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異なる濃度のHCl水溶液をNafion膜で仕切り、電位差を測定するという実験をしました。
その実験の考察にあたる問題なのですが、
カチオン交換膜であるnafion膜は、厳密にはアニオン透過性が0ではないそうですが、なぜでしょうか?
プロトンが透過する機構はわかるのですが、アニオンが透過する機構がわかりません。教えてください。

たくさんアニオンがあったらちょっとぐらいは透過しちゃうよ的なノリでいいのでしょうか?

A 回答 (1件)

ナフィオンはテフロンにスルホン酸基がくっついた穴だらけの素材です。


スルホン酸基があるためにカチオン交換性があるというだけで、スルホン酸基の密度の小さい穴があればアニオンもすり抜けることが出来ます。
テフロンは無理矢理伸ばすと穴がでかくなりゴアテックスになるというなかなか便利な素材です。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明をどうもありがとうございます!
ちょっとしたことなんですが、調べても書いてなかったので、とても参考になりました。

お礼日時:2009/11/09 00:56

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