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フルオーケストラやクラシックなどのコンサートで
(私が聞いた限りではヴァイオリンが入っているコンサートでは必ず?)
舞台に出て来てからメインのヴァイオリニストを筆頭に
音合わせをするのはなぜですか?

舞台に出る前に音合わせするのでは意味がないのでしょうか?
弦などは移動や時間の経過で調整が変わってしまうから?
なんとなくあの音合わせの長さが決まっているわけでもないし、
最初の曲の直前に行われるしで、興ざめしてしまうのです……。

コンサートを見るたびにいつも疑問に思っていたので、
理由がわかる方は教えていただけたら幸いです。

A 回答 (6件)

楽器はそのときの湿度や温度といった条件や


そのときの楽器の状態で音程が微妙に変化します
舞台に出る前に音合わせしてもかまいませんが
弦楽器だけでなく管楽器なども一緒に音合せしますし
大人数で行うので舞台上でするのでしょう
さらに直前に行うことによって
これから演奏を始めるという
モチベーションを高める意味もあるのでは無いでしょうか
さらに質問者の方は「興ざめ」とおっしゃいますが
私なんかはあの音合せが
演奏会の雰囲気を盛り上げ
いよいよ演奏が始まるという期待感で
わくわくします
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この回答へのお礼

そうですね、あのような大人数が一度に集まり、
かつ本番に一番近い時間でチューニングできるのはいつか……
と考えると、確かに演奏直前という答えになりますね。

あの音合わせによって期待感が膨らむという方も
いらっしゃるとは思っておりました。
私はわざわざ演奏の直前に行う理由がわからなかったため
「なんでわざわざ…」と思う気持ちもあり、興ざめに繋がっていたのかもしれません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 22:39

チューニングの理由は他の方の回答通りとして。


もう一つ、ホールを含め演奏する人や観賞する人達全てが音に影響を与えるはずで、会場に出てきてからのチューニングは意味があるでしょう。
さらに、会場全てが音と一体に成る為の呼吸合わせも大切です。
静かに入場した演奏者が、観客との意気合わせもなくいきなり演奏を始めるよりは、演奏者も観賞する人も呼吸を合わせるためのチューニングと捉えられれば、No2のchiizu2さんも言われる「いよいよ演奏が始まるという期待感」と取る人も多いでしょう。
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この回答へのお礼

そうか、実際に聞いてくれる観客が席に座った状態での会場の音の響きは、
リハーサルでいくら本ステージで練習しようとも本番でなければわからないですね。
考えておりませんでした。

それと、確かにあの音合わせは舞台上の演奏者だけでなく
その場にいる観衆にも「この音でこれからはじまるよ」という
合図や呼吸を合わせることにもなりえますね。
それも、全然考えておりませんでした。目から鱗です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 23:00

小中高学校で吹奏楽経験者ですが答えます。



弦楽器などはとくに、楽屋からの移動のあいだでも、チューニングが狂うことがあるとおもいます。

管楽器、木管楽器などでも、楽器に息をいれて、音が出ているときは、楽器があたたまり、吹かないときは、楽器が冷えます。そうなると、さっきチューニングしたばかりなのに、温度で、チューニングがちょっとくるうのです。

この全体でのチューニングがホールに響いたときに、どう反響するか。
楽屋では音が合っていても、ホールの反響での調整も必要です。
また、楽屋にみんなが一斉に入れる、広い楽屋も、あったりなかったりです。
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この回答へのお礼

私自身昔にピアノを習っていたり、ピアノの発表会を見ていたので、
それ以外の楽器がどれほど周りの環境の変化に敏感なのか
わかっていなかったようです。

ピアノだけの演奏会では舞台上で調律が行われているのを見たことなかったのに、
そこにヴァイオリンが一人加わっただけで直前のチューニングを行ったのを見て
疑問符ばかりが出て来たのだと思います。

つくづく楽器は敏感なものなのだとわかりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 22:56

あいにく弦は詳しくないですが、管楽器は温度や湿度の変化でかなりピッチが変わってしまいます。

なので、舞台に出てくる前のリハーサル室(あるいはそれ以外)のチューニングだけでは心許ないです。
勿論、たかだか数分で舞台の温度や湿度に楽器がすぐ馴染む訳でもないですし、数十秒のチューニングで完璧という訳でもないでしょうが、全くやらないよりははるかに効果はある、といったところでは。

あるいは、マウンドに立ったバッターが素振りするみたいな意味もあるかと思います。管楽器奏者は基本的に、音を鳴らしてから間が空けば空く程、調子が掴みにくくなり不安になります。なので舞台でも音を鳴らして、本番直前まで調子を掴んでいるのですね。


でも個人的にはやはりcroro_dashさん同様、(チューニングも含め)事前の楽器音は全く無しで、いきなりズバンと本番の音を聴きたいと思いますね。
どうしても嫌なら、その間だけ耳をふさいでみては?笑 本当に自分の音楽を追求するなら、それくらいはやってもいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大勢いればいるほど、ほんの少しのズレが結果的に大きなズレになりますもんね。
マウンドに立ったバッターが素振り・・・というのもなるほどです。
音を出して「このままの調子で曲に続けるぞ」ってことができるということですね。
わかりやすいご説明ありがとうございました。

コンサートのはじまりに「これはいつもこのタイミングでやってるけど
なぜだろう?」と思ったのをきっかけに、
PlayStation3の起動音もこの音合わせの音が使われているじゃないですか?(^^;
あれを聞いて「こんなとこでまで聞きたくないなあ」と感じてる自分に気づいたのでした。

お礼日時:2009/09/25 22:51

オーケストラでは、オーボエの”ラ”の音を基準としてその他の楽器が調整又は確認をして行きます。

これは、オーボエはその造り等の関係で管楽器の中でも最も楽器の温度の高まりが遅いので、コンサートホールの照明が当たっている間、オーボエの温度が高まのを待っていると言う側面があります。
形式的には、各々の楽器の同調、コンダクターが登場、演奏が始まる‥という流れに見えますが、本当の目的はオーボエのコンデションを中心に考えられていると言って良いと思います。
#1の方のご回答のように、現在のオーボエはかなり改良されているとは聞きますが‥。
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この回答へのお礼

オーボエを基準としているのは知りませんでした。
1stヴァイオリンの方が現れて、そのまま音合わせしているような場面を
何度か見たので、てっきりヴァイオリンに合わせているのかと…!
浅い知識ですみません。

こうして考えると、楽器がいつでも同じように音を出していると
思っていた自分の浅はかさが情けないです。
楽器は材質によって、温度、湿度でかなり音が左右されるものですよね。
大事なことを忘れていた気がします。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 22:43

良い音を出す為には、最終調整が必要みたいです。



>楽器のチューニングは楽屋で済ませてはいますが、照明などがかなり強いステージ上での温度や湿度の変化の影響を受けやすい楽器のピッチの微調整をするために行っているものです。
http://tuhan-shop.net/the%20orchestra/oke-tisiki …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

なるほど、確かにステージ上は照明が特殊な場所ですね…。
舞台裏で合わせてもいざ本番で音がおかしくなる可能性が充分にあるということですね。
「チューニング」という言葉が頭からすっぽり抜けてしまっていて
WEBでなんと検索してよいのやら困っていました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/25 22:34

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