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水中翼船は水中の翼の揚力で浮上しすることにより抵抗が少なくなるので高速走行に適し、燃費もよいと思いますがなぜ広く普及しないのでしょうか。知っている方教えて下さい。

A 回答 (3件)

大型化できない。


急旋回などができないため、交通量の多い狭い海峡などの航海は問題がある。
低速で操縦性が悪い。
近距離は経済的でない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。かなり欠点もあるんですね。

お礼日時:2009/12/16 22:37

普及していないという認識はちょっと違うと思います。


日本国内では、それだけの需要がある航路(佐渡、伊豆、隠岐、五島、壱岐・対馬、屋久島・種子島)には、すでにほとんどジェットフォイルが就航しています。
沖縄の離島航路くらいでしょうが、これは、規模が小さかったり、距離が長くて航空機と勝負になりません。瀬戸内航路は橋がある現在は需要が見込めません。

昔は、瀬戸内海や東京湾内。昔のタイプの水中翼船はジェットフォイルに比べ、乗り心地も悪く、漂流物に引っかかって停止することも多かったです。夏の海水浴で東海汽船の東京湾航路(竹芝~安房勝山)に何度か乗りましたが、乗り心地も悪く、運賃も高かったので、途中から通常船(橘丸とかさくら丸)に切り替えてしまいました(こっちの砲が楽しかった)。
最近は、佐渡で何度か乗りましたが、ジェットフォイルの快適性は桁違いです。
なお、東海汽船の伊豆航路は以前は高速艇(シーホーク)や半没水双胴船(シーガル)を使っていましたが、ジェットフォイルに置き換わっています(老朽化もふります)。

ジェットフォイルの燃費が良いというのも違います。少なくとも、水中翼で船体を持ち上げる速度を維持しなければ成りませんから、同サイズの通常船より燃費は劣ります。通常船形の高速艇よりは良いかも知れませんが、使用燃料の価格を考えると微妙でしょう。
さらに、船体が高価ですから、その償却コストも掛かります。
まあ、本当に燃費が良くて廉価だったらもっと普及しています。

ヨーロッパだと、スカンジナビア~欧州本土間のフェリーが活発ですが、ここも、旅客専用船の需要がどのくらいあるか、航空機から旅客を奪えるかは疑問です。また、ブリテン島とアイルランド島、北部諸島間、イタリア本土とシチリア間(ここは架橋が検討されています)あたりに使えそうですが、シチリア以外はそもそも、余り旅客船としての輸送需要がないようです。

それ以外の地域は、そもそも、経済力の問題でしょう、海外のフェリー事故の報を見ると思いますが、驚くほどの老朽船が多いです。それだけ会社だけでなく、その航路に余力がないわけです。
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速度を出せる場所が少ない


(車で言うところの高速道路)

浮遊物に衝突する危険性が高い
(不法投棄されたごみや、流木、鯨やイルカ等の海洋生物)

メンテナンスが普通の船よりも大変

船体の価格が高価


とりあえず考え付くのはこんなところ(該当するかは分かりません)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。浮遊物に衝突する危険性は普通の船よりかなり高いように思います。

お礼日時:2009/12/16 22:39

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