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特定の機器でなく、一般的な質問としてですが、
少し古いAV機器の基板の裏をみるとベタベタして液漏れしたような
基板をよくみます。(コンデンサーの液漏れかと思っています)
このような状態になった基板というのは電気的、あるいは機能的には
ジャンク品になるのでしょうか?
または修理する側からいえば修理該当品の扱いとなるのでしょうか?

質問の視点を変えると、基板があのような状態になるのは経年変化
によるものでしょうがないのでしょうか?それとも使用方法や環境に
起因するものでしょうか?

回答は、基板の機能・動作との関係に重心をおいてお答えいただけると
幸いです。

A 回答 (7件)

使われていた環境、特に日本の様な気候では多湿時期と埃による障害の基。



必要によりエタノールで洗浄、拭取り等を行います。

回路によっては導電状態を起こす場合もあります。
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#3です。



>コンデンサーの上が開いているものや、実際足の取り付け部が
>下に盛り下がっているのがあったので液漏れと断定していました。

今回のご質問については、問題ない話だとは思いますが、このような事があるのを見た場合は、回路のジャンクを前提に取り扱った方が良いです。
回路や基板の絶縁上の耐性が保たれていて無難に済んでいるとも言えますが、そのままにして使うといずれ破損します。

また、現在の基板のベタつきやそれを最低限に抑える話しとしては、#5のお方の回答にある”ノンフラックス化”が進んでいる事は事実ですね。
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古い電子基板は、自動でハンダ付けする機械を通し際に、ブリッジ等のハンダ付け不良を防ぐために、液体状のフラックスをハンダ付け面全体に塗布します。

それをそのまま出荷するので、経年変化によりフラックスが湿気を帯びて「ベタベタ感」が増します。

最近の物は「ノンフラックス方式」に変化しており、そういった物は無くなってきています。

ハンダ付け面のベタつきに関しての機能・動作に関しては問題は有りません。
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この回答へのお礼

もともとそういうものが塗ってあるものがあるということですね。

お礼日時:2009/10/09 19:25

No.2の方とは反対ですが、昔は「ちゃんとした」処理をしていれば、フラックスは洗浄するのが常識でした。


しかし、洗浄にはフロンを使ったりしていたので、環境的な問題で何とか代替案を模索していたころ、洗浄しなくても、つまりそのままほっといても大丈夫なフラックスが、出来たのです。ですから、最近のものは無洗浄でベタベタしているのです。
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この回答へのお礼

素人判断でベタベタ=不良と思ってしまったようです。

お礼日時:2009/10/09 19:30

同等の基板開発歴5年程度の者です。



ベタついている原因は、パーツの液漏れなどではないと思います。
機器を長年使っていると室温の環境変化や、機器そのものの熱の作用が繰り返される事による空気中の水分や油分が基板上に付着して行くものと思います。また、半田付けの際のフラックスが原因である事もあるとも思います。
例えば代表的なタンタルコンデンサー等にしても、液漏れなど起これば基板の回路自体の電圧印加側(一般にプラス側)とグランド側(0v側など)がショートして破損するはずです。

機能面で言えば、それらのベタつき自体は不良ではなく、また機能面でジャンクでもないでしょう。ただ、印加電圧が高い条件ではショートを誘発する事にはなると思いますので、可能な限り洗浄液(フレオンやアセトンなど)で洗浄をする事が有効だと思います。
この手の洗浄液は、電子部品(IC・コンデンサ・抵抗などの部品)が実装されたままでも基板を洗う事が出来ます。

また、基板の表面には 『 レジスト 』 と呼ぶグリーンの膜がコーティングされている物が多く、それはご質問者様もよく見かけると思います。このようなレジストは回路パターン表面への防水や防塵などが目的で、温度としても200℃前後の高温を保証範囲とした耐久性もあり、今回のような湿度を伴う現象にも強い面を持っています。
そのような基板なら、さらに回路を守る能力が高いと思って良いです。

修理する面からも、この現象は修理対象ではないと思います。
ただし、本当にその基板や機器の現状よっては別の濡れの原因や現象が起こっている可能性も考えられる為、調べた上で対応は変わって来るとは思いますが‥。
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この回答へのお礼

液漏れに起因するものでないことが納得できました。
コンデンサーの上が開いているものや、実際足の取り付け部が下に盛り下がっているのがあったので液漏れと断定していました。

お礼日時:2009/10/09 19:32

実際の現場は知らないので参考までに。



量産品の基板は、ハンダ槽で一気にハンダ付けします。
事前作業で、基板へのハンダの食い付きを良くするためにフラックスを塗り、部品を接着します。
この基板を溶解したハンダ槽へ浸すことで、一気にハンダ付けされます。
(細かい工程はラインごとに違いますし、メーカーのノウハウなので、僕は知りません)

昔の基板は、フラックスが残っているものが多く、べたべたしますが、最近の基板は、ハンダ槽の後工程でしっかり洗浄されるので、非常にきれいです。
もちろん、精密さを要求されないものや、低価格品は、フラックス残りが見られます。
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この回答へのお礼

製品の基板(半田付け)がとてもきれいなのはそのような製造方法の
ためなのですね。

お礼日時:2009/10/09 19:34

裏面ということは部品の載ってない半田面のことでしょうか。

もしそうなら、コンデンサが液漏れしてその面には流れないでしょうし。無洗浄フラックスの跡かコーティングではないですかね?実際見てないので何とも言えませんが…。
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この回答へのお礼

すみません、べたついているのは半田面です。
たしかにコンデンサ側の足のところも濡れてはいましたが、
その液体が基板の全面に広がるのも変だと思えてきました。

お礼日時:2009/10/09 19:36

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