群居性の生き物です。トビも群れることがありますが、カラスのように集団行動は取れません。
 だから数羽のカラスが迷惑そうなトビを追いかけ回しているところを0123gokudoさんもごらんになったことがあるのではないかと思います。一対一だとカラスは弱いのですが、気だけはものすごく強いし、くちばしでつつくということができます。集団になれば小回りのきかないトビはどうしようもありません。
 だからカラスはトビの天敵の一つでもあるんです。
 なぜかというと上に書いたことのつけたしになりますが、トビは自分の翼や爪といった武器をほとんど使わないのに対し、カラスはくちばしを使って下から攻撃するということができます。それにトビはカラスと食性が似ているためカラスのライバル心をあおるんでしょう。
 カラスからトビはいじめがいのある、知恵遅れの大人ぐらいに思われているんじゃないでしょうか。言葉は悪いですが。
 カラスは非常に頭のよい鳥です。そういった動物の常として、同族には持っている「弱いものいじめはいけない」という倫理的な抑制の働かない他の生き物に対してはいじめたり追いかけ回したりということをよくやります。
 イルカが集団で魚をなぶり殺したり、チンパンジーが別の生き物で遊んでいるうちにばらばらにしてしまったり、おなかいっぱいなのに犬が鶏の群れを追い散らして喜んだりするのと同じです。
 トビって、強そうに見えるかもしれませんがけっこうぼーっとした鳥なんですよ。大きな猛禽にはそんなどっか抜けたようなところがある種が多いみたいですが・・・。
 だから鷹の弟分みたいなものというより、エリートづくめの親戚の間では出来の悪く思われている従兄弟のおにいちゃん、といった感じでしょうか。
 ただしトビの天敵がカラスといってもトビを食べるために攻撃しているわけではないので、これは専門用語で「モビング」(捕食することはあまりできないが、弱いと思われる鳥が強いと思われる鳥を攻撃すること)と呼ばれます。
 

参考URL:http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/faq/faq3sei …
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この回答へのお礼

今回はどうもありがとうございました。
KINGBIRDというお名前からして、鳥に興味をお持ちの方のようですね。下記の文には人間社会を連想してしまいました。
人間もやはり、知能の高い動物として、他人種をいじめるのが遺伝子に組み込まれた本能なのでしょうかね?

<<カラスは非常に頭のよい鳥です。そういった動物の常として、同族には持っている「弱いものいじめはいけない」という倫理的な抑制の働かない他の生き物に対してはいじめたり追いかけ回したりということをよくやります。>>

お礼日時:2003/04/27 07:53

>トンビは縄張りを持っていて、その中で生活しているのではないのですか?



なわばりは持っています。

>出来るだけ高く上がって、出来るだけ遠くへ行くということをやってるのでしょうか?

獲物を探したりするためと他の上昇気流に乗るまでの滑空のために行います。
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この回答へのお礼

今回はどうもありがとうございました。
これからも鳥や他の動物に興味を持って生きて行きたいと思います。

お礼日時:2003/04/27 07:47

#4ですが、



>どういうところに記述してありましたか?
#4の参考URL内に書いてあります。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
URLにはグライダーを趣味にする人の言葉がありました。
それはそれで興味深かったです。(^o^)

お礼日時:2003/04/17 19:12

 獲物を探しているのはたしかです。


 が、このトビは狩りを行うことも少なくはないものの、他の猛禽に比べて下手です。彼らはもっぱら屍肉食なんですね。至近距離からオオタカやイヌワシと見比べたことがありますが、トビのほうが爪やくちばしが丸く、鈍い形をしてて体型もよりカラスを思わせるずんぐりした形で、同じ猛禽でもだいぶ違うものです。
 ですから高いところから、死んだ動物の死骸などを探しているんです。
 急降下した現場を見ないのは、たまたまだと思いますよ。また、屍肉食いとしては獲物は逃げないわけですから、近くになにがいるかわからないのにあわてておりてくる必要はないのではないでしょうか。
 私は何度かおりてくるまで観察したことがあります。
 自分で肉を投げてみたこともあります。紙切れのようにひらりと、もっとも空気抵抗の少ない姿勢で数メートルを急降下して見事に肉を捕らえ、あっと言う間に飛び去りました。だから、急降下できないわけではないでしょうね。カラスからの攻撃を避ける時にも必要だと思いますし。
 
 ところで、なぜ滑空しているかというと、飛行と滑空は違うからです。鳥の翼には滑空に向いた翼と、飛行に向いた翼との2つの種類があって、細長く幅があまりない滑空に適した翼を持つ代表格であるオオミズナギドリなんか、滑空以外はあまりできません。方向転換するのも一苦労なのですが、そのかわり非常に長い間滑空していられます。
 トビは両方の利点を程よく持った翼をしていると私は思います。なぜこの滑空を利用するかというと、鳥の場合、単純に体重が倍あると飛ぶのに必要な筋肉量、消費エネルギーや必要最低速度も単純に2倍かというとそうではないからです。体が大きくなるほど飛ぶのは難しくなります。
 トビのような大きな体をしていると、四六時中飛行するのはたいへんなエネルギーの無駄遣いです。そのため滑空に適した翼を持っているのだと思われます。

 また非常に高いところに登っているのには、いろんな理由があるかと思います。私にはわかりません。
 もしかすると、敵(もっぱらカラスやイヌワシ)から逃れるために高く舞い上がったのかもしれません。大型の猛禽類の攻撃はすべて敵より上空に舞い上がって相手の背中に爪や翼で切りつけるという方法だからです。2羽が戦うとどんどん上空に上空に上がるという光景が見られることもあります。
 従って、小型の猛禽類のようなスピード・旋回性能を持たない上に大きめであるために木立に逃げ込むこともできないトビが、見晴らしのよいところで強力な敵から逃れる手段としては「敵より上空に上がる」ことしかない場合も考えられます。
 また、敵に追われていなくても乗り換える適当な上昇気流がなかったためにそこまで上がってしまったとか、経験不足の若鳥であったためにおりられなかったとか(鳥は、飛び上がるよりも舞い降りるほうがかなり決心が必要なようです)、風に流されたとか獲物を見つけるためにもっとそこまで上がったとか・・・。
 他にも理由があるかもしれませんね。いずれにせよ、見た目がうんと小さくなっても数百メートルぐらいしか変わらないのではないでしょうか。「そんなに高く」と人間が思う高さでも、トビの目にはちょっとした坂道ぐらいにしか写っていないかもしれませんね。 

参考URL:http://www.d1.dion.ne.jp/~akaki_ch/

この回答への補足

へぇー!カラスがトンビより強いんですか? トンビの方がずっと大きいし、クチバシなんかもカラスよりは鋭いのじゃありませんか? トンビは鷹の弟くらいに思っているのですが、間違いですか?

補足日時:2003/04/17 19:14
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>上昇気流の渦巻く方向は(右旋回か左旋回か)、やっぱり台風のように北半球ということで、決まっているのでしょうか?



上昇気流は渦巻いているとは限りません。
そのまま気流となって上昇している場合もあるんです。

その場合鳶などの鳥はその上昇気流からはずれないように上昇気流内を回っているんです。ですから右に回っても左に回ってもかまわないんです。

ちなみになぜ上昇するかというとそれはやはり少ない体力でたかくまで上昇した後滑空することでより遠くに飛んでいけるからです。
グライダーと同じ原理(グライダーの方がまねたんですが)です。

この回答への補足

トンビは縄張りを持っていて、その中で生活しているのではないのですか?

出来るだけ高く上がって、出来るだけ遠くへ行くということをやってるのでしょうか?

補足日時:2003/04/17 18:52
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上昇気流に巻き込まれてくる虫を食べている


という記述を見つけました。

参考URL:http://www.niknak.ne.jp/niknak/anohito/HTML/ano_ …

この回答への補足

<<上昇気流に巻き込まれてくる虫を食べている
という記述を見つけました>>
科学書というか、どういうところに記述してありましたか? (~o~)

補足日時:2003/04/13 22:08
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
グライダーに乗ってる人が言うんですから、信用出来ますね。

お礼日時:2003/04/17 18:50

『サーマル』と呼ばれる上昇風を利用して高度を上げている姿なのです。

なぜ、クルクル回っているかというと、この上昇風は、たき火の煙のように筒状のある一点だけの空気が上昇しており、それ以外の場所は上昇していないからです。しかし、自然界の上昇風は煙のように見えませんので、これを探すことはもちろんのこと、上昇している筒の中から外れないように旋回飛行をすることは、簡単ではありません。
トンビも意味なく旋回しているわけではないのです。

この回答への補足

<<トンビも意味なく旋回しているわけではないのです>>
私も勿論そう思うんですけど、だから、何のために上昇気流に乗って旋回しているのか?ということなんですけども・・・(-_-;)

上昇気流の渦巻く方向は(右旋回か左旋回か)、やっぱり台風のように北半球ということで、決まっているのでしょうか? 私の観察では、トンビは右に回っている時もあるし、左に回っている時もあるように思うのですが、機会があればもう一度観察してみます。(^o^)

補足日時:2003/04/13 22:11
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この回答へのお礼

ありがとうございます。しかし、トンビはこの見えない上昇気流を、どのようにして探すんでしょうね?不思議です。

お礼日時:2003/04/17 18:48

気持ちいいから、。


というのが、あると思います。
ただ、旋回しているときに
「ピョロロロ~~」って鳴くときありますよね?
仲間がいるかどうかはしりませんが、他のとびを探しているのかもしれません。
繁殖期や、子育て期、縄張りを見回ったり、異性を探したり、してるのでは?
もしかしたら、風に当たって体温調節とか、日光浴とか、そういう理由かもしれません。
何処いこっかなぁ~、てのも、あるのかな?
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
でもやっぱり、推測ではなくてもうちょっと根拠が欲しかったなあ。 (^o^)

お礼日時:2003/04/17 18:45

長く飛べるように上昇気流を探しているんです。

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