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程度を表す言葉で「中等度」という言葉がありますが
なぜ中度ではないのでしょうか。

軽度、中等度、高度、重度というような順で
程度を表すように表記されているものを見かけることがあり
なぜ、中度ではなく中「等」度なのか気になりました。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

ご質問を拝見して、私の俄かの感で調べて見ました。


そもそも高・低・上・中・下・軽・重が持つ文字としての特性と、
等・度の文字の特性が、これらの組合せに制約を与えるているという発想です。

私の仮説:
1.上・中・下 は程度を表す 用法はデジタル 
2.高・低   は程度を表す 用法はアナログ
3.軽・重   は程度を表す 用法はアナログ
4.等     は水準を表す 用法はデジタル
5.度     は水準を表す 用法はアナログ
⇒デジタルとアナログは共に一語を構成できない。

傍証:
上・中・下 → 上等・中等・下等・・・国語辞典にあり
高・低   → 高度・低度・・・・・・・・・国語辞典にあり
軽・重   → 軽度・重度・・・・・・・・・国語辞典にあり
 注:国語辞典  ←ちゅうど は記載なし
    なか‐たび【中度】 なかごろ。なかばのとき。中途。
   和・英・和辞典 ちゅうど【中度】
    中度の症状moderate symptoms ←英和辞典の都合で充当したものと推測。

推測:
・デジタル用の「中」字とアナログ用の「度」の組合せは論外。
 ⇒ 中間を示す用語は自ずからデジタル用の組合せ「中+等」が存在した。
・重度→XX→軽度、高度→XX→低度 の如く中間の語句を必要とした場合、
 文字の知識のある人達にとって、「中等」の採用が当然。
 そもそも日本語に【中度ちゅうど】などという語は無いのでした。

*中等度などは、語感と見かけの整合の都合で度をつけたのではないでしょうか。
 そのようなことは幾らもあることです。

検証:
漢典 http://www.zdic.net/zd/zi/ZdicE9ZdicABZdic98.htm で
基本解釈・説文解字・康煕字典 などで、
対象漢字の字義/用法を参照。
  *度 秩序・・・アナログ
  *等 斉簡・・・等しく並ぶ=横並び=レベル・・・デジタル
  *上・下・中・・・水平線の上・下および四周等距離の中心点・・・デジタル
*検索窓に文字(XP以上は一般に日本語漢字でOK)を入力して、
 ご自分でも研究なさってください。
☆不十分ですが、一応の感触は得られました。
 専門の方のご意見戴けると幸いです。

この回答への補足

仮説検証までわかりやすく書いてくださってありがとうございます。
質問の動機は補聴器のカタログを見たとき程度を表した部分の
表記だったことと、ニュースなどでインフルエンザを扱った部分で
解説などで発言されるお医者さんなどが疑問に思っていた
中程度という言葉を使っていたことから、疑問を強く意識するようになりここに質問しました。

デジタル・アナログという括りで語句について考えたことは
ありませんでした、大変参考になりました。
他の方がおっしゃるように医学的な分野で使われることが多く
日本語というよりは、翻訳の都合といったことがあるもかもしれませんね。

補足日時:2009/08/28 12:56
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No.4 つづきです


アナログにデジタルは入り込めるか!
     感覚的にはOKと言える。
等:デジタル
  上等・中等・下等・・・問題なし
  高等学校・・・高はアナログだがOK
級:デジタル
  上級・中級・下級・・・問題なし
  高級・xx・低級・・・高低はアナログだがOK
位:デジタル
  上位・中位・下位・・・問題なし
  高位・xx・低位・・・高低はアナログだがOK
段:デジタル
  上段・中段・下段・・・問題なし
  高段(位)・中段(位)・(低段位)・・・高低はアナログだがOK?

先だって来、登場する表現はみな漢語系です。

すべからく“中”を表現する必要があれば、 
  中ほど、中ごろ、が汎用性がありそうです。漢語にすると中程度。
上か下か?   中ほどだ/中くらいだ。
高いか低いか? 中ほどだ/中くらいだ。
重いか軽いか? 中ほどだ/中くらいだ。
⇒程度は?   高い、中くらい、低い
        上だ、中くらい、下だ
        重い、中くらい、軽い
  これはデジタルアナログを超えて量の概念ですね。

“度”以外にアナログの指標に使う語を思いつかないのでこれまでです!
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こんばんは。



試しに検索をしてみました^^

「絞り込み検索結果」
・中度:約 5,190,000 件
・中等度:約 164,000 件

「――歯周病」
・軽度歯周病―約 316 件
・軽等度歯周病―ゼロ

・中度歯周病―約 1,020 件
・中等度歯周病―約 202 件

・高度歯周病―約 113 件
・高等度歯周病―ゼロ

・重度歯周病―約 2,980 件
・重等度歯周病―ゼロ

確かにこれで見ても、「中程度」だけが両方ヒットしていますね。

あくまでも私の推測になりますが、「軽度・中度・高度・重度」

この中では明らかに「中度」という言葉の認知度・浸透度が低いといえます。「中度歯周病」では「程度」のことを言っているといまひとつ伝わりづらいと感じた人たちが、少数ながら「中等度歯周病」の方を使用しているという状況ではないでしょうか。

「軽度」「高度」「重度」に関しては、これで十分伝わると考え、「等」を入れることによってかえって少し不確かな表現になってしまう危惧があるという見解で、少なくとも歯科医の間では一致しているということではないでしょうか。

また、(私の知る限りですが)「中等」という言葉は存在しますが、「軽等」「重等」(「高等」は存在しますが)といった言葉は聞きなれない(存在しない?)ため採用に抵抗を感じるというのもあるかもしれません。

もちろん、ただ先例に倣い、それが慣習化されてきたという側面もあるでしょうけれど。

大方こんなところではないのかと私は想像いたします^^

ご参考までに、三省堂国語辞典 第六版 には

【中度】[医]〈症状が〉中ぐらいの程度。(⇔重度・軽度)
【中等】中ぐらいの程度「―の症状」

と出ていました。
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ざっと検索した範囲では、「中等度」というのは、なかなか見当たらなかったです。


「中程度」というのはあるようですけれども。
どういう分野で用いられているのをご覧になられたのでしょうか。
できれば、出典とか具体的な出現例をお示しになられると、優秀な回答者の方が明解な回答をされるかもしれないと思います。
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医学用語ですよね?


日本語に翻訳するときにそのように訳したからとしか答えられないと思います。
一般的な日本語ではないですね。
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