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「なんでか」と理由を探すときは
たいてい、悲しいことがあったときや
つらいことがあったときが多いように思います。

楽しいことや、成功したときにはあまり理由をさぐりません。
スポーツ選手などは、成功体験の理由を考えると言いますが。

しかし、一般的には
否定的な場合にどうしても理由を付けたかったり
こじつけでも理由を必要とすることが多いように思います。

なぜでしょう。

A 回答 (4件)

「自己肯定感を得るため」でしょう。


人は自己肯定感を得て初めて自分自身を認めることが出来、揺らぎのない自尊心を持つことに繋げていけるのだと思います。

悲しいことや辛いことは自分の存在理由を脅かすことだから、自身から生きるエネルギーを奪ってしまうことになりかねませんよね。
自分の人生を生きるということは、常に自分で判断や選択をしていくことだから、あまりにも自己否定感が強いと精神を病みかねません。


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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B0%8A% …
上記リンク先の内容を以下にまとめました。

1)自己肯定感は人格形成や情緒の安定のために重要であり、自尊心はそのために必要な感情である。

2)自尊心の欠如は、時にセルフ・コントロールを失い、依存症や摂食障害などの精神障害を引き起こすことがある。

3)自尊心とは自尊感情ともいい、自己の存在や在り様を尊重する(大切に思う)感情のことで、精神医学的な「自尊心」とは、"ありのままの自分を尊重し受け入れる"ということであり、世間一般でいう「向上心」や「上昇志向」とは異なる。

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自己否定感が募ると、自分に対しての不安や不満で押しつぶされてしまいます。
辛いことや悲しいことにいつまでも囚われていると、自分が進みたい道が見えなくなってしまいます。
人は過去にのみ生きるのではないのだから、呪縛から一旦区切りを付ける必要性を感じて、
「何故こうなったのだろう?」
「何故そうしてしまったのだろう?」
と自問自答を繰り返し、自分をコントロールしていくのだと思います。

悩みの渦中にあるときは、時には他人からの助力も必要でしょう。
けれど、自分の力で答えを出せない、又は選べないと、そこに踏みとどまることになってしまいます。
心の中の底なし沼に陥らないためにも、そこから這い上がって何かを学び取るためにも、「何故?」が必要になるのだと思います。
自分で自分の心を治療する必要を感じたときに、「何故?」と自問をし、答えを出すことが自分を認める行為(自信・自尊感情)に繋がり、その事が生きる上でのエネルギーになるのだと思います。


>楽しいことや、成功したときにはあまり理由をさぐりません。
 スポーツ選手などは、成功体験の理由を考えると言いますが。

これは、精神医学的な「自尊心」とは異なり、「向上心」や「上昇志向」ということだと思います(リンク先のまとめ「2」を参照なさってください)。

質問者さんがなさっている行為は、情緒を安定させるため、延いては自己肯定感を得て、ありのままの自分を受け入れる行為であり、スポーツ選手などプロ意識が高い人が意識的に行っていることは、限界を超えよう、自分の殻を打ち破ろうということだと思います。
けれど、これも自尊心がしっかりしていて、初めて取り組める行為だと思います。

しかし、これも自尊心からではなく、プライド(傲慢)からくるものであると、失敗したときに自尊心を失うことにもなりかねないのだと思います。自尊心とは、“今ここにある自分を認める行為”であり、自分を過信する行為ではないからです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%B2%E6%85%A2
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この回答へのお礼

「自尊心」と「向上心」は
似た部類だと思って、わたしの中で一緒のカテゴリに入れてしまっていました。
はっきりとした言葉で伝えてもらったので、ずいぶんと整理できました。


>心の中の底なし沼に陥らないためにも、そこから這い上がって何かを学び取るためにも、「何故?」が必要になるのだと思います。

心理カテゴリに書く内容ではなさそうなのですが、
絶対に理由がないこととか、何一つ悪いことがない場合など
「なぜ」と問い詰めても無意味な場合ってありますよね。
「どうしたら」と前向きに考えることが最善であるのに
それでも、「なぜ」と問い続けてしまうことがあります。

問題によっては、だって~だから・・・など余計な言い訳も付けてしまう場合もあります。


わたしの低い文章力でしたが、
しっかりと深く幅広い答えをいただけたので
すごく勉強になりました。

お礼日時:2009/11/21 18:12

こんにちは†



難しいことは解らない…でも,思うこと書くなの。

納得の確信の裏付けなの。

理解して認め,信じて疑わず,証拠に立てるなの。

何か引っ掛かり有るような複雑さだけど,自然にそうなる思うなの。

動物的な防御本能みたいな,なの。
咄嗟の判断なのね。
それ以上に,マイナス思考にならない為なんだと思うなの。

何処までも,考え足掻いても,埒あかないなの。

だから,理由・こじつけが必要なんだと思うなの♪
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この回答へのお礼

>動物的な防御本能
そのとおりなんですね。

理由がないことだってあるのに、
防衛でなくなるときなどあったりもします。
そんなときに「なんで」と問い詰めている人を見たりすると
もしくは自分が「なんで」に入ると
時間が止まってしまいますね。

ありがとうございます

お礼日時:2009/11/21 18:21

No.2です。


すみません、間違えましたので訂正です。m(_ _)m

誤:『これは、精神医学的な「自尊心」とは異なり、「向上心」や「上昇志向」ということだと思います(リンク先のまとめ「2」を参照なさってください)。』
          
            ↓

正:『これは、精神医学的な「自尊心」とは異なり、「向上心」や「上昇志向」ということだと思います(リンク先のまとめ「3」を参照なさってください)。』


(注:リンク先のまとめとは、No.2の回答時の***で囲まれた箇所のことです。  )
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自分を納得させるため

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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2009/11/21 17:57

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