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小泉純一郎氏の『頑張った人間が報われる世の中』を否定した日本国民は、「頑張った人間がバカを見る世の中」がいいのですか?
頑張る人間は悪人なのですか?

A 回答 (11件中1~10件)

頑張るとは本人の努力を指すものと思われますが、環境や素質がそれぞれ異なるということは、客観的にみると劣悪な環境や素質を持つ人と、そうではない人が同じ成果を受ける場合、本人の努力は劣悪な環境や素質を持つ人のほうが「頑張った人間」ということが出来ると考えます。



そうすると、経済的に心配することもなく育ち、迷うことなく高校や大学に進学し就職する人たちに、格別頑張ったという評価を与えることが出来るのかどうか。ご本人たちはそれなりに頑張ったと考えておられ、それは多分正しいことでしょうが、時代を経て努力したとか頑張ったの言葉つかいが少し変わったかと感じます。

平凡な環境や素質をもつ一般人がまじめに過ごしておれば、それなりの幸せを築くことが出来る社会の実現が民主主義社会の目的であると考えていますので、ここでは新自由主義と民主主義との相関性が問題であると考えます。

「市場原理主義の経済思想に基づく、小さな政府推進、均衡財政・福祉・および公共サービスの縮小、公営事業の民営化、経済の対外開放、規制緩和による競争促進、労働者保護廃止などをパッケージとした経済政策の体系。競争志向の合理的経済人の人間像、これらを正統化するための市場原理主義からなる、資本主義経済体制をいう。」

「小泉政権期において、小渕政権期に高止まりしていた実質実効為替レートを押し下げ、輸出の好調により、失業率・有効求人倍率[1]や中小企業倒産件数[2]は大幅に改善した。ただし、失業率・有効求人倍率が改善したとはいえ、その中身を見ると2000年(2月)から2009年(1-3月)までの10年間で、非正規雇用が1273万人から1699万人へと増加する一方、正規雇用は同時期に3630万人から3386万人と大幅に減少している。[8]また、企業が労働者に支払った給与の総額は1998年から2007年の10年間に22兆円も減少しており、労働者の平均給与は減少傾向が続いた。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA% …

上記政策により、一般のひとの普通の暮らしが破壊される側面が大きかったのではないかと考えます。

競争社会が望ましいというご指摘かと思いますが、競争社会を持続するためには国家の介入が必要です。若者に常に競争の機会を与え続けるためには、競争の成果を常に一代限りにする必要があります。また、本人以外の影響を極力排除しなければなりません。放置しておくと格差の固定した社会に移行し、競争がなくなり将来的には身分制社会ともなりかねません。

この点、今回の大きな政府の出現はある意味必然的であり、スタートラインを仕切りなおしにし、競争社会を継続させようとする一つの試みであると考えます。
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 頑張った本人が報われても周りの人が落ちぶれていったらそれは本当に報われたと言えるのでしょうか?お金だけではやはり人間は生きていけないんですよ。


 昨日の友は今日の敵。そんな事は日常茶飯事ですよ。そこで生き残っていけたとしてもあなたは本当に幸せになれますか?
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製造業しかり、非正規天国をいいことに無能な経営者が闊歩するようにもなりました。

刹那的で将来を見据えない経営者群には楽をさせてはなりませんね。知恵を絞り頑張る経営者を育ててほしいものです。
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>小泉純一郎氏の『頑張った人間が報われる世の中』を否定した日本国民は、「頑張った人間がバカを見る世の中」がいいのですか?


頑張る人間は悪人なのですか?

がんばった人が報われるのであれば、問題ありませんが、現実では、先祖ががんばった人、先祖がたまたま運が良かった人が報われる構図ができあがっています。
鳩山総理にしても、本人ががんばらなかっったとは言いませんが、先祖の遺産によるところがとても多いのが現実です。
また東大に行く人は、親の年収が一般の人よりかなり高い人しかいけなくなっています。
学生時代に進学塾や家庭教師について勉強でき、受験のテクニックを磨く人と、塾や家庭教師をつけられない親との間の差は、覿面です。
小泉氏の政策は、本人も二世議員ということもあり、本人が頑張らなくても先祖ががんばった人が、永久に報われ、一度貧困になった人は、子々孫々いかに努力しても報われることの無い世界を、ごまかして「頑張った人が報われる世界」といっただけのことです。
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がんばれない人、例えば障害を持った方などを否定したのも小泉さんです。

その関係の仕事に従事していますのですごく分かります。
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世の中には様々な考えを持つ人がいて、代表的なのは「競争こそ大事」と「平等こそ大事」という二つの考えです。


小泉首相の時代には「世の中は既得権益でがんじがらめになっているから、もっと競争社会にして活気ある社会にしていこう」ということで改革を進めていったのですが、リーマンショックの後で何十億も儲けている人に批判が集中し、広がりすぎた格差は是正していこうということになり、「貧困を克服し、平等な社会をめざしていこう」ということで日米で政権が交代しました。今はその流れの中で、一部で「頑張った人間が悪い」と言いだす人も出ていますが、それは転換期だから仕方ない面もあります。もう少しすればそんなことを言う人もいなくなると思います。
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努力とは実現に向けて力を出す事の意味ですよね。


頑張るとは辞典によれば【「我 (が) に張る」または「眼 (がん) 張る」の転という。「頑張る」は当て字】なので個人力の限界という意味と思います。

質問本文の頑張るという意味ならほとんどの人が経験しますがもともと
報われる事は在りません。たまにギャンブル的に成果を得る人はいます。
頑張る人は常に損をします。それを利用出来る人が楽をしているのです

元総理大臣閣下の小泉氏は 頑張る人を利用出来る人は楽をして良い と
の主張をしたのです。
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「頑張った人間が報われる世の中」というのは、



『頑張った人だけが』、報われる世の中ということであって、
『頑張れない人』とかは、報われないとこが問題なのかと…。

もちろん、『頑張れるのに頑張らない人』というのは、
私も嫌いだし、論外だとは思いますが…。


「頑張った人間がバカを見る世の中」
というのも、極端な気が…。^^;
そこまでしなくても、その中間ぐらいが、いいナ…。
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もっとも努力している人間は、ギャンブルをしている人間だよ。



そゆことw
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数時間で数億円儲けることができる人は、そこに至るまでに金融や経済、また数学などの高度な知識を学んだ人です。


それまでの学習が生きているわけであり、決して努力しなかったわけではありません。

……まあ、丁半バクチ感覚で一発当てるデイトレーダーもいるでしょうが、そういう人が長続きした話はあまり聞かないですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/20 12:18

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