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対振り飛車戦で私は、船囲いを使うんですが左美濃(角の上、87の地点に王がいる形)は、どのような感覚で指すのでしょうか?なんとなく左美濃の場合王の回り金・銀がいないし王の頭は、弱い(たぶん)。船囲いの方がいいのでわと思ってます。左美濃と船囲いの違い(感覚的に)左美濃の良い所・悪いところなど分かりずらいと思いますがよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

左美濃の利点:


(1)横からの攻め(特にと金)には舟囲いより強い
(2)43銀型の振り飛車には固さ勝ちできる(寄せで57銀との一路の差が大きいことも少なくない)

欠点
(1)手数がかかる
(2)藤井システムに弱い

といったところでしょうか。

以下は余談ですが、左美濃の歴史を少し。
(1)左美濃の創始者は故松浦卓造八段。昭和20年代に原型が見られる。
(2)棒銀、37銀などの急戦では大山振り飛車を突破できず、アマ将棋にヒントを得たプロが40年台末頃から使い始めた。
上記の一路差から勝率も高く、ブームに。
(3)対抗上振り飛車は穴熊で対抗(西村九段、大内九段ら)。
(4)居飛車も田中寅彦九段のイビアナに活路を見出し、相穴熊の時代へ。
(5)藤井システムの登場で、居飛車側は容易にはイビアナ・左美濃に組めなくなり、ミレニアム時代へ。

とこんなところでしょうか。

なぜ歴史を持ち出したかといいますと、当然のことながら相手あっての戦法で、手数がかかる、上部が固いなどは所詮相対的です。また、戦法が相手の弱点をつきつつ進歩しているのもわかります。

そこでご提案ですが、もし急戦がお好きであれば、
「左美濃46銀戦法」
をお勧めします。
50年代に南九段らが採用されていました。

ポイントは87玉型の左美濃にしておいて、右側は25歩、36歩は早期についておき、機を見て46銀から35歩を狙います。

右翼での戦い方は基本的に舟囲いでの46銀型と同様ですが、角に銀のひもがついていないので、先方から角交換されての王手飛車の変化には注意してください。

左美濃で持久戦と思わせて突如急戦を仕掛けるのがポイントです。最近は藤井システムの成果で玉頭に皆注意が行きがちで、振り飛車側が手数計算をうっかりしているといともあっさりと2筋が破れたりします。

是非一度お試しください。
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相手が振り飛車の場合,穴熊に組んでくることが多いですね.そのとき,左美濃から銀冠に指す手順があります.銀冠は手数がかかりますが,敵穴熊の上部から猛烈なプレッシャーをかけられますね.



欠点は,角のコビンを狙われやすいこと,藤井システムに対して作戦負けしてしまうこと,などがあると思います.
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/4499 …

参考URL:http://www.kansai-shogi.com/senpou/hidarimino.htm
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私は時々左美濃に囲うことがあります。

左美濃は玉を8八に囲う場合と8七に囲う場合がありますが,船囲いに比べると玉が一筋端に寄っていますから,戦場から遠くなるという利点があります。
また8七に囲う狙いの一つは,振り飛車側の角筋をあらかじめ避けることにあります。その代わりやはり玉頭は薄くなりますから,金銀をできるだけ玉に近づけて囲いたいと思います。銀は7七と7八に,金は6七と6九に囲えるなら居飛車側としては不満がないのではないでしょうか。
私個人の感触としましては,玉の位置が高いので,飛車を持たれて横から攻められたときに,玉側の桂馬と香車にひもがついていなくて苦労しやすいかなと思います。
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この回答へのお礼

なるほど!戦場から遠ざかるは、利点ですね。考えた事がなかったです。わたしは、急戦派なので78に王・58金右ぐらいまでしか囲いません。これも感覚の問題なんですがどっちの方がいいんですかね?

お礼日時:2003/04/25 01:44

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