PS3は初期型以降、PS2、PSとの互換性を捨てているが、これは戦略の誤りではないだろうか？

Question

先日、新型PS3の仕様と発売予定日が発表になりました。
PS2,PSのソフトも使えるようになっているか、が私の関心事でしたが、結局互換性は失われたままでした。

　PS2が発売されて急速にシェアを伸ばした大きな要因として、私は初代PSとのゲームソフトの互換性があると思っていました。
　ゲーム機は何台もいらない、
　すでに持っている古いソフトも遊びたい、
　中古販売店で古い定番ソフトを買いたい、
　発売日が受験シーズンなどと重なり遊びそびれた古いソフトで遊びたい、
そういうニーズに合致していたためにPS2は受け入れられたのだと思います。

新型PS3でも互換性をカットした、ということはおそらく今後発売されるPS3のモデルチェンジ版、PS３の後継機種でもPS2,PSとの互換機能は搭載しない戦略で行くつもりなのでしょう。

私はソニーのこの戦略は誤りであり、任天堂Wiiにゲーム市場の主導権を奪われた原因のひとつ（あくまでも原因のひとつであり、最大要点ではないと思うが）だと思いますが、このままでいいのでしょうか？
（まあ、ソニー、およびPS3ユーザが「これでいい」って思ってるんならそれでいいですが）

guramezo-2 · Accepted Answer

>これは戦略の誤りではないだろうか？

誤りだと思いますね。

PS2で初代PSのソフトがプレイできることが広く認知されている以上
PS3でも、PS2のソフトがプレイできるのは当然のことと思われているはずです。

ただ、過去のゲーム機向けにつくられたソフトを現行機で動かすのは
私たち素人が想像する以上に困難な作業を伴うのだそうです。

PS2互換の初代PS3ですら、正常にプレイできないソフトが200近く存在し
そのたびにシステムアップデートで対応してきたようですが
コスト面からもこんなことをずっと続けていくわけにはいきません。

そもそも、最初から無茶なことをしようとしていたわけです。

PS3、互換性に不具合のPS2ソフトが200タイトル↓
http://japan.cnet.com/review/news/story/0,3800080055,20311967,00.htm

システムアップデートでPS2互換を復活させることが技術的には可能でも
PS2のチップを持った初期型のPS3よりも不具合が発生する可能性は高く
結局それらの対応に当たらなければならなくなります。

だから私は、PS2互換を復活させないことが誤りなのではなく
「互換を持たせたことそのもの」が誤りだったと思うわけです。

もうひとつは、こうして新モデルを発表する席上で
「PS2互換機能を持ったモデルは今後発売しません」と言い切らないことも
戦略の誤りだと思いますね。

Gabriel596 · Answer

あなたはいろいろ状況を失念しているようです。
PS3は最初から互換性がない訳ではなく互換性のある機種が値段が高く思ったほど売れなかったので安くするために互換性を切ったのです。（PS3のPS2互換機能はPS2用のチップを載せることで実現していました）
もし互換性を切ることが戦略として間違っていたのなら互換性を切る前より売り上げが落ちていても不思議ではないですが実際の所そうでもないようです。
ゲーム機の売り上げは結局の所そのゲーム機でしかできない面白いゲームをどれだけ用意できるかが勝負でしょうからローンチ（ゲーム機と同時発売のゲームソフト）でたいした数を用意できなかった時点で失敗したと言えるのではないでしょうか。
互換性の搭載に利点がないとは言えませんがPS2用のソフトはPS2でやればいいと考える人が多いのも事実ではないでしょうか。
それと勘違いしているようですが現行のPS3でPS用ソフトを動かすことは可能ですよ。（実際ゲームアーカイブでPS用ソフトのPS3向けダウンロード販売もしていますし）

EQSTS · Answer

互換性を省くことが、決して誤りとは言い切れません。
むしろ本体の性能の安定化・低価格化につながるのなら、
それはいい判断であるとは思います。

肝心なのは互換性よりも、新しいゲーム機にできる魅力を引き出すことでしょう。
互換性で得たユーザーの数も、結局はそのソフトを持っているユーザーの人数以下。
互換性に頼るよりも、新しいユーザーの獲得こそが重要です。

任天堂の場合、従来のゲームユーザーがそのままDSやWiiに移行して、
現在のシェアを獲得したわけではなく、
脳トレをはじめとする実用ソフト等のアイデアで、
ゲームに興味のなかった人を振り向かせ、
全く新しいユーザーを、白紙の状態から作り上げたことです。
DSにはGBAの互換性、WiiにはGCの互換性やバーチャルコンソールと、
過去のソフトを遊ぶ機能はありますが、
そのゲームを遊んだ当時のユーザーが、DSやWiiにそのまま移行したわけではなく、
中にはそれも中途半端と言って、手を出さない人もいるでしょう。
しかし、純粋に選択の幅を広げる要因としては役に立っているはずです。

初期のPS3には、PS2ソフトの互換性はありましたが、なにしろ高い！
一番の問題点は、ゲーム機としては次元の違いすぎるその価格でしょう。
とても受験生やアルバイトの人が、手を出せるようなレベルではありません。
既にPS2を持っている人にとっては、互換性割いてでも安くしてくれという人や、
PS2を持っていない人も、価格が高ければそれこそPS2で我慢しようという人もいるかもしれません。

互換性を持つことは、前のゲーム機の客を獲得したり、
選択肢を広げる要因にはなりますが、それ以上は望めません。
やはり最終的には、互換性などに勝る、新型ゲーム機の魅力を引き出す
ソフトやサービスを打ち出し、新しいユーザーを作り上げることでしょう。

suffre · Answer

ソニーがまったくユーザーの意思を無視しているのではありません。PS2チップのエミュレータ開発にはかなりの労力を割いているようですが、メモリを直接叩いたゲームが多くてなかなか完全なエミュレータを作るのが非常に難しいようです。
しかしだからといって何もしていないわけではなく、なんとかエミュレータを開発しようと努力はしているみたいですよ。

あとPS3はどのバージョンでもPSのゲームが動きます。これはエミュレータが比較的簡単だったのでしょう。しかしそれを知ってか知らないずか「PSの互換機能すらない！」と流布する人もいるようです。

あと、自分ですが、結局PS2のゲームはやらなくなりました。PS3でゲームをやったらもうPS2の画面には戻れないんです。物足りなくなってしまって。しかしPSPではよくやります。小さい画面なのでちょうどいいのだと思いますが。

a-ccom · Answer

私の周りでも意外にPS3の全モデルに、初代PS1互換性があることを知らない人が多いです。
PS2はともかくとして、１０年以上前のゲームがHD解像度で遊べることをソニーはもっとアピールすべきだと思います。

narara2008 · Answer

ソニーは当初ＰＳ２のチップを搭載することで
互換性を維持していましたが、

価格的に折り合わず、
互換路線から一時撤退しました。

次のＰＳ３をリリースした頃に
ソフト的に互換が効くようにスタッフを集め
なんとか互換機能を復活させようとしていたようですが、
今回は間に合いませんでした。

ただ互換機能の特許を取得するなど、
内部的には意欲的なようにもみえますが、
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090630_ps3_ps2/

すでにＰＳ４への移行も視野に入っているような
報道もありますので、さて。。どうなるのでしょう。
http://warasoku.blog18.fc2.com/blog-entry-611.html

ちなみに、私も質問者さんが考えている通り、
安いＰＳ２互換機を待ち望んだまま、購入を果たせていない者です。

monova · Answer

1ユーザーの私見として…
PS3 80G版を所有してます。
確かに、買う前はPS2互換が欲しいと思いましたが、
PS3で遊び始めると、PS2のソフトで遊びたいと思う事が無くなりました。
やはり、PS3のソフトの方が面白いですし、遊びたいソフトが
次々でてきますしね。

また、DS でもGBAのカセットが使えますが、この機能を
使った事が有りません。
Xbox360でXboxのソフトを遊ぶ事もありません。

よくよく、考え見てたら、PS2でPSのゲームをした事も無い様な
気がします。

従って、後方互換は有った方がうれしいが、実際には
あまり使っていないのが実情です。

あくまでも私見ですが。

miyatatu_2005 · Answer

PS3の販売台数の低迷の最大の原因は価格です。

PS3が出た当初の価格は約6万円。
確かにあの当時、6万円でBD再生プレイヤーと考えれば安かったでしょう。
が、大抵の人はPS3はゲーム機として見ていたため、ゲーム機としては高すぎる。
と、言う事で販売数が伸びなかった。

その後、PS2との互換性を持たせるためのチップを取り除きコストダウンをはかり結果として、徐々に販売数が伸びてきました。

PS2との互換性をなくしてから数ヵ月後ぐらいから、PS2のエミュを作るためSONYはPGなどの採用募集をかけました。

数ヵ月前、現行の40GB,80GBでもPS3上でPS2のエミュを動かすための仕組みの特許をとっています。

なので、今後アップデートでPS2を動かせれるようになるかもしれません。
が、全てのソフトが動くとは限らない。
そのアップデートも本当に行われるかわからない。


ちなみに他者も言われているとおり、PSのソフトはPS3どのグレードでもプレイは可能です。
PS2ソフトのみ初期版の20GB,60GB版のPS3しか無理です。

kikyuuu · Answer

PSのソフトは現行の物でも動作しますよ。

恐らくPS2の互換性を捨てているのはコストダウンのためと思われます。
現在PS2互換性はエミュレーターとして開発しているようですが、
あまり期待は出来ないでしょう。
仮にアップデートで動くようになったとしても、全てのゲームは動かないでしょう。

個人的には戦略的には良かったのではないかと思います。
初期の型はPS2も動作しましたが、結果価格が高く売れませんでしたよね。
ですので主導権を奪われた原因としては価格差の方が大きいのではないかと推測します。
2種類出してPS2が動作するモデルを＋5000円くらいで販売してくれると嬉しいですけどね。

noname#92656 · Answer

あのーPS2は確かに互換ないけど、PSはどのPS3でも利用できますよ。

PS2は専用チップが必要で、それがとっても高価だから価格面で勝負する際に載せられないのはある意味仕方ないですし、ソフトで利用できるよう研究しているとの噂もあるんで、まったく考えていないわけでもないようです。

PS3は初期型以降、PS2、PSとの互換性を捨てているが、これは戦略の誤りではないだろうか？

>これは戦略の誤りではないだろうか？

あなたはいろいろ状況を失念しているようです。

この回答への補足

互換性を省くことが、決して誤りとは言い切れません。

ソニーがまったくユーザーの意思を無視しているのではありません。

私の周りでも意外にPS3の全モデルに、初代PS1互換性があることを知らない人が多いです。

ソニーは当初ＰＳ２のチップを搭載することで

1ユーザーの私見として…

PS3の販売台数の低迷の最大の原因は価格です。

PSのソフトは現行の物でも動作しますよ。

あのーPS2は確かに互換ないけど、PSはどのPS3でも利用できますよ。

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