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サービス部門の生産性についての質問です。
日本のサービス部門の生産性は、製造部門に較べると低く、IT投資の遅れなどが指摘されていますが、例えば、訴訟社会になって巨額の賠償金が支払われるようになると、サービス部門の生産性が高まったということになるのでしょうか?

A 回答 (1件)

例えについては生産性が向上したとはいえません。


訴訟社会になったとして
弁護士や検事などがこれまでに比べて
裁判一回あたりの所要時間が短縮した、一日当りの開廷回数が増えたなど
となれば生産性が向上したといえます。
また弁護士全体の収入が上がった(実質ベースで)なども生産性向上といえるでしょう。
賠償金はあくまで物理的・精神的損害への対価ですので
生産性と関係がありません。

また、あるサービス市場の消費量と取引価格が何かの理由で
グッと上がった場合を考えます。
超長期的なブームみたいなものをイメージしてみてください。
ただ、市場取引のやり方が変わらないので、
ただ忙しいだけで終わりです。
労働人口や収入の増加はあるでしょうが、
生産性が向上したとはいえないと思います。
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この回答へのお礼

なろほど、生産性はインプットあたりのアウトプットで、賠償金などは弁護士さんなどのアウトプットにカウントされないということですね。そうすると、弁護士さんなどサービス部門の生産性には影響しないというのはわかりました。

社会全体としても、賠償金が増えても、賠償金を支払った被告は費用増、インプット増で生産性低下だが、賠償金を受け取った原告はアウトプット増で生産性上昇、結局、生産性には影響しないということですか。なんとなくわかる気がします。ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/31 12:44

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