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アコギのプリアンプについて
YAMAHAのCPXシリーズのエレアコの音に満足できずコンタクトピックアップとNEO-Dのハムバッキングを取り付けて、エンドピンボックスを自作してステレオで出し、コンタクト側をベリンガーのADI21というプリアンプを通して、NEO-D側をZOOMのA2へ入れ、トランスアクティブ50の1chと2chでミックスしています。

そこで質問なんですが、
そのADI21のフットスイッチでON時にADI21のLEVELのつまみを最大にしてもトランスアクティブのマスターをかなり上げないと(8~)スピーカーから聞こえません。音量ってこんなものなのでしょうか?

おまけにOFFにしても、ONの時と比べて音量自体はさほど変わりません。ていうことはプリアンプで増幅していないってことでしょうか?

前のエレアコの時ではギター側にプリアンプがついていて、そのつまみをフルにしてトランスアクティブ側のマスターは3~4で十分の音量でした。ちなみにADI21はACアダプター接続です。

それとももっと高価なものを買わないとだめなのでしょうか?

トランスアクティブでMIXではなく、ミキサーを通してからトランスアクティブに繋げば解決するのでしょうか?

どなたかお教え下さい。

A 回答 (3件)

No.1です。

なるほど、補足了解です。
なかなか凄いことされてますね。これは、なんとかまともに鳴らしたいですな。

ただ、今までの話から考えると、客観的には「可能性」として、以下の3つの問題があると思います。

1)圧電素子の選択の問題で出力パワーが弱い。
2)圧電素子の設置位置の問題でパワーが稼げてない。
3)「プリアンプ」という名称に対する誤解(同じプリアンプと言う名前でも、設計によって適材適所は決まってるということ)

1)については、これは質問者の方の自作圧電PUが悪い…という単純な話のつもりはないです。楽器専用で、なおかつある種の「特殊設計」のものでない限り、圧電素子は、そのままアンプに繋いで鳴らせるほどのパワーが無いものの方が普通です。

ちょっと話が脱線しますが、補足で掲げられている
http://music.geocities.jp/tacopin386/acpickup/ac …
の方のWEBでは、実験の「対照比較品」として、グヤトーンのGP-01を掲げてますね?

で、他のピックアップもだいたいGP-01と同程度の出力はあるよなと。
ちなみにGP-01はメーカーでは「出力を直接アンプに繋げます」と書いてあるよなと。
ということは、自作でもちゃんと音が出ていいんでないのと…

ま、発想の流れとしてはわかるんですが、GP-01は非常に弦振動が強力に得られるブリッジ直下に置かないと、直接アンプを鳴らせるだけの出力が得られない…という話は、ちょっとググって見ると枚挙に暇がありません。
GP-01にしても、基本的には低パワーなんです。圧電素子直接の出力は、大抵はそんなもんです。
だから、ギターメーカーの市販エレアコでピエゾのものは、特別高価なモノでない限り、ほぼ必ずプリアンプ内蔵型なんです。
それに、プリアンプでゲインを稼いでおく方が、逆にピックアップの取り付け位置の自由度が上がるという事もありますしね。
ブリッジ直下が一番音が良いとは限らないですもんね。

で、ここで、2)に話が繋がります。
多分、質問者の方はこっちの
http://nekomanma.asablo.jp/blog/2009/05/31/4333376
このWEBで「参考にした」と書いてある、こっちのWEB
http://www.geocities.jp/harmony1310/index.html
http://www.geocities.jp/harmony1310/jikken/fruch …
も見られて、高音用低音用の取り付け位置の参考にされたんじゃないかと思いますが、この位置だと、音の良し悪しは当然ありますが、純粋に「圧電素子のセンサーとしての出力」…つまり、出力パワーは稼げません。ガタ落ちです。

だから、このギター教室の製作記事では、「L.R.Baggs・Mix Pro」というプリアンプ使ってますでしょ?
この取り付け位置だと、普通の圧電素子は、プリアンプがないとまともな出力は得られません。だから、その意味で製作記事も間違ってないです。

それと、この製作記事では「位相合わせ」について詳しい解説がありますよね。記事ではマグネとピエゾの位相しか述べておられませんが、取り付け位置によっては、高音用と低音用の位相合わせ(貼り付け場所で調整)も必要になってくる事はあります。まぁ、そこんとこは音質に影響が大きく、出力減少はそれほどでもないと思いますが。

で、3)ですが、そうなると質問者の方も「プリアンプが必要なのはわかった。でも、俺はADI21使ってンだぞ」と言いたいでしょうが、ここでちょっとL.R.Baggs・Mix Proの仕様を見ましょう。
http://www.jes1988.com/lrbaggs/preamp.html
注目は、
■GAIN:+6dB to +28dB
■Input Impedance:10 MΩ

一方、ADI21の仕様は、入力インピーダンス4.7MΩで、説明書には明記がないですが、GAINは 0~せいぜい+10dB代前半でしょう(私も持ってます)。
これは、低出力のピエゾ用としては、数値的には非力です。

でも、ここでご注意いただきたいのは、ADI21は、本来は「ダイレクトレコーディングプリアンプ付きD.I.BOX」なんです。
最初から「ピエゾPU対応プリアンプ」なんて、メーカーは一言も言ってないはず。

「ダイレクトレコーディングプリアンプ」だったら、ギターアンプに直接繋いで十分な音量で鳴るくらいのレベルが対象ですから、上の仕様で何の問題もないし、それでも入力インピーダンスは4.7MΩを確保して、高出力のピエゾPUやハイインピーダンス出力のピエゾ用ヘッドアンプには、ちゃんと対応してますから、これでもちゃんと本来用途上は「かゆい所に手が届く」設計になってるんです。

低出力ピエゾPUもちゃんと対応できるプリアンプとなったら、やっばりL.R.Baggsのような入力インピーダンス10MΩ前後、ゲイン+20dB以上が無いと無理ですね。

なので、質問者の方におかれては、経済的な問題はあるかもしれませんけども、現状だと「ピエゾ完全対応」のプリアンプを導入してADI21の前に繋ぐのが一番得策だと思います。
せめてこれくらいは欲しい所。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

ADI21の後にミキサーを繋いでゲインを上げるというのは、音質/音色的にはあんまり得策じゃないです。ADI21以降に無理してゲインを上げると、多分音の鮮度がガクンと下がってノイズも乗りやすくなる。
低出力の音源信号の場合は、できるかぎり音源に近い所、すなわちADI21より前でゲインアップを図るべきです。

また、L.R.Baggsクラスのプリアンプを繋げば、アンプから音を出すだけならADI21は不要かもしれません。

とにかく、「プリアンプ」と名が付けば、なんでも同じという事はないです。プリアンプには、必ず「○○用プリアンプ」という用途指定がついてまわり、その用途に合わせた選択をしなければダメなんです。
ADI21を「アコギ用プリアンプ」と大々的に書いて売ってる店があるのは私も知ってますが、メーカーは「レコーディングプリアンプ」と言ってる…というとこが、ややこしいけど大事なポイントですね。
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この回答へのお礼

なるほど、大変詳しく教えていただきありがとうございます。
現状としてはピエゾの貼り付け位置を少し工夫してみます。
それと、
元々のYAMAHAのCPXのインブリッジピエゾに?がっているプリアンプ部を使えないかを調べてみます。今の3Pエンドピンジャックに交換したので、元々のプリアンプ部はギター本体に残ってあります。そのインブリッジピエゾに?がっているところに今のコンタクトを繋いでゲインが稼げるなら、ありですよね。
問題は前のエンドピンジャックはスイッチも兼ねてたので、いちいち電池の抜き差しをするか、新たにスイッチを設ける必要がありあそうです。まあ使えたらの話ですけど・・・

ほんとうに参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/05 09:06

なんですと?



>コンタクトピックアップは市販の圧電素子で自作で2個を高音側、低音側に配置して、配線は2個まとめて3PジャックのHOTへ

ちょっと待って下さいよ。
「市販の圧電素子」って、具体的にどんな奴ですか?
あるいは、圧電素子単体で、
「素子→ADI21→アンプ」もしくは「素子→アンプ」と繋いで、十分な音量が出ることを確認してますか?

確かに圧電素子の種類にもよるけど、ごく一般的なセラミック圧電素子だったら、ハイインピーダンス受けのバッファアンプやプリアンプを間に噛まさないと、エフェクタや楽器アンプ類を動作できるだけの信号が取り出せなくて普通ですけどね。

直接アンプに信号を送れる楽器専用のピエゾピックアップなんかは、圧電素子としてはハイパワーの特殊設計の物です。だから、普通なら数百円で買えるはずの圧電素子とは中身からして別物で、ゆえにあんなに高いんですけどね。

この回答への補足

http://nekomanma.asablo.jp/blog/2009/05/31/4333376

http://music.geocities.jp/tacopin386/acpickup/ac …
などを参考に作りました。
もちろんテストはしましたが、まだADI21が届く前だったので、
素子をトップ板に貼り付けて→アンプへ出して確認しました。
プリアンプにつないでいないのでこんなものと思っていました。

≫確かに圧電素子の種類にもよるけど、ごく一般的なセラミック圧電素子だったら、ハイインピーダンス受けのバッファアンプやプリアンプを間に噛まさないと、エフェクタや楽器アンプ類を動作できるだけの信号が取り出せなくて普通ですけどね。

これってプリアンプやDIのことですよね。
それをするのがADI21ではないのでしょうか?

あれから色々とケーブルを差し替えて試しましたが、ON/OFF切り替えで音量が変わらないということは、入力ゲインが少ないということ、つまりピックアップからの信号が不足している可能性が高いということですよね。

補足日時:2009/11/04 08:37
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確認したい点として、


・ADI21→TransActive 50
・ZOOM A2→TransActive 50
は、それぞれどんなケーブルでどの端子間を繋いでいるか…ですな。

ちょっと気になったのでついでですが、ADI21はINとOUTの端子が普通のエフェクタと逆なので(普通に置いてOUTが左でINが右。一般的なエフェクタは、INが右でOUTが左なのでAD121は逆…ところが、逆に繋いでも小さく音が出るんだな。ベテランでもよくやっちまうミス)…繋ぎ間違いはしてないよね(^^ゞ

ま、そんなボケは噛ましてないぞ…として、
ADI21は、XLR-OUTからTransActive 50のXLRマイク端子に繋ぐのが、音質的にもゲイン的にももっとも良いのだが、そういう繋ぎ方はしてないですかな? それで解決する可能性もないではないけども。
もっとも、ADI21のOUT端子でも、普通のギターアンプなら十分にドライブできないとおかしいけど。

あと、コンタクトピックアップが、ADI21の入力仕様と合ってないのでゲインが出ないという可能性はある。これは、コンタクトピックアップの型番がわからないと確認できないかも。

あとは…エンドピンボックスの配線不具合や、特にありがちなのが3Pのエンドピンボックスのリング端子(中央端子)が、3Pプラグときちんと触れてないってのは。結構多い。
(っていうか、3Pのエンドピンジャックに3Pフォン→2Pフォン×2で2つのピックアップ出力分岐してるんだよね? 他の方法だったら話が変わってくるが…)

また、上記3Pエンドピンジャック使ってたら、各ピックアップのグラウンドはちゃんとスリーブに結合してるよね?
そういうところで、些細な配線ミスはありがち。
また、コンタクトピックアップは、他のピックアップとグラウンド共通に使えないものもあることはある。

…と、思いつくのはこんなとこです。

この回答への補足

ありがとうございます。
コンタクトピックアップは市販の圧電素子で自作で2個を高音側、低音側に配置して、配線は2個まとめて3PジャックのHOTへ、マグ側は3PのRINGへ、アースはスリーブへ、そこからステレオ3Pフォンでコンタクト(HOT)をADI21へ、マグ(RING)をA2へ入力。
ADI21からフォンOUTからトランスアクティブの入力1へフォン接続。(XLRのケーブルが無いのです・・・)
それから、A2からはステレオ3Pフォンで分岐後トランスアクティブの入力2へつないでいます。

補足日時:2009/11/03 08:54
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