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先日、家庭教師の子ども(中学3年生)に次のようなことを訊かれ、答えることができませんでした。

1.「テレビを見る」はwatch the TV ではなく、watch TV なのはなぜか?

2.逆に「ラジオを聴く」はlisten to radio ではなく、listen to the radio なのはなぜか?

知り合いのネイティブの先生にお聞きしても、分かりませんでした。どなたかよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

諸説がございますが、相手が中学生であれば次のような説明がいいでしょう。



1まず「theは、特定のもの、特に’形’あるものを指す時に用いられるんだ」と念を押しておいて。

2次に本題にはいる
「『テレビを見る』という時、見るのは”テレビの番組”であって ”テレビという機械”を指すのではありません。watchは、”動き、変化のあるもの、またはその可能性あるものを見る”と言う意味です。watch the televisionと言えば、『その(=theの意味)テレビ台(形ある)を見張る』という意味になり、watch televisionと言えば、「テレビの番組(形がない)を見る」という意味になる。televisionが無冠詞なのは、テレビの機能(形ない)を表しています。


一方、listen to the radioは、『ラジオという’その特定の’(=theの意味)小さな箱(形ある)に耳を傾ける』という意味です。
が、しかし相手は中学生ですから、『ラジオを聴く』と入っても理屈から言えばテレビ同様『ラジオの番組を聴く』わけだから、なぜlisten to radioと無冠詞でないのかと突っ込まれるかも知れません。そこで 

4「ん~とこれは難しい問題だね」と間をおいて、、
テレビが発明された頃には、ラジオ(radiotelegraph)、電話(telephone,ちなみにベルが電話を発明したのは情報伝達のためではなく音楽鑑賞のためだった)、映画、レコードなど メディアという’形のない’媒体を通して、情報を得たり、娯楽を楽しむことが普通のことになっていた(はず。正確な年代は知りません)です。
go to schoolと無冠詞でいえば、schoolは学校の機能=教育(これも形がない!)を表すように、televisionと無冠詞でいえば、テレビというメディアの機能=情報伝達(形がない)を表すことが常識になっていたと思われます。

ところがラジオが普及しだした頃は、そのようなメディアはまだなく、当時の人々にしてみれば、音楽をコンサート会場で聞く代わりに、あるいはニュースを新聞で見る代わりに ”無線電信機(radiotelegraph)という”その”(=theの意味)ハイカラな小さな箱(形あるもの、最も今よりずっと大きかったはずですが)のある”方向に”(=listen toのtoの意味)よ~く耳を傾けて聞くというこれまでしたことのない’目新しい’行為を行う必要があったわけです。radioのtheは当時のその感覚の名残でしょう。

[#1の方の紹介されたHPもしかっり参考させてもらいました。例によって私の日本語は硬くなりましたが、he212さんの言葉でわかりやすい言葉に言い直して説明してあげてくだされば幸いです。なおテレビ、ラジオが一体アメリカでいつ普及したのかとか聞かれるかもしれません。その際はこのgooのライフのカテゴリーにいれるなりご自分でしらべてください]


5補足
「テレビを見る」はwatch television,「テレビで~」なら What ’s on television tonight 「今日は何がやってるの」です。
(on/over the televisionということもあるらしいです。ただし、TVにするのならは必ず無冠詞。またthe televisionというとメディアとしてのテレビを意識した言い方になるようです)

テレビより早く普及した(と思われる)ラジオ、電話telephone、映画movie,film、は全て、
on the radio ラジオで
He is on the telephone 彼は今電話にでている
over thw telephone  電話で
see the movie 映画を見る
と冠詞がつきます。
( ただし”手段のby”を使う場合は、全て,by carなど交通手段同様無冠詞 by radio, by telephone)

6 蛇足
しかしながらこの問題には、’総称のthe’という中学生には理解しがたい用法が
絡んでおります。theの「特定のものを指す」用法だけで説明するのは無理があることを
付け加えておきます。


 
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アメリカに35年ほど住んでいる者です。



そういうんだから仕方ない、と言えばそのとおりなんですね. 

しかしながら、中学3年の当然なる疑問はやはり、分かり易く説明してやる事が必要かもしれませんね.

他の方もおっしゃっているように、英語では日本語と同じように説明できない言い回しというものもあるんだよ.ということも大切な事と思います.

これによって、言葉を習うときの「理屈無しに」「体で」また「慣れによって」習うことも、自分たちが、日本語を使えるようになったと同じように、する必要があるんだよ、ともいえますね.

本題に戻りますが、よく奥さんが料理をしているときにもテレビがついているときがありますね. 別に見ているわけじゃないけど、音はちゃんと聞いている. そういう時は、当然、She is not wantching TVですね. でも、彼女は、{Don't turn it off! I'm listening to the TV!"とthe がはいりますね.

そこで、watch TVと言う言い方とlisten to the radioと言う言い方を覚えちゃえ、と言うと同時に、覚えちゃえ、といって説明を避けているのではなく、どんな時でも疑問に思ったときは、「先生(あなたの事)に聞いて欲しい」と言う姿勢を示すいい機会であるわけですね.

覚えちゃえ、と言うと、どうしても、「何だ、この先生、本当は知らないんだ」なんて思ってしまう子供たちはたくさんいますね。

知らないのではなく、知らなくてもいいと言う事は言葉をときには必要だということを自然に教えることも、英語に対しての正しい姿勢を作り上げる、ことになり、結局は、英語を使えるようになる、と思います.

直接の回答にはならなかったと思いますが、ご参考になれば嬉しいです.

これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。
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 なるものはなるとしか言いようがないのではないでしょうか。

日本語でもなんで動詞や形容詞を次に続く言葉に合わせて活用するのかといっても昔からそうだからそうするんだとしか言いようがないではないですか。とても無責任な回答ですいません。
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この回答へのお礼

とんでもないです。ネイティブの先生にもそのように言われました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/05/06 23:58

なぜかは、別ページに解説があるので参考になると思います。



参考URL:http://www.esc-tn.co.jp/E-Conv112InFrame.htm
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/06 23:59

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