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教えてください。箏の調弦についてです。
私が非常勤で教えている学校に箏が10面ほどあります。
こんなに揃っているのは珍しいですし、せっかくなので
子どもたちに触れさせたいと思うのですが、調弦できません。

もっと詳しく言いますと、

平調子にしたいので、一の弦は「E」であわせることが出来ます。
問題は二弦と三弦の「低音A」と「低音H」がどうしても出来ません。
最低音がどんなに柱を下げても「C」で止まります。
さくらさくらを弾かせてあげたいので、どんなに最悪でも「低音H」までは
出したいのですが、できません。


どなたかお詳しい方知恵を貸してください。

ちなみに、私自身の箏経験はありません。

A 回答 (5件)

子どもたちに触れさせたいと思う純粋な気持ちを大切にしたいと思います。

とにかくやってみましょう。経験は後からついてきます。
文面から判断すると質問者は洋楽の経験があり、もしかしたらピアノが出来るかと思います。

10面全部調弦出来ないとしたら、理由があってお琴屋さんが高目に糸を張った(高調子)ものと思われます。一をEにあわせると、柱は真ん中よりやや右になりますが、これが左寄りなのでしょう。
張り替えるにはお金がかかりますから、今のままで使うなら移調したらいかがでしょうか。

例えば、「さくらさくら」は平調子(ひらじょうし)ですが、平調子にもいろいろあります。
ドイツ名のABCを雅楽音名で言うと、Eは平調(ひょうじょう)、Gは双調(そうじょう)ですが、一をEに合わせれば「平調平調子」、Gに合わせれば「双調平調子」です。ちなみに尺八と合わせるときは一をD「壱越(いちこつ)平調子」にします。
ですから、他のグループと合奏でなければ、一をEにこだわる必要はありません。以前は「双調平調子」が普通だったという話もあります。
一をGにすれば平調子は、GCDEbGAbCDEbGAbCDになります。
ピアノを基準にして教えるときは半音が出てきますが、一をEにすると半音が出てきません。
さらに言うと、音はピアノに合わせることになるでしょうが、普通のピアノは平均律で、日本古来の音楽はそれとは微妙に違うことに注意して下さい。
ピアノに合わせると元気な「さくら」になりますが、情緒ある「さくら」にするには、半音の幅を少し狭くして下さい。主に三と四、八と九、ついで五と六、十と斗です。どの程度にするかはそれぞれの社中・先生の好みによって違います。

将来、他の曲も弾きたくなるかも知れません。「さくら」は平調子ですが、他の曲は「雲井調子」であったり、「古今調子」であったり、いろいろ出てきます。その調弦がやっかいなところです。
あるサイトには、あらゆる調弦が出ています。筝とピアノの絵があってワンタッチで柱が動き、筝とピアノで音を確認できます。「自在に調弦」で検索してみて下さい。でも、音は平均律で鳴りますから、半音の調整は必要です。
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教室で教えている者です。


先の方も書かれていますが、一度ご自身も教わった方がいいと思いますよ。
手つきや姿勢など未経験の方では教えられない事が沢山あります。
ワンレッスン単位で対応して下さる先生もいるので、探してみる事をおすすめします。

そして使用されている楽器ですが、誰が糸締めされましたか?
和楽器屋さんで購入したor糸締めしたものでしたら、教材用なので一=Eの平調子の調弦が出来る加減で締められていると思います。
二の絃からは貴方が作ろうとした音より、1オクターブ高くして取ってみて下さい。
はじめに巾から順に大体の位置で柱を置いてみたらわかりやすいかもしれません。
どうやっても出来ないようでしたら、学校が購入した和楽器店で相談してみて下さい。
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この回答へのお礼

返信遅れまして申し訳ありません。

皆様からのアドバイスを元に、自分自身がまずやらなくてはいけないということをよく知りました。
何も知りもしない素人が簡単に教え用田なんて気持ちをもってしまったことを恥ずかしく思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/21 15:59

調弦云々のまえに経験のない方がどうやって教えるのでしょう?


教えるということに責任を持っていただきたいです。
小中高のどちらで教えていらっしゃるのか分かりませんが
筝に触れることが初めてだという生徒が大半でしょう。
その生徒に曖昧な知識を与えるのはどうかと思います。
せっかく楽器があるから使いたいというのは分かります。
でも教える人が経験が無いとは…。授業は遊びではありません。
指導要領で和楽器が必須になって和楽器の稽古に通っていらっしゃる先生もおいでになりますよ。
調弦の前にあなたが習ったり、経験者に頼むなどの下準備がいると思います。
先達はあらまほしきことなり、です。

小柱を使っていない、音が取れないなどの基本的なミスを除いて調弦ができないのでしたら高音用に糸を張っているのだと思います。
糸の張替え、糸締めを10面となると中々学校からお金が下りないかと思いますが…。
筝があるならそれを買った楽器店との繋がりもあるはずです。
そこで相談されてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

教科書に座り方から弾き方、位置など載っていましたので、教科書を見ながら皆で弾こうと思って軽い気持ちで考えていました。本当に申し訳ありません。
ずっと音楽室に置いてある箏をいつも興味深そうに休み時間に眺める子ども達を見ていたら、やりたい気持ちが私自身出てきてしまって・・・。
箏の世界は(箏に限らずとも楽器の世界、音楽の世界は全部そうですが)、奥が深いというとこを改めて知りました。

今度習いに行こうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/21 15:57

昔、お琴を習っていたものです。


絶対音感はついていますが、どうやって合わせてたのか、
書いて表現することができません。
お琴の絶対音感がついていても、日常では、全然役に立ちません。

子供の頃は、駒を立てる位置に、弦に赤い印がついて、
細かい調弦は、2弦を同時に弾いて合わせていきました。

タウンページなどで、お琴の教室の先生に問い合わせてみて、
1度来てもらって、調弦の講習をしてもらったいかがでしょうか?

うちの子の学校に、お琴のクラブがあるのですが、
文化祭のとき、調弦が滅茶苦茶だったといってました。
せっかく頑張って練習しても、下手に聞えてしまいます。
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この回答へのお礼

箏の世界は(箏に限らずとも楽器の世界、音楽の世界は全部そうですが)、奥が深いというとこを改めて知りました。
今度一度習いに行こうと思っています。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2009/11/21 15:54

専門家ではないですが。


三段小柱というのを使ってみてはいかがでしょうか。これは、小柱でも音が高すぎるという場合、さらに糸の高さを低くする場所が2か所あるので、低音が高すぎる時に使えます。

参考URL:http://www.morigakki.com/fuzoku9.htm
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この回答へのお礼

返信が遅れてしまい、申し訳ありません。
三段小柱、いいことを聞きました。調べてみようと思います♪
ご親切にありがとうございました。

お礼日時:2009/11/21 15:52

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