プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

酸素で自動酸化されやすい蛋白の実験で酸素freeの環境で複数の試薬を
混合する必要があります。うちの実験室には真空置換できるチャンバーがないので、
グローブ付きの袋に自分で三方活栓付きのホースを付け、空気が漏れないようにし
吸引ポンプで脱気と窒素ガスによる置換を繰り返して実験をしています。しかし十分に脱気できてないようなのです。袋の漏れはないようなので試薬が脱気できてないのではと考えています。吸引のときは袋が中に入れてある容器にピチピチにはりつくまでめいっぱい吸引しているのですが、試薬の脱気には陰圧をどの程度の時間かけるべきなのでしょうか? やはりこの手の実験は真空置換できるチャンバーがないと無理でしょうか? 素人的な質問で申し訳ありませんがどなたかご教授お願いします。

A 回答 (2件)

私もグロ-ボックスを勧めます。


もうひとつの方法は、脱酸素剤を密封パックした上に、シャーレーの
中に回転子入れて混合できます。バリヤー性フイルムにヘソを付けて
針を刺せば、薬剤を注入できます。
三菱ガス化学が、エージレスという商品で、培養用にセットを
売ってます。完全密封するなら、フイルムは熱シールで閉じてください
クリップでは無理です。 ご自分で酸素濃度も測定できますか?

脱酸素剤は、元製造のプロですので、何でも聞いてください。
小分けしたサンプルなら、脱酸素剤パックです。
何種類も同時に実験出来ます。
理解できますか???
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>袋が中に入れてある容器にピチピチにはりつく


これが問題のようですね。
グローブボックスでは器具の中が脱気できます。ビニールグローブの中では「容器」の中は脱気できません。
方法はあります。
全ての試薬を予め真空に減圧できるいわゆるシュレンクチューブの中でそれぞれ脱気/窒素置換してから袋の中に入れます。
そうすれば「ピチピチ」に貼り付いても中は窒素なので酸素は残りません。
それでもダメなら高価なグローブボックスを買うか、反応を委託に出すか,お金の勘定になります。
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