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クローン人間が世界中で禁止されている理由を教えてください。

現状、体細胞を用いて作った正常な生き物を作ることができないため、
人の命を粗末にする恐れがあるというなら理解できます。
ただ、この禁止についてはこれ以外の理由でも、禁止になっているのでしょうか?

例えば、胚段階で一度数個に切り分け試験管の中で冷凍保存します。そして、20年おきに1人ずつ代理母に戻すと、同形質の人(クローン?)が誕生しそうですがどうなのでしょうか?

A 回答 (10件)

一つには、人の取替えパーツ用のクローンを作る恐れがあるということ。

拒否反応がない手足や臓器のストックとして。

技術には完全なものなどない、したがって自然発生や体外受精よりもはるかに高い確率で奇形ができてしまうという不完全な技術という段階を踏まなければ、自然発生に近い安全性の段階にまでのぼれない、しかしそこにいたるまでの不完全な技術で作られたクローン人は生まれてすぐ死ぬか一生病気のまま。この人の人権は? 将来のための捨石か?
また、責任は誰にあるか? 生活の面倒は誰が見るのか?

倫理・宗教面以外で問題となっているのはこの二つです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
とても具体的な話で良く分かりました。
ただ、法律的、技術的な話については、時間はかかると思いますが、iPS細胞等の研究が進めば克服されそうですね。現状、規制すべきなのは良く分かりました。
また、禁止の理由について、宗教的な理由が実はこれらよりも大きいのかもしれませんね。日本だと宗教というよりも、諸外国に協調する必要があるためかもしれませんが・・・

お礼日時:2009/10/03 10:58

しつこいようですが もう一度書きます。


不妊治療とは 生殖細胞 つまり精子と卵子を操作する医療です。
アナタの書いている顕微受精も精子と卵子による物です。
精子の動きが大変に弱くて卵子の中に自力で入れない 卵子の外膜が何らかの原因で破れず精子が中に入れない 時に使う手法です。
あくまでも精子と卵子の受精の手助けです。
クローン技術とは 精子も卵子も使わない 例えて言えば アナタの髪の毛の毛根から取り出した遺伝子を卵子の中の遺伝子と置き換えて アナタの遺伝情報だけを持った個体を造ろうと言う事です
わかりますか?
この違いが理解出来ないのなら 私の考えは~ などと書く前にクローン技術とは とか 不妊治療とは で少しは勉強をして下さい。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

こちらもしつこいようですが、それを知った上で書いております。
仰るように、胚が作られる過程は、太古の昔から行われてきた方法とは違いますが、母体に戻し従来通り母親から出産という事になるかと思います。
私の考えですが、遺伝情報がヒトであるなら、どの様な過程を辿って産まれたかによらず、人権もあるヒトであると思っています。
どうも、このあたりに、私と、613425さまとの考え方に相違があるように思います。
また、最新の体外受精では、卵子の核を若い方の核と入れ替え、その後、受精作業をする方法もアメリカでは行われたようです。このあたりを見ますと、どこまでが、手助けなのか良く分かりません。

結局のところ、613425さまは、遺伝情報はヒト同じでも、精子と卵子の結合以外から生まれた場合、ヒトではないと感じるため、規制すべきという考え方なのでしょうか?

お礼日時:2009/10/03 13:32

アナタの クローン についての認識に世の中の定義と大きな違いがあります。


受精卵を操作して人為的に双子(若しくはそれ以上)の受胎 出産を目指す
受精を補助する事により受胎をめざす
この二つは今も行われています。
しかし 誕生した個体はクローンとは呼びません。
今 禁止されているクローンとは 生殖細胞を使わずに 成熟した個体(大人の)体細胞(皮膚毛根血液など)のDNAを使い成熟した個体と同じ遺伝情報を持った個体を作り出す事をいいます。
アナタの言う試験管云々は極一般的な不妊治療でありクローン技術とは全く異質の者です。
前のかたが親切に情報元を提供されています。過去の話題となったニュースなども自力で検索してみて下さい。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

>不妊治療でありクローン技術とは全く異質の者
これは私の意見ですが、程度の問題であり全く異質とは思えません。技術的に誕生までの過程が異なるというのは存じております。それを理解した上で書き込んでおります。誕生した命が、ヒトのものであれば私はヒトだと思っております。また、 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/gakujutu/ … によりますと、「遺伝的には(遅れて誕生した)双子に当たるという」見方もあります。当然、生まれてくる赤ちゃんは親と同じ遺伝子を持っているだけで、人生を歩みます。

不妊治療をどこまで理解されているか分かりませんが、体外受精の中でも、より作為的な方法に顕微授精/卵細胞質内精子注入法(ICSI)があります。

太古の昔から繰り返し行われている方法からみると、十二分に異質だとは思いますが、日本では定着しつつあるように思います。

顕微授精を簡単に説明すると、精子卵子を体外に取り出し、奇形などの無い元気な精子を薬剤や臨床医等の判断により作為的に選び出し、その精子をガラス管ですくい上げ、卵子にガラス管を差し込み注入します。

お礼日時:2009/10/03 10:56

#6です。

もう一つ肝心なものを忘れておりました。

こちらが「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」です
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12HO146.html

ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

私も、先ほど教えていただいたリンクから、読んでおりますと、法案に関するページがあり、全く同じページを参照しておりました。

この法案の第一条によると、
「人の尊厳の保持、人の生命及び身体の安全の確保並びに社会秩序の維持(以下「人の尊厳の保持等」という。)に重大な影響を与える可能性があることにかんがみ(~略~)を禁止」
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12HO146.html
とあります。
また、成立までの過程を示したものによりますと、
http://nels.nii.ac.jp/els/110004632020.pdf?id=AR …
によりますと、大した議論も無く通過したようです。
どんな事態を想定して禁止になったのかハッキリと分かりません。

日本固有の意見ではなく、各国の事例が多く取り上げられていることも気になります。キリスト教系の国が反対する理由は非常に良く分かったのですが、日本の立場がハッキリしませんね。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&inlang=ja&n …

かなり、無理やりな要約ではありますが、ただ、キリスト教を信じず、仮に安全だと仮定すると、
人の尊厳の保持が最も重要な問題な様です。
また、議事録など読んでいますと、実際の所、人の尊厳の定義も曖昧というか、哲学的に答えが出ていない。というのが現状のようです。
答えが出ていないので、とりあえず、規制しているというのが現状のように感じました。

お礼日時:2009/10/03 11:08

>クローン人間が世界中で禁止されている理由を教えてください。



これについては、「禁止」にすべきだと考えている人たちも、人によって理由が違うでしょう。
そして、この場では個々人の意見を求めていらっしゃるようではないので、以下に資料を示します。

お役所仕事らしく、長大な議事録や資料からなっていますので、私のほうでは要約いたしません。ご自分でご覧になり、その理由をお探しください。

科学技術会議生命倫理委員会議事録 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kagaku/rinri …
(第1回) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kagaku/80618 …
(第10回) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kagaku/rinri …

クローンに関する有識者アンケート調査(総理府)平成10年8-9月
http://www8.cao.go.jp/survey/clone.html

なお、海外の事情も宗教観などの背景によって、国によって理由は違うでしょう。
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4です


アナタの質問は クローン人間が禁止されている理由について教えてください ですよね
4の書き込みはそれに対する私(現在の世界中の政府、宗教家、哲学者)の考え方です。
あなたなりにアナタの考え方があるのならここで議論を挑むよりもっと相応しい場所でやるべきです。
ついでに言えば アナタの考え方と同じような論理は既に色々な学者が主張しその都度否定されています。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
議論というよりも、容易に反論ができる理由なため書いているだけです。
私の書いた反論については、現状既に許されている状態(試験管ベイビーが想像以上に多い事を知らない人も多い様ですが・・・)ですので、回答いただいた理由が、クローン人間が禁止される理由にはならないと言っているだけです。

また、学者がクローンを反対していると言いますが、日本でも禁止になっておりますが、日本のどの学者がどういった理由で反対しているのでしょうか?
また、もっと適切な情報が得られる場がありましたらお手数ですが教えていただけないでしょうか?
宜しくお願い致します。

お礼日時:2009/10/02 22:32

仮に ヒトクローンが実現した として


アナタがそのクローンにより生まれたのだよ と言い渡されたらどうですか?
親と呼ぶべき人間は居ない 愛し合った二人が授かった命ではなく実験室の中で研究者の手によって無理やり作り出されたのだと知らされた時 アナタはそれを平常心で受けいれられますか?

この回答への補足

No.3の回答でも書きましたが、人工授精(所謂、試験管ベイビー)については、03年のデータですが、その年に生まれた赤ちゃんの、65人に1人は研究者?臨床医?の手によるものです。自然の状態では無理なため、無理やり作りだされたものです。
問題は、親や周りがどこまでその子供に愛情を注げるかではないかと思います。

補足日時:2009/10/02 22:03
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

それは単に、程度の問題だと思います。
アイデンテティ確立後であれば問題ないのではないでしょうか?

例えば、両親50%ずつのクローンだよと言われるのと、
100%のクローンだよと言われるだけの違いです。

私の場合、20才を過ぎて発見したのですが、血縁者だと思っていた人が、実はそうではなかった経験があるのですが、愛を持って育ててもらっていましたので一切何も感じることはありませんでした。むしろ、その時そうした選択をされた事で今があるわけですから嬉しく思っています。

また、血縁に意味があると思える場合、悪い方に転べばそうですが、親と同じ遺伝ですので、寧ろ、強い絆が生まれるのではないかと思います。

お礼日時:2009/10/02 22:00

 自然の摂理で自然に分化して双生児になるのと、人為的に「同じモノ」を作るのは、違うのではないだろうか。

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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

人為的という意味では、体外受精児(人工授精・試験管ベビー)が該当するかと思います。
日本のデータのみですが、
2003年ですと赤ちゃん65人に1人は人工授精により誕生しています。
もし、この技術が無ければ、存在しなかった命です。
6年も前の統計データですが、利用者は年々増加していますので、
ちなみに、2002年度では出生児の77人に1人だったと思います。

また、双生児の生まれる確率も自然の場合と比べ多いようです。

人工授精の話を出しましたので、ついでに、、、
同性愛者(ホモセクシャル)や産めない体の場合、自分と同じ形質の子供が持てる、クローン人間(技術的にまだ解決すべき問題が多く危険ですので現在だけ禁止というのは納得できます)は良い選択だと思うのですけどねぇ・・・

お礼日時:2009/10/02 21:48

ということは、やり方次第では、「不死身」の人が現れますね。

勿論現実的には、非人道的手段を駆使して、教育され、一定年齢で亡くなるのですが、組織的にそれを行なってしまったら、政治や宗教において、大きな影響がありそうですね。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
不死身には成りえないと思います。双生児が良い例ですが、遺伝情報は同じでも、1人1人は違う人ですので問題ないと思います。
ある意味、両親の50%ずつクローンが私たちだと思います。
100%ずつが、双生児やクローンだと思います。

お礼日時:2009/10/02 21:31

 同じ時代に自分と同じ遺伝子のヒトが、年齢違いだけで生きていた場合、犯罪の科学的捜査は根底から崩れますね。

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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
二卵性ではなく、一卵性の双生児の場合、クローン人間?(同一形質=遺伝情報が同一)だと思いますが、特に問題ないように思います。オービスなどではどちらが本当の犯人か分からなことがあるようですが、指紋などは違いますし、現状大きな問題にはなっていないように思います。

お礼日時:2009/10/02 21:23

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