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OSI参照モデルのことについていくつか質問があります。

OSI参照モデルでは7階層あり、上下の階層間にはデータの受け渡しに関する定義があって、これに基づく受け渡しを行う限りは各階層にどのようなプロトコルを用いてもかまわない、とあるのですがこの「データの受け渡しに関する定義」とは具体的にどのようなことなのでしょうか?

また、第四層のトランスポート層では、第3層までの機能を補完して仮想的通信路を形成する、とあるのですがこの「仮想的通信路」とはどのようなものなのでしょうか?

最後に、OSI参照モデルの第1~第4層までの下位層では効率のよいデータ転送を行うことを目的とする、と書いてあったのですがこの「効率のよい」とはどのようなことを総称して効率がよいとしているのでしょうか?


ずっと調べていたのですがなかなか良い答えが見つからなかったのでよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

>「データの受け渡しに関する定義」


各プロトコルのインターフェイスがオープンで明確に決まっているということだと思います
インターフェイスさえキッチリ押さえてあれば、このプロトコルが下位層でどんなプロトコルを使用して、通信を実現していようとも上位層には影響を与えないでしょう
つまり、上位層から下位層を見ても、下位層から上位層みても各層をブラックボックスで考えることが出来るため、
>各階層にどのようなプロトコルを用いてもかまわない
と言えますね

>また、第四層のトランスポート層では、第3層までの機能を補完して仮想的通信路を形成する、とあるのですがこの「仮想的通信路」とはどのようなものなのでしょうか?
プロセス同士の通信が、仮想の専用線で通信されているかのように利用できるということ
つまり、ケーブルは1本しかないのに、他のプロセスの通信を妨げず、また妨げられず、さらに他の通信が発生していることも意識させない、仮想の専用線てことだと認識しています

>「効率のよい」とはどのようなことを総称して効率がよいとしているのでしょうか?
たとえば人が電話を使用して話中の場合、電話回線を占有していて、
ほかの人から電話がかかってきても通話できませんよね?
さらに、通話中に保留をした場合、本来の通話が中断しているにもかかわらず、他の通話(人)に回線を明け渡せず非効率な通信をしていますよね(キャッチホンはここでは忘れてください)

ここでコンピュータ同士の通信に置き換えて話ます
もしホスト間でセッション確立中(上記の話中)にもかかわらず、データ送受信が発生していない場合(上記の保留中)、他のコンピュータに回線を明け渡すことができれば、回線使用効率が上がりますよね
これを実現しているのが4層以下のパケットやフレームといったデータの塊を使用した送信方式(パケット交換方式)です

あと、「エラー訂正」、「順不同で到着するパケットから送信データを再構築」、「TCPでACKを待たずに連続してパケットを送信する手順」等も効率を上げる方法として実装されていますね
これらの技術を使用することで、回線占有の方式より「効率のよい」通信を実現しています
よって「これらの技術」がご質問の「総称」といえますね

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/OSI%E5%8F%82%E7%85% …
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この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/07 18:20

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