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いつもありがとうございます。

高槻のこずゑにありて頬白のさへづる(B)となりにけるかも

という短歌で、
1.(B)にはいる季節を書けという問題です。
答えでは、木のこづゑでことりがさえずることと「けるかも」から季節は春となっていました。
冬とか夏とは考えなかったのですが、秋ということでもいいかと思っ て答えに書いてある説明だけではよくわかりませんでした。

2.句切れがあるかどうかの問題です。
答えでは句切れはなしです。
わたしは最初は句切れなしかな、と思いましたが、また四句切れ(ってあるんですか??)なような気もしてきたので。
意味はなんとなくなのですが四句切れという考えだと、高槻のこずゑで頬白がさえづっているねぇ・・(B)になったんだね。。みたいに考えられる可能性はないですか?

答えだけ見てま、そうなんだ・・と思っておわるとまた間違えそうなので出来たら教えていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

(1)


このような季節感というのは、その物を知らなければどうしようもありません。
例えば、もしこれが「頬白」でなくて「鶯」だったらこの歌をどう感じますか?

 高槻のこずゑにありて鶯のさへづる(B)となりにけるかも

迷わず「春」と入れるのではないかと思います。
実は頬白も鶯と同じく、春になると独特の声でさえずるようになる鳥です。
聞く人が聞けば、それとわかります。
作者はもちろん頬白の鳴き声を知っていて、それを聞いて春を感じているのです。
また、例えのために鶯と置き換えましたが、本当はつながりの上で適当ではありません。
この頬白という鳥は、大抵、木の高い所で鳴くという特徴があり、「高槻のこずゑにありて」という
辺りからも、作者はこの鳥をよく知っていることがわかります。
「木のこづゑで『ことり』がさえずること」などという解説は、正直言って全くなっていないと思います。

しかし、実際に「頬白」の声を聞いたこともない人が、単に「頬白は春」と丸覚えして問題を解ける
ようになったからといって、本当に意味があるんだろうかという気はしますね。


(2)
「高槻のこずゑにありて頬白のさへづる。」「春となりにけるかも。」
ではないかということでしょうか。
ちょっと不自然だと思いますねぇ。 というか、ここだと四句の途中ですし。
四句切れというものはもちろんありますが、それは四句の後で切れるという意味です。
普通に「さへづる」までは「春」にかかっていると取った方がいいと思いますよ。

この回答への補足

昨日(今日ですね!)はありがとうございました。
お礼のところはもう使ってしまったのでここに書いてみました。

もしこれが「頬白」でなくて「鶯」だったらこの歌をどう感じますか?
って書いていただいていて、そのあと寝る時にうぐいすとうめの綺麗な色が何回もうかんできたので、うぐいす=早春という事以外にも色のイメージも関係あるかな・・と思いました。

「頬白」という鳥は知らなかったので、わたしの中では頬白からホオジロザメになって寒そうなさびしいイメージになってしまったのかも知れません。

教えていただいて色んなことに気が付いたので質問してよかったです。
ありがとうございました☆

補足日時:2009/10/09 18:20
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この回答へのお礼

とてもわかりやすかったです。
ありがとうございました☆

お礼日時:2009/10/09 01:03

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