プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

はじめて質問します。
勤め先に毎年ツバメがやってきては、巣をかけます。しかしカラスに狙われやすく、これまで巣立ちまでこぎつけたことはありません。今年初めて一羽だけ巣立ちました。この経過を見ていて思ったことがいろいろあります。
(1)巣が完成してどのくらいで卵を産むのか?それまでに巣が壊されてしまった場合はお腹の中の卵はどうなるのか?卵はあるとき突然できる訳ではないのでから、動き出した卵巣は休むのか?
(2)巣の大きさと卵の数・巣立つ雛の数は相関があるのか?今年は3羽孵って一羽巣立ちました。もし3羽無事だったとしても、巣に入りきらなかったのでは。
(3)カラスを防ぐ手を打つのは、巣が出来てからでも親は巣や雛をあきらめたりはしないのか?
ツバメに限らず動物の行動は不思議なことが多いです。
来年も来るのかなと、親について飛ぶ練習をしている雛を見て思っています。急がないと。北海道の夏はもうおわりだよツバメ君。

A 回答 (2件)

ツバメの専門家ではないので動物好きの学生の独り言だと思ってください…。



(1)巣の完成~産卵までの正確な時間はわかりませんが、巣を作っているな~と思うともう雛がピヨピヨ言っているというのはよく見かけるので、完成から産卵まで1週間もかからないのではないでしょうか(完全に私の憶測です)。
お腹の卵ですが、鶏の白色レグホンだと数日で卵黄が作られて(排卵と言います)、半日ちょっとで白身と殻が作られます。卵が1個できる時間はけっこう短いですよ。
排卵してしまわない限りは白身や殻はできず卵黄がついているだけなので、必要なければ黄身を分解してしまうようです。
卵巣(胚と黄身ができる※正確には黄身は肝臓由来ですが)と卵管(白身と膜と殻ができる)の退行と回復も早いです。条件が悪ければ3、4日もすれば卵巣はあっというまに小さくなって機能停止しますし、卵管も萎縮します。再び条件がよくなれば1週間もすればまた卵を産み始めます。


(2)相関無いとは言い切れませんが、それよりは巣のおかれた環境や親の子育てのうまさの方が影響が大きいのではないでしょうか(あくまで私の経験測ですが)。
哺乳類の話になってしまいますが、現在私が飼育しているトガリネズミでは、多く生んでも1匹も子供が育たない親もいれば、毎回2~3匹生んで(トガリネズミの平均はこれくらいです)、かなりの確率でみんな育て上げる親もいます。時々ですが子供の数が多すぎると競争が激しくなって全滅、ということもありますよ。
巣の大きさですが、よく5~6羽の子供がぎゅーぎゅーに入っているのを見ます。そのころには巣立ちが近いので少ししたら巣の外で餌をもらうようになるみたいですし。

(3)何度巣を壊されても数回は諦めずに作り直す親がいるところを見ると諦めは悪いようですね。去年の巣を再利用するあたり巣は何度も作りたいものではないようです。
場所探し、巣作り、産卵、育雛はそれぞれ労力がいりますから、諦めるより粘り続けるほうが得だと親鳥が思い続ける限りは諦めないのでしょう。生態学でいう「コスト」というやつです。諦めるか粘るかどっちがコストがかかるかツバメたちなりに天秤にかけているのでしょう。
基準がどれくらいかは調べてみないとわかりませんが。

動物は不思議ですよね。私はそこが楽しくてやめられないです。
ツバメさん、元気に巣立って来年も来てくれるといいですね。
長々と失礼しました。
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簡単な(2)だけで恐縮ですが,一言。


1つの巣で5~6羽のひなを巣立たせるカップルはざらにいますよ。
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