アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ギターをやっております。

http://www.j-guitar.com/ha/sok/sok_16.html

こちらでトーナリティの説明を読んだのですが、よくわかりません。
要するにモードでの中心音がトーナリティになると書いてありますが、ではキーの概念とはなんでしょう?

もしこのサイトでのキーの概念が、「メジャースケールまたはマイナースケールのトニックの音である」という概念ならば意味はわかります。

しかし実際のセッションではブルースやロカビリー等の、メジャースケールをほぼ使わないジャンルでも、Key=Eとか、Aとかって言いますよね。

そうすると実質「現場では」同じ意味なのではないかと思うのですが、いかがでしょうか??

A 回答 (3件)

キーという用語は現在主に3種類の意味で使われていると考えられます。


1.「主音」または「中心音」の意味。
   いわゆる「キーCで」という指示など。
2.「音階」の意味。(ただし長音階・短音階のときのみ)
   「メジャーキー」「マイナーキー」
3.「音域」の意味。
   カラオケなどで「キーが高い」というとき。

もともと英語の"key"はラテン語の"clavis"やフランス語の"clef"の
訳で鍵盤の「鍵」を意味する言葉だったのが、やがてCやDなどの
「音名」を意味するようになり、いつの間にか「主音の音名」を表す
のに特化した言葉となりました。上の2や3はそこからさらに派生した
用法だと考えられます。
ですから、モードの曲(たとえばCドリアン)で「キーC」という表現
をするのは何ら問題ないと思います。もともと単に「音名」を表す
言葉だったわけですから。

一方「トーナリティ」は「主音または中心音が存在する性質」という
抽象的な意味であって、そのサイトにあるような「中心音」そのもの
を表す言葉ではないです。ですからモードだけではなく長調・短調も
もちろんトーナリティを持った音組織です。一方、中心音には
「センタートーン」とか「トーナルセンター(調性中心)」といった
言葉があります。

というわけで、キーとトーナリティーはやっぱり違う言葉です。
Cドリアンは「キーがCでモードがドリアンというトーナリティー」
であるといえます。

この回答への補足

みなさん遅れてごめんなさい。

>「トーナリティ」は「主音または中心音が存在する性質」という
抽象的な意味
>Cドリアンは「キーがCでモードがドリアンというトーナリティー」
であるといえます。

なるほど、ではモーダルインターチェンジってモードを曲の途中でかえることですよね?「ということはモーダルインターチェンジや転調があった場合にトーナリティが変わる」ってことでしょうか??

補足日時:2009/10/08 11:51
    • good
    • 1

トーナリティには広い意味と狭い意味がありますが・・・。


 中心音=トーナリティ
示してあるサイトのこの説明はちょっとどうかなと思います。
 『ド(C)』を中心音(トーナリティ)とした各“モード”
この説明も言いたいことは分かりますが、次のように書いた方がいいような気がします。
 トーナリティの中心音をドにした場合の各モード

キー=トニックの音
この意味では使っていないと思います。実際こうではないですし。

実際には「(キー)Gで」とか「Gドリアンで」という使い方をしますが、「トーナリティはGでモードはドリアン」という言い方はしないと思います。
    • good
    • 0

KeyinCにおいて、次のそれぞれルートをひとつずつずらしていった音階を教会旋法(チャーチモード)といいます。

スケールに対応するモードとテトラッドを並べて書きます。

ドレミファソラシド Cアイオニアン Cmaj7
レミファソラシドレ Dドリアン Dm7
ミファソラシドレミ Eフリジアン Em7
ファソラシドレミファ Fリディアン Fmaj7
ソラシドレミファ Gミクソリディアン G7
ラシドレミファソラ Aエオリアン Am7
シドレミファソラシ Bロクリアン Bm7-5

だからincの自然な長音階を使った曲ではCコードではCアイオニアン、Dm7ではDドリアンが使えますよ、と言います。それがテキストでは「トーナリティ」と言っているわけです。
つまり、どのモードも言ってしまえば「メジャースケールを置き換えただけ」なんですよ。だからこそ逆にどの音から始まるスケール(モード)かによってトーナリティーは変わってくるんですよね。

仰る通り実際の現場では、これをいちいち理論的に解析しながら演奏することはありません。モード奏法にしろ、その他の減音音階やコンディミ、全音音階にしろ、アドリブを作る手だては他にもいろいろありますし、これらの音階にとらわれないアウトスケールやクロマティックも現場では多用されます。

ただ、「キー」というのは楽譜に示された回帰すべきトニックだ、という点では質問者さんの解釈で間違いないと思いますが、トーナリティ、モードというのはもっと瞬間瞬間で流れていくフレーズの「調性」を感じろ、ということだと思います。

ですので、質問後段の部分では「キーAでいくよ」と3コードブルーズをやるときに、キーはAでベースラインはそれを基調に流れていくはずですが、メロディー楽器においては、必ずしも特定のスケールだけを使うわけではなく、コード進行やコードトーン、ベースラインなどに合わせてその時々でモードを選択せよ、と言うことです。ペンタ一発のアドリブであっても、キーAだからAマイナーペンタのみということはなく、通常DペンタもEペンタも使います。

だから、実質現場では同じ意味かと言われるとそれはやはり違うんですよ。キーはキーでその時の約束事ですが、モード、トーナリティは演奏の中で刻々と変化していきますから。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!