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UV対策が必須になってきました。
ふと思ったのですが、化粧品や日焼け止めに使用されているUVカット成分は、どんな風にUVを肌に届かないようにしているのですか?ある日焼け止めクリームでは、酸化チタンという粉末によりUVを反射させているとか。しかしこの酸化チタンの光触媒反応によるお肌への影響はないのでしょうか。回答お願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。


化学的な解答は、今までの方達で十分だと思うのですが、肌の弱い一女性として一言。
私もかつて有機化学を学んでいた身として、UV吸収系の日焼け止めは避け、チタニアを用いているクリームのみを使用したのですが、結果は「赤みがさしてかゆい」でした。赤くなった程度としては、ちょうどお酒を少し飲んだ感じです。
いろいろな会社から出ているものを試して、すべて同じ症状でしたので、多分、ある種の皮膚の持ち主には、やはりチタニアは何らかの影響が出るのだと思います。
今では、紫外線カット系の化粧品はすべて避けています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。いづれの紫外線カットの化粧品も人によりけりなんですね。
さらに質問ですが、UV吸収剤はいったんUVを吸収したらどうなるのですか?そのまま吸収したままだとUVカット能を発揮しないような気が・・・また、UVを再放出するようなことはあるのでしょうか?

お礼日時:2003/04/21 16:33

> UV吸収剤はいったんUVを吸収したらどうなるのですか?



ほとんどは分子の振動運動などになり,つまり熱的に失活します。

> UVを再放出するような ことはあるのでしょうか?

これは蛍光および燐光という現象ですね。このような発光の制御は,分子設計である程度可能です。UV吸収剤の場合,発光が少なくなるように分子設計されていると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。かゆいところまで手が届きました!

お礼日時:2003/04/21 20:15

二酸化チタンには,空間群の異なる三種類の結晶(アナターゼ,ルチル,ブルッカイト)が存在します。


このうち,光散乱剤や白色顔料に用いられるものはルチルであり,このルチルの光触媒活性は差ほど大きくありません。一方,光触媒分解や超親水化が強く起こる酸化チタンはアナターゼです。

なお,UV カットを目的とした化粧品の場合,酸化チタンなどの光散乱剤だけでなく,光吸収剤も用いられます。例えばトリアゾール誘導体などの有機化合物が用いられますが,お肌への影響といえば,こちらの方が悪いかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。光触媒活性が低い結晶構造の酸化チタンが使用されているということですね。

お礼日時:2003/04/21 16:25

二酸化チタン光触媒の活性酸素は表面にのみ存在し、寿命が非常に短く、空気中に浮遊して人体に害を及ぼすということはありません。

また、二酸化チタン表面の活性酸素も低濃度で、分子レベルで有機物を分解するにとどまり、人体には無害です。
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この回答へのお礼

回答あるがとうございます。よく理解できました。

お礼日時:2003/04/21 16:23

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