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山茶花の咲く季節になって来ましたが、我が家の一本の山茶花が気になっているので、教えて下さい。
白の八重咲き種で名を「朝倉」(園芸種でしょう)といいます。
蕾の先端は赤い為、赤い花?と思ったが、開けば白でした。
現象は、始めの数輪はよいのですが、以後蕾から開きません。
他の山茶花はガク片が開き、花弁がやがて開きいわゆる開花となるんですが、この白花種はガク片が硬いまま、中で成長出来ず、時期が来ると、蕾のまま落花します。
試みにガク片に刻みを入れたり、ガク片を取り去ったりしても駄目でして、かえって花にダメージを与える感じでした。
植えてある場所は北側に面し、日当たりはあまりよくありません。
但し、同場所の他の山茶花(早咲き八重の赤、遅咲きの八重・・寒椿?)は問題なく例年咲いてまして、白だけが残念です。
原因は何でしょうか?
肥料?、水?、それとも日照でしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

品種的に赤と較べると、強健種ではないのでしょうね。

北風等、寒さにも少し弱いのかも知れません。
生育環境をもっと整えてやらねば難しいのかも知れません。
日照としては半日陰でも構いませんが、1日に2~3時間は日光が当たる所。西日は避けた方がよろしいです。
日当たりの悪さは土の過湿にもつながり易いものです。それが根張りの悪さにもつながります。あと水溜りができるとかも良くないですね。
あとは土質でしょうか、水はけの悪い土では同じく根張りも悪くなります。
花を十分咲かせるだけのパワーがないことになりますが、その多くは根の張りの悪さから起因しています。
来年の3月あたりで植え場所を替えられるものならば、上記した日当たりの場所の方が良いでしょう。同時に植穴を大きめに掘り、バーク堆肥などを掘りあげた土に半分ぐらい混ぜ、根の張りが良くなるようにします。また深く植えつけないように注意します。
肥料は4月あたりで施しても構わないでしょう。(発酵済み油粕の玉肥やIB化成肥料などが使えます。)

植え替えが不可ならば、2月あたりで施す寒肥(骨粉入り生油粕)に上記したバーク堆肥を等量混ぜ、4~5箇所ぐらい穴を掘って与えます。
掘る位置は株の最大径の直下あたりです。少しでも土壌を改良して根張りを助けます。
また冬はバーク堆肥を株元周辺に厚さ数センチぐらい敷き詰め(マルチング)防寒に努めます。マルチングは春になれば取り払いますが、周辺の土にすき込んでもよろしいです。

追肥は花芽形成が始まる6月中旬あたりで行います。花芽分化時期で、まだ花芽が確認できるものではありませんが、花芽が秋に沢山付くように追肥してやります。
肥料はなんでも構いませんが、前述した玉肥やIB化成肥料を軽く穴を掘って埋め込んでもよろしいし、骨粉入り生油粕を寒肥の半量ぐらい施しても良いでしょう。施す位置は同じです。
毎年元気になれば追肥は速効性の粒状肥料(NPK=8:8:8)を株元周辺に軽く2握りほどばら撒いてもよろしい。9月あたりにもばら撒きます。

剪定は年に1回、6月中旬までには終わらせます。それ以降は花芽を切り落とす事になります。
水遣りは土の表面やマルチングが乾いたら施すぐらいで良いでしょう。過湿にするのも根腐れ等でよろしくありません。
http://www.mc-agri.co.jp/gijutu/ib_s1.html
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031800/PDF/ …
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原因として考えられる事は、日照不足や北風の影響だろうと思います。


寒さには強い方ではないので、冬場の北風が直に当たるような場所には
植えない方が無難です。また光線が十分に当たる場所の方が元気に生育
しますから、植え場所が良くないために樹勢を弱くさせているのだろう
と思いますね。今の状態を改善しない限り、蕾は多く付くものの開花を
しないで蕾のまま落下と言う事になります。
同じ場所の山茶花ですが、今は何の症状が無くても将来的に樹勢が弱く
なって来る可能性も無いとは言えません。

とりあえず冬から春にかけて、幹を中心として半径50cmから1m程度
の場所に6ヶ所ほど穴を掘って下さい。深さは30~40cm程度で十分
です。この穴に堀上げた土の半分に、バーク堆肥を混ぜて穴に入れて下
さい。入れ終えたら軽く踏んで、バーク堆肥を入れなかった土を穴に戻
して下さい。これを6ヶ所ほど行って下さい。
この方法は山茶花の根を元気にさせる事が目的で、樹勢の弱った山茶花
に新しい値を出させる事を目的とします。
出来れば他の山茶花にも、1本に対して3ヶ所ほど同じ作業を行って下
さい。
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「朝倉」=名花ですよね。

我が家にもあります
私は山茶花が大好きでたくさんの品種を集めていますが
中でもこの朝倉は花数を少なくして咲かせると大輪で
見惚れてしまうほど美しい花を咲かせます

ですが性質は気難しいようで我が家の朝倉も植えてから
花を付けるようになるまでずいぶんかかりました

一般的に山茶花は日陰の花と思われている方が多いようですが
違いますよ

山茶花は南側の日当たりのよい暖かい場所に植えないと花つきが
悪くなります

質問者様の「朝倉」が咲き始めは順調に開くのに
後の蕾が開かないというのは、

>植えてある場所は北側に面し、日当たりはあまりよくありません。

このような場所なので
一番花が咲く頃の季節は秋とはいえ、まだ気温も高く
太陽も少し高い位置にあるので、多少日差しが当たるのでしょうが

二番花の蕾が育ちきる頃には季節が進んで太陽の位置が
低くなり

日足が短くなる為に日照時間が不足し、そのために
日中の最高気温が、開花するだけの温度に達しないことが
原因ではないでしょうか

来年の植え替え時期が来たら先ほど申し上げましたように
南側の日当たりのよい場所に植え替えされることをお勧めします


>同場所の他の山茶花(早咲き八重の赤、遅咲きの八重・・寒椿?)は>問題なく例年咲いてまして

これらの品種はおそらく在来種の為に品種改良を重ねて生み出された
園芸品種(名花と言われる種類)より丈夫な性質なのでしょうが
それでも暖かい場所に植えれば今以上に花数を増やす事が
出来ると思います
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