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軍事独裁政権が続いた70~80年代は、それを打破しようと闘った「学生民主化運動」がもっとも盛んな時期でもあった。催涙弾のガスを涙を流しながら民主化のために闘った私達の先輩、同僚達、後輩たち。彼らが憤懣やるかたない思いを吐露しながら、一杯のマッコルリに希望を見出して未来の夢見たのが、当時のデポチプだ。その中でも伝統的なデポチプがあるという。

なぜか、「闘う」という言葉が気になりました。
あれ?確か、「戦う」という字もあったはず・・・・

辞書で調べたところ、意味が複数ありました。

多分・・・

この文章の中に書いてある「闘う」の意味は、思想や利害の対立する者どうしが自分の利益や要求の獲得のために争う。

独裁政権に不満を抱いた学生たちが立ち上がり、独裁政権をやめさせて、民主主義の社会、世の中にしたいから、軍隊と闘ったということなんでしょうかね?

A 回答 (3件)

「私達の先輩、同僚達、後輩たち」が、武器をもって軍事独裁政権と対立し、ゲリラ活動を展開しているのであれば「戦う」も可能ですが、実際には武器といっても相手に比べればおもちゃのようなものですし、一般的には「民主化」という自分たちの権利や利益を得るための闘争でしょうから、「闘う」でよいと思います。



「戦う」は、武力をもって争うこと、勝ち負けを争うことです。一方、「闘う」は、利益を守るために争うこと、困苦に負けないように努力することです。

「戦う」も「闘う」も、勝ち負けを争うことでは共通していますが、「戦う」は、武力をもって争うこと、優劣や勝敗を争うことに用いられます。用例としては「敵と戦う」、「独立のために戦う」、「選挙戦を戦う」、「言論の戦い」、「名誉をかけて戦う」などが挙げられます。

一方、「闘う」は、人と人が争う意味もありますが、それは勝ち負けより、むしろ利害の対立で利益を争うことに用いられます。用例としては「労使が闘う」、「領土返還の闘い」などが挙げられます。

また、「物事に対して自分を見失わないように努力すること」の意味で、比喩的に用いられるのは「闘う」の方です。用例としては、「貧困との闘い」、「自分との闘い」、「孤独との闘い」、「誘惑との闘い」などが挙げられます。「暑さ(寒さ)と闘う」のは、自然との闘いであり、相手の力に負けないように闘うことです。
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この回答へのお礼

戦うと闘うの解説とても分かりやすいです。

使い方も書いていただいてほんといありがとうございます。

比喩的に・・・?という使い方もあるんですね、勉強しときます。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/28 21:18

どちらも同じような意味ですが、どうしても区分して使用したいなら・・・・



『絶対勝つために戦うんだ』・・・のように、勝つ事を前提とした場合は『戦』を使います。
戦争 戦役 内乱 大戦 干戈(かんか)〈を交える〉 兵戈 剣戟(けんげき) 兵馬 兵乱 戦乱 攻防 戦闘 合戦 交戦 対戦 実戦 会戦 野戦 海戦 激戦 乱戦 混戦 決戦 争覇〈戦〉 死闘 ▽勝ち戦 戦勝 

『絶対負けられない闘いだ』・・のように、負けられない場合を闘うのは『闘』を使います。
病気と闘う 資本家と闘う 闘争 奮闘 力闘 敢闘 健闘 激闘 苦闘 
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この回答へのお礼

使い分けの区別を細かく書いていただいてありがとうございます。

参考にさせていただきます。

お礼日時:2009/09/28 20:40

「広辞苑[第六版]」を開きますと。



■直接武力を用いて争う場合、スポーツなど、広く一般には「戦」を用いる。

■利害の対立する者の争い、障害や困難に打ち勝とうと努めたりする場合は、多く「闘」を用いる。

このように記載されてます。

使い分けは「明確」とは言えませんが、ご質問文の内容から、私も「闘い」の方が相応しいような気が致します。
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この回答へのお礼

広辞苑には、そこまで詳しく書いてあるんですね~。

電子辞書だと、「戦う・闘う」が別々に分かれてないです。

「戦」と「闘」の解説ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/28 20:43

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