アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

混載差益とは、実重量と容積重量を組み合わせることで得れる差益との記述をみましたが、具体的にはどういう差益ですか?簡単な計算方法があればお教えください。

A 回答 (3件)

>混載差益とは


この言葉は、あまりお目にかからないですが、多分下記のようなことを指していると思います。
航空貨物混載異業者は、例えば(JALのような航空運行業者でなく)非運行業者のことです。そしてAWB(エアウエービル)を発行して運送業を行っています。
クライアントへの料金体系は、貨物の容積と重さを両方使い、1Kg=6000ccで換算して、chargeable weiht(運賃計算用重量)にて計算します。

例えばこういう貨物の場合:
 重量60Kgで、容積0.500m3とする。
(15Kgxcartonsx4cartons、50cmx50cmx50x4cartonsの場合)
 容積0.5m3をccに換算(x1,000,000)して割る6,000
 つまり、0.50/0.006=83.33となる。
 これで、容積の換算重量値は83.33となり、これは重量60Kgより大きいので、chargeable weight=83.5Kgとなる。(.5K単位できりあげ)
 この重量に、Kg当たりのrateをかけて本運賃が決まる。
 例えば、83.5KxJPY800/Kg=JPY66,800となる。
このように運賃を決めます。

他方、混載業者ですから、他のshipper(s)の貨物も同様に預かり飛ばすわけです。すると、お客により、容積取り貨物、重量取り貨物が混ざっているでしょう。同一便同一向け先であれば、そうれら貨物総計の重量と容積で、航空機運行会社に依頼するわけです。運行会社の計算方法も同じですから、それだけで、混載業者に差益が出るわけです。

混載業者の利益はそれだけではありません。
当然、運行会社からの運賃(rate)は安いはずです。(いわば仕入れ値に当たる)
もう1つ、航空運賃体系は大口になればなるほど、つまりchargeable weightが大きいほど割安運賃となります。例えば、45Kgまで xx/Kg、100Kgまでyy/Kgのようにです。ここでKgはchargeable weightで、xx≦yyの関係にあります。クライアントには少量貨物の割高rateで売り、運行業者からは、大量貨物の割安rateで仕入れることができるのです。(minimum chargeもあります)

この3要素が、主に混載業者の利益源です。

冗長になりましたがお分かりでしょうか。
海上混載業者も似ています。クライアントには、1重量トン=容積1m3 換算となり、これをrevenu tonといいます。仕入値(運行会社から)は通常コンテナ1本単位となります。ここから混載業者の利益が生じます。minimum freightは、1 revenue tonとなります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お教え頂き有難うございました。つまり、非運送事業者は、複数の荷主の様々な貨物(容積重量+実重量の貨物)を航空会社へ一塊の貨物として引き渡す。この時にもし、この一塊の容積重量が10m3と仮定すると、
お教えいただいた計算方法を用いると、1,666kgsが航空会社に引き渡す時の重量となる。仮に支払い運賃を¥100/kgとすると¥166,600。
一方混載の中身は例えばA社の実重量は100kg、容積重量は0.5m3で実重量が運賃適用貨物となり、A社への運賃を¥150と仮定。A社への請求は¥15,000.B社の実重量もA社と同様と仮定し、B社への請求も\15,000.
C社の実重量は900kgs、容積重量は9m3=1,494kgs。C社への適用運賃を¥140と仮定。1,494kgsx\140=\209,160。荷主への請求合計は\239,160。ゆえに混載業者の利益は¥72,560。ぐたぐたしたものになりましたが、考え方はこういうことでしょうか。お教え頂き有難うございました。

お礼日時:2009/11/09 22:39

>ゆえに混載業者の利益は¥72,560。

ぐたぐたしたものになりましたが、考え方はこういうことでしょうか

ざっくり言えば、その通りです。
ただ、
>容積重量が10m3と仮定すると、お教えいただいた
>計算方法を用いると、1,666kgsが航空会社に引き渡す時の重量となる
にていては、10m3でかつ、重量が、1,667.0Kg以下であることが条件です。(つまり容積取りであること)

もう1つ、chargeable weightは。0.5Kg単位(この桁で)切り上げですから、10m3は、1,667.0Kgとなります。

私は、商社の立場であり、air混載業者の経験はありませんので、実際にはこれ以外にも何かメリットはあるかもしれませんな、分かりません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

最後まで丁寧にお教えいただき有難うございました。いい勉強になりました。

お礼日時:2009/11/11 00:50

国際航空輸送運賃にかかわることですか、国際海上輸送運賃にかかわることですか?


それとも全然別?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

質問内容へ返信頂き有難うございます。国際航空輸送運賃について質問させて頂きましたが、国際海上輸送運賃についてもお教え頂けれるのでしたら、航空、海上ともにお教えいただければ幸いです。宜しくお願い致します。質問内容に不足がありお手数をお掛けしました。

お礼日時:2009/11/08 20:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!