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 竹取物語のかぐや姫は、犯した罪が消える日まで地上に落とされていたそうですが、彼女の犯した罪って何だったのでしょうか。

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回答 (4件)

補足に対する回答です。

>>「罪」論については国文学界とかでは、よく議論されるので参照されては。
>国文学には、まったく知識がなく、何を参照したら良いかすらわかりません。参考になる書物を教えてください。

 ここで私が言った「罪」論とは、スサノオノミコト・源氏物語など貴種流離譚との関係といった、一般的な物語論についてですが、普通の図書館や本屋にはなかなか良い参考図書は無いのですが、竹取物語にも関連するものとしては、
  語られざるかぐやひめ : 昔話と竹取物語 / 高橋宣勝著. - 東京 : 大修館書店 , 1996.3.
あたりが、手に入りやすいかもしれません。最後のほうの章の「『竹取物語』と天人流謫譚」などが多少関係します。ただ、一般的な物語論の発想に慣れてないと意味不明かもしれません。

>共同体の性的タブー違反
>>どんなことが考えられるのでしょうか。教えてください。

 ekuboさんの想像で正しいと思います。
 そもそも何故、性的な罪と想像されるかというと、美女の罪として話になるのはそれくらい、という俗人的発想なのですが、それを学問的に精緻に論考されたのが、曽根誠一さんの「かぐや姫の贖罪の構造と方法」(『論集源氏物語とその前後1』新典社)で、これを参考にすると、
  (1)天界でかぐや姫が罪を犯したのは20代前半である。
   *まず、昇天する時、かぐや姫は「廿余年」である。
   *そして、かぐや姫が地上にいたのは、天界の時間で「かた時のほど」である。
  (2)かぐや姫は天界で高貴な地位にある。
   *天人が敬語を使っている。
  (2)かぐや姫の贖罪は、「不犯」によってなされる。
   *かぐや姫は求婚者を、自分は天界の人間だからと言って退ける。 →不犯が昇天の条件?
   *物語の後半に進むにつれ、かぐや姫は求婚者に心を動かし始める →この苦悩が贖罪?
   *難題を果たした求婚者や天皇に対しては絶体絶命の状況である  →それを克服するのが課題?
   (ただし、翁との別れなど非性的な「苦悩」も含めて贖罪である可能性はある。)
ということになります。
 だとすると、20代前半の高貴な女性が、苦悩しながら不犯を貫く、という贖罪に値するような罪を行うとしたら・・・。ちなみに、氏の論考では藤壺・女三宮・浮舟の密通年齢(?)も20代前半であることが指摘されています。
   


   

この回答へのお礼

 「語られざるかぐやひめ」が図書館にありました。さっそく、読んでみます。ありがとうございました。

 「罪」については「前世からの契り」に言及する場面とは別に、月からの使者が迎えに来たときの言葉の中に有ります。

 如何なる罪だったのかは書いてないので分かりようがないのですが、一般には共同体の秩序を破る罪だと考えられています。すなわち、日本古来の「罪」のとらえ方に従えば、「罪」とは共同体秩序の破壊であり(例えばスサノオノミコト)、「罪」という「穢れ」は共同体(月)から追放(地上へ)されせねばならず、それは「祓え」(地上でのしばらくの生活)によってあがなわれ消滅(月への帰還)します。竹取物語はこの日本古来の「罪」の構図に符合しているのです。
 「罪」論については国文学界とかでは、よく議論されるので参照されては。

 それでは、具体的には何の罪だったか、これは完全に想像になります。まあ、共同体の性的タブー違反と考えるのが自然でしょうかねえ。

この回答への補足

 ありがとうございます。

>「罪」論については国文学界とかでは、よく議論されるので参照されては。
 国文学には、まったく知識がなく、何を参照したら良いかすらわかりません。参
考になる書物を教えてください。

>共同体の性的タブー違反
 まったくの素人の私が想像できることは、
 (1)「不倫」。しかも、かぐや姫が尊い人の妻であるにも関わらず、という場合。(2)かぐや姫が巫女であった場合。(3)同母の兄妹、姉弟の結婚。こんな幼稚なことぐらいです。
 どんなことが考えられるのでしょうか。教えてください。

 

 


 

あたしも、古典の授業では「前世からの契り」ということを習った気がします。

ただ、解釈の一つとして犯した罪があるのだと思います。
ということは、その罪の内容にも当然たくさんの解釈があるわけですが、
あたしが知っているのは不義密通? 姦通罪?
とにかく男女間の関係上での罪でした。

昔むかしに、古典で習ったときには、「前世からの契りがあったので...」となっていました。何か罪を犯したとかではなかったと記憶しているのですが。、

で、調べてみましたが、
「己が身は、この国の人にもあらず。月の都人なり。それをなむ、むかしのちぎりありけるによりてなむ、この世界にはまうできたりける。いまは、かへるべきほどになりにければ、十五日にかのもとの国より、むかへに人々まうで来むとす。」
とありました。やっぱり、前世の契りでいいんだと思います。

でも、私も古典でなくおとぎばなしとして読んだとき、そんな風に聞いた気もします。

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