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タイトルどおりなのですが、もしアメリカが世界中に展開している全ての基地や軍事施設を閉鎖して全員国内に戻す、またアフガンなどに派遣している全ての兵士を帰還させた場合、その後の国際情勢はどのようになると考えられるでしょうか?

つまり1兵卒も国外にはいないし、また現地政府に対しても 「もう疲れたしカネも無いし、今後はアンタたちで好きなようにやって」 という事ですね。

アメリカが一切手を引くわけですから、イスラム諸国は全て平和になるでしょうか? サウジの米軍基地も閉鎖され、タリバンやアルカイダの連中も敵がいなくなったという事でテロ活動は中止?

「そして世界は平和になった!」 と言えるでしょうか?

ただ、核兵器を所有していると伝えられるイスラエルが孤立して中東戦争が再開されるかも知れませんが、同じく核兵器を所有(?)しているイランやパキスタンが戦争に参加し、あの地域は核に汚染される事になるでしょうが、いずれにしてもどちらかの全面勝利になるわけだし、結果として平和が戻る事に?

またアメリカが引っ込んだおかげで、今度はロシアと中国の関係が ・・・

アメリカが引っ込んだ方が平和な世界になるのか、その逆なのか、多方面から教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

米国の近未来的な予定としては、正にその通りにする、のだそうです。

予定として。
つまり米軍は海外の大大部分の基地から撤収し、米国国内に陣を構える。と。

例外的にはテロ勢力に対抗するためという名目で、低度武装勢力攻撃目的の低武装部隊を各地に国際的支援を受けて派遣する、と。

現在でも極東では日本や韓国からも米軍は撤退方向ですし、総じて米軍の目的はソレ。

この為米国は過去において、近未来型戦力を形成するための技術革新を行なったor行なおうと試みた。
ま、私は素人なので詳しい説明は出来かねますし、軍事機密でもあるので。簡単に言えば、軍隊を長距離輸送・高速化・無人化・電子化して、有事の際には紛争地域に米国領土内から兵力を派遣する。紛争地域には本格的な部隊を置かない。

しかし本当の所は最早米国には全世界を覇権地域として維持する力が無くなったのです。国力の衰退と共に。
去年も金融危機があったりして米国国力の衰退が誰の目にも見えましたが、米国自身、自国の国力低減を先読みして、世界に混乱を起こさぬよう、自国のプライドを維持できるよう、その両面をおもんぱかって手際よく撤収していくつもりだった。

米国の全世界からの撤収を悟られないように、「この撤退は米軍の装備近代化によるものである」とかなんとか、「米軍はSF的近代化を装備の面で完成しつつある」とか、「米軍再編である」とか…言い訳・謀略・騙し…諸々苦心して、世界各地の派遣をその地域の有力国に任せる、と。

本来ならここで極東の地域覇権国は日本が好ましかったが、日本人は平和ボケ人種なので日本本人が状況を悟っていない。
なので米国は仕方なく中国に派遣を譲り渡さざるを得なくなった。ところがコレに日本が怯えだして、北朝鮮危機を長引かせ拡大努力し、米軍引止めを図った。

金融危機もあったことだし、経済・軍事の両面で、ここで日本は中国と手を組むか、中国と半ば軍事的敵対関係を持ちつつ弱体化していく米軍を頼るか、二つに一つ。
後者でも20年は持つと思うけど。
だがドルも崩壊間近かだし、馬鹿鳩山のように「アジア共同体」という謀略を持って中国と協調路線を進めるのもアリ。
いずれにしても中国がソコに有るんだし、アイツラ消せないし。壊れるのを待っていてもいつ壊れるのかも分からんし。昔の日本だったら自国で壮大な軍備を形成し、米国弱体化を逆手に取ってソレナリに中国と組んで、3G体勢は望めたとは思う。

近未来予想の中国・日本連合体の1.5G体制でも、世界中から怯えられてるし。
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この回答へのお礼

有難うございました。
私の空想をもとに質問してみたのですが、意外にアメリカが実際にその方向に進んでいたのですね。驚きました。
考えるとアメリカはこの20年足らずの間に、湾岸戦争、アフガン、イラクと大きな戦争を3回しましたし、多くの米兵の命が失われたのですが、「じゃ、アメリカ国民自身、一体どれだけの幸福が得られたのか?」と考えた時、正直、一部の軍事産業関係者以外には否定的な答えしか見つかりません。
実際アメリカは、「正義だ、自由だ、人権だ!」と世界中に自分たちの価値観を押し付けてきたわけですが、本当にアメリカ国民にとって良かったのかどうか、疑問ですね。
多くの米兵の命と膨大な軍事予算を使って、一体、何が残ったのか、アメリカ人自身に検証してほしいものです。

お礼日時:2009/10/19 14:53

ユーラシア大陸の大国は核を持っているので、アメリカが撤退しても大国同士の戦争にはならないと思います。


ただ、大国間の裏での戦いが激化するので平和ではないと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、核を所有している国は戦争を起こさないので何とか平和を維持できるわけですね。
ただ小さな紛争が延々と続きそうですね。
でも核を使わないでトコトン好きなだけ戦わせれば、その内に自然に結果が出るでしょうし、そのあとに新しい平和がくるような気もします。

お礼日時:2009/10/19 15:02

突然?撤退って事でしょうか?そうなればあまりに複雑過ぎて


簡単には予測できないですね。パワーバランスが崩れまくりですから。
アメリカが撤退すると言うことはアメリカの影響力が著しく低下すると言うことです。
影響力が低下すると言うことは国力が落ちると言うことです。
諸外国への軍事力の関与抜が無くなればアメリカ自身がアメリカを支えられなくなる。
だって軍を置いてる代わりに得られていた利益をもアメリカが放棄するのですから
そうなればアメリカ経済は急速に収縮するでしょうしそれは同時に世界経済も
無茶苦茶になるって事です。また軍事的関与が無ければ今まで微妙な位置居た
弱小国はなぶり殺しにあい。領土紛争や資源紛争も起こりまさにカオスでしょう・・・。
そういう状況が長く続けば日本の領土も大幅に減らす事になるでしょし
世界中で多くの血が流れる結果になると思います。
そんな状態の行き着く先は再び何らかの形でバランスするとは思いますが
何年かかるのか、どいう世界が待ってるのか想像もつきません。
神のみぞ知る世界だと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、今のパワーバランスはアメリカが頑張っているからこそ、何とか保っているという事ですね。
ただ、もし私がアメリカ人なら、「何で我が国だけが多くの軍事力を世界中に展開して、また何年かごとに戦争を起こさなければいけないのか、そんなカネがあるのなら外国の事なんて放っておいて全て国内に回せ!」と主張するかも知れないなと感じました。
この20年の間にアメリカは3度の大きな戦争を起こし、多くの米兵の命と膨大な借金が残りましたが、一体あの戦争で何が残ったのか? 一体どんなメリットがアメリカ国民にあったのか? と考えると複雑な思いがします。

お礼日時:2009/10/19 14:59

>タリバンやアルカイダの連中も敵がいなくなったという事でテロ活動は中止?


は無いでしょう、原理主義のタリバンにとって自分たち以外の考え方は存在してはならないのです、アフガニスタンにあった石仏をわざわざ吹き飛ばしたのは何故?自分たちの存在以外認めない以上、キリスト教徒や仏教徒も敵です。彼らの闘いの日々に終わりはないでしょう。中国もロシアも基本は拡張主義です。自国領が少しでも増える行動をするので
中東で核戦争、アジアで核戦争の可能性はあります、アジアの核戦争の場合、死の灰は日本にも降るので日本にも甚大な被害があるでしょう。
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この回答へのお礼

早速のお答え、有難うございました。
なるほど、イスラム原理主義者たちはアメリカが撤退したとしても、今度は別の敵を見つけて延々と殺し合いを続けるという事なんですね。
となると、アメリカ云々というよりも、「イスラム原理主義者の存在が世界平和の天敵」という事になりそうですね。困ったものですね。

お礼日時:2009/10/16 16:18

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