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間質性肺炎におけるステロイド治療についてお尋ねします。
私の友人がかなり重篤な間質性肺炎になり、やむなくステロイド治療に切り替えました。
量としては25~30ミリの大量投与でした。
結果、たくさんの副作用を発症し、先日亡くなりました。
遺族から相談を受けたのですが、亡くなる一ヶ月くらい前からステロイド投与量を5ミリ程度に大幅に減らしたそうです。
私の記憶では、ステロイドの投与をやめるとか、大幅に減少させると症状が急激に悪化すると聞きましたが、これくらいの量の減少は医学的に問題はないのでしょうか?
専門家のご意見をお聞かせください。

A 回答 (2件)

文面から想像で書きます。

事実と異なるかもしれません。

肺線維症は間質性肺炎の7つの分類のうちの一つです。また薬剤性の間質性肺炎もあります。エクセグランは間質性肺炎をおこす可能性はあります。

薬剤性の間質性肺炎であれば、薬を中止しステロイドを使えば治ります。病態のメインは肺線維症であったと想像します。肺線維症は間質性肺炎の中でも予後が悪く、ステロイドも効きません。次第に肺が線維化し機能が低下していきます。酸素が必要となります。

きっかけはエクセグランによる薬剤性間質性肺炎であったかもしれませんが、肺線維症により病態は悪化し、ステロイド導入となったが効果は薄く、効果がないため維持量のみのステロイドを内服し、亡くなる直前に感染症の肺炎を併発しそれが原因で急性増悪した、という流れであれば十分にありえます。

肺線維症であれば治療法はほとんどなく、避けられない結果であったと思います。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
簡潔ですが、たいへんわかりやすい説明でした。
お世話になりました。

お礼日時:2009/10/16 14:07

呼吸器内科医です。


間質性肺炎であればほぼ唯一の治療がステロイドですので、そう診断されたのであれば最初からステロイドを導入したはずです。しかも25~30mgとなると少量とはいいませんが、さほど大量でもありません。重篤な間質性肺炎であれば少ないくらいです。

また、特発性間質性肺炎ならば発症から亡くなるまで少なくとも数年はかかります。ご友人は何歳くらいですか?

薬剤性や細菌感染、もしくは糖尿病などの基礎疾患はありませんでしたか?

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます。

いささか情報が不正確でした。
年齢は75歳です。
間質性肺炎の発症は約二年前です。
遺族の話ですと、きっかけはエクセグランではないかということです。
もともと糖尿病と肺繊維症(腺せん?でしょうか)の疾患はありましたが、
肺繊維症は発症していなかったようです。
エクセグランをなぜ服用したかというと、硬膜下血腫の術後、発作がおこ
ったための服用でした。退院後、しばらくして、大きな咳が断続的におこり、
呼吸器科を受診したところ、「間質性肺炎」と診断され、24時間酸素ボンベ
生活になりました。

その後、大学病院でエクセグランのアレルギー反応は検査で確認されましたが、
医師はなぜ「間質性肺炎」になったかはわからないと言ったそうです。
それは、最後に死亡診断書を書いた医師も同様でした。

発症当初は本人がステロイド治療を拒否しましたが、数ヶ月後、二年前の
年末に急性ぞうあく?になり、ステロイド治療になりました。そのときに
おそらく大量投与されたと思います。カルテがないので量は正確にわかりません。
症状が落ち着いてからは、毎日20mg投与でした。それが亡くなる約一ヶ月前に
5mgになりました。亡くなる二日前に急に容態が悪化し、意識不明になり、
そのまま死亡しました。

以上です。どうでしょうか?
お時間が許せば、再度のご回答をお願いいたします。

補足日時:2009/10/15 12:17
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