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ミネルヴァのふくろうは夕闇迫るころ飛び立つ。の意味を教えてください

A 回答 (3件)

 「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」「ここがロードスだ、ここで飛べ」「ここに薔薇がある、ここで踊れ」など、数々の名文句に彩られた『法哲学』序文に見える言葉です。


 一応、「定訳」を載せます。
 「ミネルヴァの梟は暮れ染める黄昏を待って飛び立つ」。

 「ミネルヴァ」はギリシア神話に出てくる知恵と学問の女神、アテネのローマ名。「ふくろう」はその象徴。この場合「哲学の知」を意味しています。
 そして「黄昏」。これは、「現実がある一つの形成過程を終え、死につつあるとき」を指します。
 ということで、「ミネルヴァの梟は…」という言葉の意味は、「現実が一つの形成過程を終え、死につつあるときに哲学の知は動き始める」「哲学の知が始まったとき、すでに現実は終わっている」というほどの意味になります。

 これに関連する話は、1ページ後ろの「現実とは何か、それは理想やロマンをかみ殺すか?」という質問のところにありますので、よろしければ御一読ください。
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原文です。

Die Eule der Minerva beginnt erst mit der einbrechenden Daemmerung ihren Flug.
(Grundlinien der Phikosophie des Rechts. Vorrede)
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ミネルヴァのふくろうとは知識の象徴です。


人間の知識とは、現実におこっていることの認識でしかないということを
大学で習ったことがあります。
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