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庭にヤマボウシやキンモクセイを植えたいのですが、
土地柄上、ブロックの擁壁で囲まれた上に庭があります。

そこに使われた土がどんな土か判らないのですが(濡れるとややぬかるみ、乾くとカチカチ)
水はけが悪く、一晩雨が降り続くと水溜まりになってしまうほどです。
(晴天になり半日~1日経てば水は引く)

そんな土なのですが、苗木を植える一部分だけ赤玉土や腐葉土などを使って
土壌改良しても効果は薄いのでしょうか?

園芸初心者で、色々本を調べてみましたが判りませんでした。
どなたかご教示頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

まず土壌の水はけ状態ですが、晴天時に半日から1日で水が引くようで


すから、そんなに心配されるほど悪いとは言えません。
それでも植栽をする時には土壌改良は必要ですから、現在の土壌に堆肥
を多めに入れて土と良く混ぜ合わせれば大丈夫と思います。

その時に赤玉土は使用されない方が無難です。赤玉土とは赤土を乾燥さ
せて大中小の粒に分類しただけの物で、水分を含むと潰れやすく水はけ
も悪くなります。赤玉土は粒状になっているだけで、潰れると元の赤土
に戻ってしまいます。
腐葉土も質を選ばないと後々に樹木に影響します。ホームセンターなど
で売られている腐葉土で、特に特価で売り出されている腐葉土は植栽に
適さない物があります。完全に腐熟している事が第一条件で、未腐熟の
場合は土に混ざった段階で再び発酵が始まり、醗酵する時に出る醗酵熱
で樹木の根を痛めてしまいます。多少は高くても完熟腐葉土を購入する
ようにして、安売りの腐葉土には手を出さない事が大切です。
先ほどに堆肥と書きましたが、植栽にはバーク堆肥が最適です。
牛糞堆肥もありますが、バーク堆肥の方が問題は少なくなります。

ヤマボウシの植栽は、厳寒期の1月を除いた11月中旬から3月中旬の
間なら可能です。日当たりが最適で水はけが良い事が条件で、掘り上げ
た土に同量の堆肥を入れて混ぜ合わせて、高植えに植栽します。
ヤマボウシはミズキ科の落葉中高木ですから、植栽時期は葉が完全に落
ちた寒い時期に行います。現時期は移植に最適な時期です。
通常なら掘り穴に樹木を埋めますが、この樹木の場合は地面より高くな
るように盛り土をして移植をするのが基本です。
剪定は6月中旬から下旬までです。肥料は1月から2月と花芽の分化が
終わった8月下旬の年2回で行います。

次にキンモクセイはモクセイ科の常緑小高木で、寒さが収まって気候が
安定する4月中旬から5月中旬と、秋の彼岸頃が最適になります。
日当たりと水はけに関してはヤマボウシと同じですが、ヤマボウシのよ
うに高植えにする必要はありません。通常通りに植栽して下さい。
この時の注意ですが、根鉢を崩して植栽する事は避けて下さい。
剪定は2月中旬から3月中旬と、10月中旬から11月中旬の年2回で
行います。肥料は2月に寒肥えとして施すだけで、他の時期は与えませ
ん。
落葉樹と常緑樹では植栽時期が違いますから、植えれば育つとは考えな
いで下さい。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます
とても参考になりました。

しかし、困った事に赤玉土と腐葉土がJAで買った
4袋1000円の安いやつです。。。うーむ(--;
財布と相談して買い直します。

樹木が生き生き育つ良い土壌が出来る様がんばります(^^
ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/13 21:20

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