オタクという言葉について
近年では、オタクという言葉は電車男の影響もあってか、”一つのジャンルに没頭する人”ではなく”2次元のキャラクター(主に異性の)に没頭する人”という意味で用いられることの方が多くありませんか?
1988年、「おたく族」という言葉が生まれました。「族」付きです。インターネットがなく、「パソコン通信」をしていた人たちが、相手の年齢も性別も職業も分からないので2人称代名詞として「おたく」という言葉を使い始めたのです。ちなみに「やおい」という言葉もこの頃生まれました。「ヤマなし オチなし イミなし」です。
1990年代半ばから、「マニア」の別称で用いられるようになりました。一つのジャンルに没頭する、とか、細かい脇の情報にこだわるという意味では同じですが、「マニア」との違いは「学校や職場での社会生活上の人付き合いが下手」になり、宮崎事件以後(テレビドラマ「誰にもいえない」の昆虫マニア「冬彦さん」もあって)、「下手を通り越して社会生活を断ち切って趣味の世界に浸ってテレビドラマいる」と変化しました。
そして21世紀に入っての「萌え」です。いまや「パソコン通信」をする人など、ごくわずかなので、「よく分からない人たち」を分かるように簡単に定義したい、という、大昔からのこの国のなりゆきにより、「小中学生女の子が短いスカートをはいてパンツを見せている絵やスクール水着を着ているイラストを集めている、現実の世界では女性と交際したことのない独身のもてない男」という、限定された定義になってしまいました。ひとは、分かりやすいものを求めるあまり、自分の分かるようにもともとの定義を変えるのです。
ちなみに、今彼女のいない私はこの夏、近所の女子小学生を(頼まれて)連れてカルガモの親子のように自転車で市民プールに何度か行きました。それはそれで交通安全に気を配らなければいけないし、あいつらはわざわざ溺れ死ぬような遊びをするしで、楽しいもんじゃないですよ。親にアイス代をもらっていたので断れなかった。
・商業におけるターゲットとして見るために、特定の嗜好を持つ人々を集約する必要がある。
そのため、観測者が代表的だと考える「萌え」と呼ばれる嗜好を持つ人々を代表として集約、「オタク代表」としている。
・市場の分析において、「未知のものを既知とする」ために以下同文。
「オタク産業」などと呼ばれる場合は十中八九萌えキャラ関連商品の市場ですね。
実際のオタクは当初からもっとジャンルが細分化されている(というか細かな趣味嗜好の総称でしかない)ので
産業として一括する意味は微塵もないのですが。
PC自作派の私としては、一部マザーボードがキャラクターを作るのはともかく
まさかWindowsが萌え系のキャラをオフィシャルなキャラにするとは思えず
唖然としている昨今です。
マァ そんな気がするのも分からんではないなぁ
実際は 無線オタクもいるし、格闘技オタクも鉄道、バス、アイドル、映画オタクも昔からいるし、題材にした映画もあった「七人のオタク」ってやつ
その中でアニメや漫画が代表格になるのは アニメ、漫画、ゲーム、グッズ、コスプレと色々有機的に繋がるから 広告代理店のような方々にはわかりやすいんだろうと
商売として安直な気がするものがよくあるのもそんなところなのだろうと
鉄ちゃん、鉄子、歴女って何ですか。。。
鉄道オタクのことだと、女性の鉄道オタクのことだよ、とくに戦国・幕末歴史の表舞台にいた人々のオタクのことだよ。。。
という簡単な表現で「オタク」が使われて、
二次元オタクだけではないことを示すやりとりのような気がします。
逆ですよ。
二十数年前にこの言葉が出始めた頃はそのものズバリでアニメや漫画好きな人たちを指していました。
それが細分化され「アニメオタク」「パソコンオタク」などと云われるようになったのです。
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