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簿記2級について教えて下さい。

商品評価損と棚卸減耗を売上原価に算入する場合

例(1)
清算表の練習問題で、

期首繰越商品:2,500

商品の期末残高は以下のとおりである。尚、売上原価の計算は仕入の行で行う。
帳簿棚卸高20 原価@100
実地棚卸高15 時価@80(正味売却価格)

この場合の仕訳は以下のとおり。

仕入2,500 繰越商品2,500
繰越商品2,000 仕入2,000
棚卸減耗費500 繰越商品500
仕入500 棚卸減耗費
商品評価損300 繰越商品300
仕入300 商品評価損300

これを清算表の修正記入に反映させると、

      借方  貸方
繰越商品  2,000 2,500
仕入    2,500 2,000
棚卸減耗費  500  500
商品評価損  300  300

となり、損益計算書、貸借対照表には、棚卸減耗費も商品評価損も反映されません。

例(2)同様な問題を、
決算整理前の残高試算表を決算事項(上記(1)と同様の問題文)に基づいて、仕訳し転記しようとすると、

II 売上原価
  商品評価損 300
  棚卸減耗費 500

となってます・・・

質問(1)
そもそも、清算表と残高試算表で異なるなんてことがあるのでしょうか?
質問(2)
そもそも、決算整理事項で、借方と貸方が同じなのに損益計算書に計上されるのでしょうか?

何故なのでしょうか?

なんか本当に分からなくなってきました。
質問の仕方が悪いようでしたら、補足します。
つまづいてしまって困っております。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

質問(1)


そもそも、清算表と残高試算表で異なるなんてことがあるのでしょうか?

→残高試算表は、精算表の試算表欄にそのまま転記されますから、異なるはずはありません。

質問(2)
そもそも、決算整理事項で、借方と貸方が同じなのに損益計算書に計上されるのでしょうか?


II 売上原価
  商品評価損 300
  棚卸減耗費 500

ここで表示された 商品評価損 300と棚卸減耗費 500 は精算表の仕入の行に記入された金額が転記されたものです。精算表の商品評価損、棚卸減耗損(貸借同額が記入されている)行から転記されたものではありません。

PL上の売上原価は、会計原則上、期首商品棚卸高に当期商品仕入高を加えこれから期末商品棚卸高を控除する形式で表示することとされています。したがって、PLには、単に精算表のPL欄の金額だけではなく、精算表の修正記入の欄の金額も表示される訳です。

その結果、精算表の仕入の行のPL欄と、PL上の売上原価の末尾の金額は一致する関係にあります。
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この回答へのお礼

ご回答誠に有難うございます。
お礼の返信遅れまして誠に申し訳ございませんでした。
自身の理解度の低脳さに嫌気がさし、少しの間遠ざかっておりました。
何とか落ち着いてきましたので、再度、頑張ろうと思います。
また、ご質問させて頂きますがどうぞ宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2010/01/05 14:11

精算表の記入が間違ってますよ。



仕訳はあっていますが、修正への転記が間違ってます。

<仕訳>
仕入2,500/繰越商品2,500
繰越商品2,000/仕入2,000
棚卸減耗費500/繰越商品500
仕入500/棚卸減耗費500
商品評価損300/繰越商品300
仕入300/商品評価損300

<修正記入>
     借方  貸方
繰越商品 2,000 2,500 ←両方とも相手勘定が仕入になります。
           500 ←相手勘定「棚卸減耗費」
           300 ←相手勘定「商品評価損」

仕入 2,500 2,000 ←両方とも相手勘定が「繰越商品」になります。
       500    ←相手勘定「棚卸減耗費」
       300    ←相手勘定「商品評価損」

棚卸減耗費  500  500←相手勘定「繰越商品」「仕入」※
商品評価損  300  300←相手勘定「繰越商品」「仕入」※

となります。
棚卸減耗費及び商品評価損の原価算入は一度勘定科目に入れて、それを仕入に入れることで相殺になります。
ですので、※の2行は互いに相殺しているのがわかると思います。
落ち着いて仕訳どおりの転記をすれば間違いがないですよ。
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この回答へのお礼

ご回答誠に有難うございます。
簿記自体に嫌気がさし、少しの間遠ざかっておりました。
また、一転頑張ろうかと思います。
本当に有難うございました。
また、ご質問させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2010/01/05 14:13

>となり、損益計算書、貸借対照表には、棚卸減耗費も商品評価損も反映されません。



当然です。精算表の修正記入が間違っているからです。
仕訳が、

 仕入    2,500  繰越商品   2,500
 繰越商品  2,000  仕入     2,000
 棚卸減耗費  500 「繰越商品    500」
「仕入     500」 棚卸減耗費   500
 商品評価損  300 「繰越商品    300」
「仕入     300」 商品評価損   300

ならば、精算表の修正仕訳は、

      借方  貸方
繰越商品  2,000 2,500
          「500」
          「300」
仕入    2,500 2,000
      「500」
      「300」
棚卸減耗費  500  500
商品評価損  300  300

となるはずです。

精算表の修正仕訳に誤記入があるから、あるはずもない2つの疑問がひねり出されたのです。
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この回答へのお礼

ご回答誠に有難うございます。
簿記自体に嫌気がさし、少しの間遠ざかっておりました。
また、一転頑張ろうかと思います。
本当に有難うございました。
また、ご質問させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2010/01/05 14:13

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