プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ふと疑問に思ったのですが、メジャーと国内プロとドラフトの関係ってどうなっているのですか。
例えば、アマチュアの選手がプロ選手を希望し、国内とメジャーと選択できる場合、プロ志望届けを提出したあと、10月29日のドラフト、さらにドラフト後はどのようになるのでしょう。
(つまるところ、花巻東の菊池雄星投手のことなのですが)
そして、何もかも決まるのはいつごろで、そのあとどうなるのですか。
菊池投手は高校を卒業するころ、つまり来年の3月はどのような位置にあるのでしょうか。
プロ野球は素人なので、子供に教えるように教えていただけるとありがたいです・・・
ちなみに、私は菊池投手がどこに行っても応援する派ですので、進路について反対or賛成の意見はここでは控えていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

No.4で回答したものです。


追加で記入はできないので、新しく書かせてもらいます。

>>「紳士協定は風前の灯」とはどういう意味ですか。
その記事を読んでいないのでわかりませんが、紳士協定がだいぶゆるくなってきていることは確かです。
以前はメジャー球団は日本のプロ野球機構に配慮して日本のアマチュア選手に声をかけることはありませんでした。
それが、徐々にドラフトにかからない選手ならば声をかけるに変わり、ドラフトにかかる選手にも声をかけだし、ついには去年のような事態になりました。
「菊池に日米20球団以上と面談」なんて記事もでてますが、ここでも日本プロ野球機構は面談止まりに対して、メジャーは条件提示までできるのでは?とも言われています。
こんな状態が続けば、いつの間にか紳士協定などなくなるのは当然ともいえます。
でも、そもそも紳士協定なんだから守らなければいけない義務はないんですが。

>>それと、強硬指名をする球団側の不利益とは、どんな事でしょう。
球団側の不利益は言うまでもなく、ドラ1の枠を使ったのに選手を獲得できないという不利益です。

>>そのリスクを冒してまで、菊池選手に「じゃあ入団します」と言わせる、確信とか自信の根拠はあるんですよね?
あったとしても、とれるとは限らないんです。
実際にドラフト上位で入団拒否を受けた例は多々あります。
有名なのは、江川、福留、内海とか、一番最近だと長野ですかね。
新垣の時には交渉失敗を苦に自殺者まで出ています。

>>「指名しないで下さい」とお願いしたにも関わらず強硬指名する球団が出たら、どちらかが諦めるまで、「来てくれ」「お断りします」が続くということですですよね(可能性だけ言えば3月31日まで)。
これは残念ながら違います。
仮に強硬指名した球団が諦めたとしても権利を放棄したり、他の球団に与えたりはできないので、3月31日まで他の球団には交渉権が無い状態が続きます。
それが一番の問題ともいえます。

>>その間、メジャー球団はその「紳士協定」のため、何もできることが無いのでしょうか。
紳士協定を破るしかないですね。
でも、もし実際にそのようなことが起きたら世論の流れとして「3月31日までメジャーと交渉できないのはおかしい」という雰囲気がでてきて、日本プロ野球機構としても交渉を容認するしかなくなると思います。
現時点で日本プロ野球機構とはなんら関係のない高校生を縛るのは、本来はおかしいなことですからね。
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この回答へのお礼

そうなんですか、そうだったんですか・・・・・
紳士協定のことも、初めてちゃんと知りました・・・

交渉権のある球団が諦めたら、選手も前へ進めるのかと思っていました。これは本当に不毛ではないでしょうか。

そして、「世論の流れとして・・」というのはとても納得いきます。
こうして見ると、いろいろなことが、「その時」になってから見えるというか、動きが出る感じですね。
去年、今年のこの状態から学んで、納得の行くドラフトへ変身して欲しいです。
(昔のドラフトの仕組みを聞くと、それに戻るのもなぁ・・・とも思いますが)

それにしても、本当にためになりました!
丁寧に回答してくださって・・・大切なお時間を割いていただいて、とても感謝しています。
ありがとうございます!

菊池選手が昨日、「たくさんの人に迷惑がかかるので、なるべく早く決めたい」と発言したときは、思わず吹きだしましたが、そのあと可哀想になりました。

もしメジャーへ行くのなら確かに「先駆け」なのでしょうが、行かなくてもある意味、ルール改正を迫られる状態を作った高校生として、先駆けかな・・・・と思います。

お礼日時:2009/10/06 20:57

これが正解とは言い切れませんが、回答しておきます。



本来「プロ志望届」とは、日本のプロ入りを志望する人が日本のドラフトにかかるための仕組みです。そしてドラフトで指名を受けた場合は、翌年の3月31日まで指名した球団の交渉権が有効になります。

米国から日本の選手をとる場合は以前はドラフトもなく、交渉期限もなく自由な状態でした。

さすがにこの状態はまずいということで、米国に行く際もプロ志望届が必要となり、以前のルールはそのまま残っている状態というのが現状です。
そのために「ドラフトで指名されると、翌年の3月31日まで日本の交渉権を得た球団としか交渉ができない」というルールが残ったままです。
つまり、指名されるとどのメジャーリーグ球団とも交渉ができません。
(メジャーリーグ球団も紳士協定によりNPBのルールを尊重しているためです。)

去年の田沢選手(現レッドソックス)がドラフトで指名しないでくれと要望を出したのはそういうわけです。
もし指名されたら4月1日までメジャーと交渉ができなくなり、その分だけ入団も遅れます。当然時期的にキャンプは参加できません。重要な一年目からキャンプに参加できないわけですから、1シーズン棒に振るといってもいいくらいです。

そんなことがあったにもかかわらず、まだ規約の改正は行われていません。
今年も菊池選手がもしメジャーに行くとしたら、同様の方法になると思います。
ただし、菊池選手は(こう書くと田沢選手に失礼ですが)田沢選手を遥かにしのぐ有望株なので強硬指名する球団がでてきても不思議ではありません。

まあ、そうなると双方にとっての不利益が大きいのでやめてほしいところですけどね。
この問題の一番の原因は規約の不備ですかね。
なぜ去年あんなことが起きたのに対策をとっていないんでしょうか?

来年の3月の菊池選手の立場は、事情によりますが、日本のプロ、メジャー、プロから指名されながら拒否している高校生のどれかでしょうね。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます!とても参考になりました。
ルールが中途半端なままなのですね。異例が起きたとき、とりあえず目先のことのみ回避できるようにしたけど根本的なことはそのまま、という感じですね。
随分お粗末というか・・・日本プロ球界も困っているんでしょうが・・。

良かったら教えて欲しいのですが、
菊池がメジャーを希望した場合です。
「指名しないで下さい」とお願いしたにも関わらず強硬指名する球団が出たら、どちらかが諦めるまで、「来てくれ」「お断りします」が続くということですですよね(可能性だけ言えば3月31日まで)。
その間、メジャー球団はその「紳士協定」のため、何もできることが無いのでしょうか。スポーツ新聞などで見かける「紳士協定は風前の灯」とはどういう意味ですか。

それと、強硬指名をする球団側の不利益とは、どんな事でしょう。そのリスクを冒してまで、菊池選手に「じゃあ入団します」と言わせる、確信とか自信の根拠はあるんですよね?

お礼日時:2009/10/04 22:28

最近できたので浸透していない制度ですが


菊池が日米を問わずプロ入りを希望する場合には、日本高野連に「プロ志望届」を提出しなければならないのでいずれにしてもメジャー志望の場合でも日本のドラフトにかけられてしまいます。
日本球団に指名をされなければそのままメジャー球団と交渉になりますが、日本球団に指名され拒否し渡米した場合、メジャー球団退団後に日本球界に入る際に何年か登録できないというペナルティがあります。

日本球界でドラフトにかかった場合、指名権獲得いた日本球団との交渉期限は1月31日までですがキャンプなどもありますからその頃までには日米いずれに行くにしても決まってると思います。

所属ですが日本球界の場合で、2月のキャンプから本格的にプロ野球選手として活動します。高校生でもありプロ野球選手でもあります。
(別の例でいえば高校生アイドルなどのようなものでしょうか?)

この回答への補足

回答、どうもありがとうございます。

最近できた制度ということですが、ドラフトのルール等がころころ変わっていると聞いたことがありますが、そのようなことでしょうかね・・・。
そして、国内であろうがメジャーであろうが、とにかくプロ志望届けは出さなければならない。と。だから佐々木監督が「とにかく志望届けを出してから--」と話しているのですね?
メジャー行きを決めた場合、それはドラフト当日には既に決断しているはずですよね。それでも当日はクジを引いて、拒否して、と手順を踏むのでしょうかね・・・。球団も本人も可哀想な気が・・というか不毛な気がしますが、規定だからしょうがないのですよね。

補足日時:2009/09/30 20:51
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この回答へのお礼

↑↑間違ってお礼なのに補足に入れてしましました

みなさんのとても丁寧な回答に、心からお礼申し上げます
知らないことばかりで、とても参考になりました、本当にありがとうございます

でも難しいシステムですね・・こうなってこうなる、というような単純な仕組みではないようですね。

回答者さんによって若干内容に差異があるようですが、とにかくは
 ★志望届けを出す→各球団の説明を聞く→進路を決める→29日公開ドラフト
ですよね。で、その後はメジャーと国内プロでは違ってきて、
◎メジャーの場合
 ★ドラフト当日、国内球団を断る又は指名しないでと前もってお願いしておく?→その後メジャー側が菊池と交渉?→所属決定後は普通の高校生→卒業→渡米して入団?
◎国内の場合
 ★ドラフトでクジが当たった球団が交渉→1月31日までに所属が決定→入団?→選手兼高校生の生活を送る→卒業→ほんとのプロ

こんな感じでしょうか・・・
初めて自分の頭の中が整理ついたような気がします。
ありがたいです。

お礼日時:2009/09/30 21:33

高校生や大学生はプロ志望届けを出した選手でないと、ドラフトで指名されることはありません。

もし、菊池選手がメジャーを志望するなら、手続きとしてプロ志望届けを出さないほうがスムーズにメジャーにいけるはずです。ちなみに今年の締め切りは10月15日ですから、この日までには進路がはっきりすると思われます。
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この回答へのお礼

回答、どうもありがとうございます。

そうか・・・!
どんどん志望届けが出ているのに、菊池がまだ出していないのはそういうことなのですね。でも花巻東の佐々木監督が「国体後に志望届けを出します」と新聞でもテレビでも言っているところを見ると、どうなのでしょう。出してしまったら引っ込められないですよね。
それとも、志望届けを出さないと球団の話を聞けないとか?そんなことはないんですよね。

お礼日時:2009/09/30 20:41

ドラフト指名は、指名権の獲得ですので


そこから、本人がその球団に行きたくないと言えば
その年にはプロ野球選手になれない。のかな。

メジャーに行く場合、日本のドラフトに掛かると色々と手続きが面倒なので
指名をしないよう『お願い』するという道を田沢が去年作ってしまいましたので
菊池もメジャー目指すなら、指名を拒絶することになるのでしょう。

卒業時には進路が決まった高校生というだけで
特に何かというのは無いですよ。卒業後に所属球団で練習参加するようですね。
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この回答へのお礼

さっそくの回答、どうもありがとうございます。
>メジャーに行く場合、日本のドラフトに掛かると色々と手続きが面倒なので
つまり、ドラフトにかけられないように(=指名しないでとお願い?)すれば、スムーズにことが運ぶシステムになっているのでしょうかね。
10月15日までに「メジャー行き」を本人が決断する形になるのでしょうか・・・・。すると29日は菊池抜きで公開ドラフトとなりますね。
そして、来年の3月までは普通の高校生なんですね。(普通?笑)

お礼日時:2009/09/30 20:31

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