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 こんにちは。論文博士を目指して投稿論文を執筆している者です。最近、論文掲載にたどりつけず精神的にかなり参ってます。同じ心境を乗り越えた方がいましたらアドバイス等を頂けると幸いです。
 研究環境に原因を求めてはいけないと感じていますが、論文不掲載が続いてから、研究成果≒研究環境であり 研究成果≠研究能力と感じています。
 私は公立研究機関で研究員をしています(地方公務員です)。仕事上での研究テーマは学問的というよりは実用性に重点が置かれているため、研究成果に学問的価値はあまりありません。仕事の合間などに独自の研究をしています。論文になる研究成果が出るのは2年程かかります。論文作成は、仕事が終わった後あるいは土日に着手するため、4~5頁の論文であっても投稿まで2~3年費やします。やっと完成した論文を投稿すると大半はレジェクトです。論文投稿レベルの研究業務ができない研究環境で片手間で研究をして、他の研究機関と同じ土俵に上がっても勝ち目はないと感じています。それでも諦めず、レジェクト時の指摘事項を修正し(更に1~2年程かかります)、新規投稿を繰り返しています。今までに掲載までたどり着いた論文は1本です。公務員という職の事情上、研究機関以外の異動もあります。そろそろタイムリミットと感じています。参ったなぁ~(←軽く表現していますが、正直、八方塞がりで困るに困る以上の状態です)。

お礼文3日以内に必ず書きます。

A 回答 (2件)

>研究成果≒研究環境


賛成できません。三流以下の大学にいますので、「絶望的」です。
 これが真実なら、東大、京大、阪大などに限定、ということになります。会社の研究費は、大学の10倍と耳にするので、会社ならものすごい成果が上がっているハズです。ただし、最先端の研究は、金がなくではできないので、研究環境がポイントかもしれません。

 論文は、雑誌のレベルによります。ですから、投稿雑誌を読めば、投稿する前に採否は予想できます。それがハズレテばかりたと、テーマ、研究法、結果の考察、などのどこかに欠陥があります。リジェクトされたときはコメントがついています。これは、貴重な教えになっていますので、前向きにとらえましょう。私は、レフリーのコメントがすごく勉強になりました。
 次に、どの大学に申請するのかしりませんが、申請する指導教授に論文の相談をなさっては。教授も自分の下請けをやらせたりする人もいるので、人格者を選んでください。

 さて、論文は、自分の能力、得意な分野をすればいいと思っています。まあ趣味です。しかし、博士用の論文は別。論文用の論文を書く、
 1)投稿雑誌をよみ、レベルを知る。
 2)図か表で、4つあれば論文はかけるので、4つ作って論文を書く。

 学位を取るまでは、データがてれば論文にすればよい、と考えていました。しかし、「論文にまとめる」のではなく、あれとこれとあの図と表が描ければ論文になる、と考えて、一時期は量産していました。データを待ってではなく、論文にできるには、どのような図表が必要か、逆算してデータをだせば、量産できます。

 学会にいって、すごい成果の人には、あまり劣等感を感じません。しかし、何でそんなことを思いつかなかったのか、そんな時は少なからず落ち込みました。

 それと、上で少しふれましたが、指導者が必要かな。

この回答への補足

研究成果≒研究環境について一言お伝えさせて下さい。研究環境には研究費・時間・設備などがが含まれると考えています。研究費と設備はそこそこありますが、時間はありません。地方公務員のため、役所的な仕事(非研究的仕事)が全時間の7割を占めます(経費事務処理・備品台帳作成・本庁との事務連絡等)。残った3割で本業研究をし、それ以外の時間で自分の研究をしています。このような研究環境でアクセプトされる論文を出すのは至難の業と改めて感じています。更に人事異動が近いらしいこともあり、実験は終了にしています。この人事異動が制限要因だと感じています。わずかなデータをいじくり回して、いろんな雑誌に投稿そしてレジェクトを繰り返しています。もちろんレジェクト時のレフリーコメントを反映させています。今、私ができることは「ダメモトで投稿し続ける」or「あきらめる」のどちらかしかか選択肢は無いと感じています。

補足日時:2009/08/21 21:36
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この回答へのお礼

お伝え忘れました。自然科学系の研究機関におります。この度は指導者が必要というご意見、ご丁寧にありがとうございます。図表が4つあれば論文は書けること、参考になりました。貴重なご意見を下さったことに感謝しております。

お礼日時:2009/08/21 21:40

No1です。

カナダに留学していました。
 最初の1年間は、ボスの指示に従った研究で、どうにか出来ました。
 2年目は、ボスの指示をごまかして、数報分のデーターを渡すことが出来ました。2年目に環境が良くなったわけではありません。

 立場もありますが、自分の意志で研究テーマを選べるのなら、一番でしょう。教授の指示をこなしながら(当然時間はとられます)、自分のテーマで研究を進め、独自の分野を確立した人を何人も知っています。彼らは、自分のやりたいテーマを常に考えていました。キーワードは、新しいこと、すなわち、誰もやっていないことですから参考にしたくても先例はほとんどありません。

 ただ、学位を取るには、論文です。論文がなかなか通らないのであれば、研究テーマ、研究法に問題がある、と想います。レフリーからの質問は、多くが的確に指摘してくれていました。それは、実験を進める上でも有用でした。学位を取得する頃には、質問のための質問のような項目が多く、簡単な回答で済みました。
 投稿前に、採否の判断が出来ない様では、話になりません。もちろん、馬鹿なレフリーも少なくありませんが。

 ところで、論文一つには、どれくらい必要ですか。私は、1ヶ月と10万円あれば、なんとか。もっとも、論文の粗製乱造を目的の場合ですが。
 環境がいいのに越したことはありませんが、自分の研究時間を持てるのが一番でしょう。

この回答への補足

 ご回答ありがとうございます。長文で申し訳ありません。論文一つ作成するのに約5年(実験2~3年、データ解析1~2年、論文作成2~3年)かかります。費用は200万円前後です。実験は大がかりな作業です。一人では厳しい作業を一人でこなしているため実験期間が長くなります(複数人でこなして1年です)。一人作業のためデータ誤差が大きく、期待する結果が出ません。追試が困難なため、得られたデータを様々な視点から眺めて新規性を捜します。そして論文執筆作業に入ります。論文執筆は、書くのが遅いこと、まとまった執筆時間が取れなことがあり(執筆作業中に業務が入り中断することが多いです)、1日数時間を費やして2~3行を進めるのが精一杯です。そんな中でも過去にやっと1報アクセプトさせました。事務仕事が多く、1年のうち半分は研究活動が困難です。また、人事異動が約3年サイクルでやってきます。私は幸い3年以上滞在できていますが、そろそろ異動になりそうです。このような背景があり、私の部署で過去に学位を取られた方はゼロです。ちなみに論文投稿にチャレンジした人は私が初です。こんな環境で論文を製造しようというのが間違っているとも感じています。けれども、非研究的業務が多い中でも大学の先生方は研究をされていると聞きます。私のように研究環境を理由にして研究ができないと考えてはいけないとは思うのですが、正直、苦しいです。研究は粘り強く、諦めない精神が大事とも言いますしね。
 kgu-2さん、2度もご回答頂きましたことにに感謝しております。支障なければコメントやりとり出来れば幸いです(当分は質問を閉め切ることを保留にする予定です)。

補足日時:2009/08/23 21:00
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この回答へのお礼

ご回答頂いた頃から論文執筆の手を止めました。諦めてはいませんが、そのうち執筆を再開・投稿・アクセプトされるだろうというのんびした体制に変えました。そのうち学位取れればいいやという気持ちになりました。kgu-2さんご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/18 21:49

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