プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

切削油の販売をしています。

顧客からの要望で、植物油ベースの切削油に混入した潤滑油(鉱物油)の量を調べたく、
簡単に植物油と鉱物油を分離・定量できる方法を探しています。
分析装置の購入は難しいので、ちょっとした実験器具でできる方法はないでしょうか?
定量は大まかでも結構です。

これまで考えたのは、
(1)フロリジルカラムを使う
(参考:JIS K 0102の付属、ノルマルヘキサン抽出物質)
問題点:会社にある秤が0.1g単位までしか測定できず、
    カラムの分離量と合わない。
(2)薄層クロマトグラフィ
疑問点:鉱物油と植物油は分離可能か?
    溶媒は何を使えばいいのか?
    大まかでもいいので定量ができるのか?    です。

何かアドバイス頂けたら幸いです。

A 回答 (2件)

普通はガスクロの出番ですが、薄層クロマトでやりましょう。


プレートを作るのも面倒なのでメルクの既製品を買いましょう。
長さは10mmもあれば良いです。
展開溶媒はペンタンかシクロヘキサンを使いましょう。
植物油脂の方がほんの少し極性があるのでRf値が小さくなるはずです。
シリカゲルの薄層だけでなくアルミナの薄層も売っているので試してみて下さい。
アルミ板に敷いてある奴が使いやすいです。切るときは裏からカッター(特にロールカッターで)で金尺を当てて切ると切りやすいです。
絶対表から切ってはいけません。薄層が剥がれます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

薄層クロマトの場合、染色等は必要なのでしょうか?それとも、
植物油・鉱物油の元々の色で判別できるものなのでしょうか?

それと、薄層クロマトから定量はできますか?

知識が少なく、質問ばかりですが、アドバイス頂けると幸いです。

お礼日時:2009/09/01 15:37

鉱物油は炭化水素油として


アルカリでケン化分解すれば、
植物油は脂肪酸とグリセリンに分解されます。
グリセリンは、水溶性なので分液ロートを使えば分離できます。
後は重量で含有量を計算できます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

回答頂いた方法は、
植物油+鉱物油+アルカリ溶液(NaOH水溶液など?)→
グリセリン(水層)+脂肪酸塩(水層)+鉱物油(油層)
という理解で正しいのでしょうか?

質問内容の情報不足だったのですが、
質問内容の切削油は、植物油と非イオン界面活性剤が主成分で、
使用時に水に溶かして(乳化させて)使用するタイプのものです。
そこに、鉱物油が混入すると、界面活性剤が含まれているので
懸濁してしまい、混入量が分かりません。

ご回答頂いた方法だと難しそうですが、どうでしょうか?

お礼日時:2009/09/01 15:30

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