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クラッシュ症候群の治療には血液透析をすると聞きました。
しかし、透析をしたらそれから一生透析をし続けなければいけないんですよね。
それが嫌な場合は壊死した部分を切断するしかないのでしょうか。

A 回答 (2件)

一般的に一生透析を行わなければならないのは慢性腎不全の場合です。


すなわち各種の原因疾患(最近は糖尿病が透析導入原因の1位です。)で腎臓が慢性的に傷害され透析をしないと命に危険があると判断されて透析導入となります。
クラッシュシンドロームは事故などで急に筋肉が壊れ、その崩壊した産物が腎臓に負担をかけて急性腎不全を起こします。急性腎不全はその原因を治療し、一時的に透析で腎の負担を肩代わりすると機能がもどることもあります。クラッシュの時の透析も筋崩壊などで生じた負担をを透析で肩代わりして、腎機能を残すために行います。治療が奏功して透析から離脱されるケースもありますし、残念ながら腎不全が慢性化しそのまま維持透析(一生続ける)をしなければいけないケースもあります。
透析に関して言うと一生透析になるかどうかは結果次第です。
壊死部分の切断は、再建出来るかどうか、残した場合の全身への影響を考慮して行われると考えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
”戻ることもある”のですか。糖尿病の話で透析をしたら腎臓の機能が完全に駄目になると聞いたのですけど、
それとは少し違うのですかね。50:50ってとこでしょうか。
とりあえず壊死はかなり危険な状態と知って驚きました。

お礼日時:2009/09/09 10:20

>糖尿病の話で透析をしたら腎臓の機能が完全に駄目になると聞いたのですけど



少し気になる表現です。
透析すると残った腎機能がなくなるので絶対に受けないという慢性腎不全の方が時々いらっしゃるもので・・・。
腎機能といっても複雑で非常に多岐にわたる仕事をしてくれています。慢性腎不全の保存期(透析をせず薬物や食事慮法で透析導入を少しでも遅らせる時期)を出来るだけ長くするように努め、それでも透析導入したほうが良いので透析を行います。あくまで透析をしないと生命に危険がある、または著しく生活の質が低下する場合に維持透析を施行します。例えば導入時には水分としての尿(透析をするのだから尿中に十分毒素を濾しきれないので血中の毒素が上がっているのは前提です。水分を出す機能と毒素を水分に濾す機能は完全に平衡しません。)が出ていた人が透析をしているうちに尿量が減ると”透析によって機能が完全にだめになった。”と思われる方も居ます。
それはあくまで透析により救命できているから起こりえることで、透析せずに死亡してしまえば腎機能が完全に廃絶するも何もあったものではないです。もちろんこのこともよく納得されて透析を受けずに一生を終えられる方もいらっしゃいますが。

クラッシュからの透析離脱の可否は元々の腎機能、受けた障害の大きさ、治療開始までの時間などで決まります。交通事故で救命できる、出来ないと似た感じです。(交通事故でも元々が元気な方か病弱な方か、どの程度の損傷があったか、病院にすぐに搬送されたか等で命が助かるかどうか決まるのと同様です。)
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この回答へのお礼

再び回答ありがとうございます。
あー別に透析を悪く言っていたのではなくて、例えば片腕が壊死したのなら、
一生行う可能性がある透析より、切断を選んだ方がいいのかも?と考えてました。
しかし、切断しなければならない状態は透析をしなければならない状態より重症な気がしますが。

軽症にはいる状況なら透析離脱できる可能性が高いのですか。

お礼日時:2009/09/10 08:18

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