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映画「20世紀少年 第2章」で、オーロラビジョンが、ビルだけでなく飛行船からも映し出されている描写があります。

どこかで見たシーンだと思ったら、ULTRASEVEN X(ウルトラセブンX)の都市描写とそっくりだということに気づきました。
これだけ酷似しているからには、何か共通点があると思うのですが、手がかりが見つかりません。

私自身は、美術的にルーツとなる作品があって、それぞれ、オマージュとしてマネしたのではないかと勝手に想像しているのですが。

A 回答 (4件)

>しかし、本当に「ブレードランナー」がルーツだと断定できますか?



そう云う厳密な答えを求めておられるのなら、関係者に直接聞くしかないでしょうが、あのデザインをした本人が、「ブレラン」をパクりましたと正直に言うでしょうか?

>業界では、あの世界観を作った人は、今でも神扱いされているということなんでしょうか?

神扱いされているかどうかは知りませんが、某有名漫画家が、アシスタントへの背景の指定に「ブレラン風に」などと但し書きをしていた資料を何かで見た記憶もありますし、SF好きなら、たいてい誰もが知っている「有名なイメージ」なので、関係者間の意思伝達する際に都合が良い「共通認識イメージ」の一つと云う事でしょう。

例えば、「2001年宇宙の旅」のディスカバリー号みたいなシルエットを、ちょっとアレンジして…とか、「SW」のライトセーバーみたいなイメージの武器で…とか、SF映画ファン同士だと伝わりやすいですが、これが、マニアですら知らないような超マイナーな作品では、そう云う訳にはいかなくなるでしょう?

大きな広告画面が出て来ると云うだけなら、例えば、東映動画の「空飛ぶゆうれい船」(1969)などにも、「ボアジュース」の宣伝が流れるシーンが何度も登場しますし、未来都市のイメージ自体は、「メトロポリス」(1926)の時代から、実写でもアニメでも良く登場しますが、飛行船+巨大画面となると「ブレラン」の「ブリンプ(広告飛行船)」以外に思いつきません。

http://www.st.rim.or.jp/~kimu/br/blimp.html

そもそも、平面的なスクリーン映像が空中を動いている様を表現するには、アニメであろうと実写であろうと難しいので、着想自体はあったとしても、昔の技術ではなかなか実現出来なかったからだと思います。

また、それを表現するには、それなりの予算が必要ですから、未知の低予算映画に登場していた…と云う事も考え難い。

ひょっとすると、古いTVアニメ辺りに原点がある可能性はありますが、SF映画には昔から世界中にマニアがいますから、「ブレラン」でスクリーン付き飛行船が登場して来た時、それに前例があるのなら、誰かが指摘して、その噂は他のSFファンにも伝わっていたはずですし,今、ネットで検索すれば、その答えが簡単に見つかるはずです。

「ブレラン」では確か、CM畑出身だったリドリー・スコット監督が、「未来都市には、巨大広告があふれているに違いない」と着想したものを、SFXを担当したダグラス・トランブルがビジュアル化したもので、スクリーンのイメージは、当時普及し始めた「光学繊維」を使用して、それに映像を透過させていたと思います。(タイレル・ピラミッドビルのミニチュアの小さな窓は、銅板をエッチングの要領で腐食させて開けたもの)

この回答への補足

昨日借りてきた「ヤッターマン(実写版)」にも、飛行船ディスプレーが描写されていました。
「数え切れない」という域に達しているのを実感しました。

補足日時:2009/09/25 21:00
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この回答へのお礼

「直接聞くしかない」
・・・本当にそうでしょうか?
私が質問したきっかけは、具体的な事情を知っている人に名乗り出ていただきたいというものです。
過去に「そんなこと一般人にわかるわけないだろ」と思ったときも、実際に「とある雑誌で、スタッフが語っていました。」とか、固有名詞を出して明確に説明されていた問答を見かけたことがあったりしたからです。
たとえわずかな可能性でも、もしかしたら、インタビュー記事などを読破されるマニアの方とかがいて、事実を提供してもらえるかもしれないと思ったからこその質問だったわけです。
私の質問が、結果的に荒唐無稽だったことが、こうして皆さんからの回答をいただくことによってわかったにすぎません。(まだ完全に望みは捨てていませんが。)
頂きましたご回答は、なるほどと思える部分が多く、たいへん勉強になりました。しかし個人的な所感との域を出ていないようですので、心苦しいですが、そのように承ります。ありがとうございました。

> 今、ネットで検索すれば、その答えが簡単に見つかるはずです。
私には見つけられませんでした。一例として、何かURLを提示いただければ助かります。

お礼日時:2009/09/23 10:36

「サイバーパンク」の世界観の一つとして捉えていいと思いますよ。


小説、コミック、映画はその世界観に影響を受けているのがたくさんみられます。

1982年には「AKIRA」も「ブレードランナー」も産まれていますので、
その機運は70年代から徐々に出始めていたのでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4% …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
こういった絵柄の元祖を探すというのは、結局、時間軸を丹念に調べていくしかないのでしょうか?
そうなると、突き止めるのは不可能に近いような気もします。
みなさんのご意見からして、ブレードランナーで手を打とうと思いますが、100%しっくりきているわけではありません。

あと、サイバーパンクという言葉は知りませんでした。
そういえば、70年代連載開始の寺沢武一のコブラでも、異星のドヤ街のような世界観が描かれていた記憶があります。
(ただし、全般的にはスターウォーズのタッチが主流で、飛行船のオーロラビジョンが描かれていた記憶はありません。)

お礼日時:2009/09/22 20:34

リドリー・スコット監督「ブレードランナー」(1982)と云う作品をご存知ありませんか?



http://www.dvdrama.com/imagescrit/blade_runner_c …

結構有名な映画です。


巨大なスクリーンが付いていている飛行船や、壁面にエレベーターが付いているピラミッド型の巨大ビル(ともだちタワー)などのネタ元は、この作品ですよ。

美術面でこの作品の影響を受けた作品は、マンガやアニメ、特撮映画など、数えきれないくらい。

また、ともだちの姿が、始終、映像を通じて市民たちを監視しているかのように映し出されているのは、ジョージ・オーウェルの「1984年」と云うディストピア(反ユートピア)小説の「ビッグ・ブラザー」がヒントだと思います。
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この回答へのお礼

詳しいご説明、また、画像へのリンク説明ありがとうございます。
すいません私、実は、ブレードランナーを当時映画館で見ています。
ガンダムと同じで、時間が経てば経つほど評価が上がっていったことを今でも覚えています。
しかし、本当に「ブレードランナー」がルーツだと断定できますか?
逆に言えば、業界では、あの世界観を作った人は、今でも神扱いされているということなんでしょうか?

お礼日時:2009/09/22 20:15

ブレードランナー



にも同じようなものが出て来ます
年代的に考えて これが元ネタでしょう

実際ブレードランナー以降の未来描写は似たようなものばかりですが。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございました。
推測の域を出ない言い方に留まっておられるようですが、これは、「関係者の証言めいたことは無いけれども、状況証拠が揃っているから」ということが根拠になっているようですね。
その辺りが心配と言えば心配ですね。
雑誌などに、関係者のコメントが出ていないでしょうか?

お礼日時:2009/09/22 20:11

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