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ボルハルトショワーの267Pの問題39が分からなくて投稿しました。

問 
1-ブロモプロパンと以下の反応剤との反応の生成物を示せ。反応しないものもある。

H2Oは解答によると反応しないのですが、何故でしょうか?H3O+とOH-に解離して反応しそうなものですが。
また、Cl2も反応しないと解答に書いてあるのですが、何故でしょう?ネットで調べると求電子剤として働くと書いているのですが、その機構を知りたいです。

当方、有機化学を独学中でして無知な質問ですみません。宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

1-ブロモプロパンは第一級ハロゲン化アルキルなので、強い求核剤とSN2反応を起こします。

ところが、H2Oは弱い求核剤なのでSN2反応は起こしません。
ただし、求核性がないというわけではなく、加溶媒分解条件(SN1やE2の条件)であれば反応します。たとえば第三球ハロゲン化アルキルが相手であれば反応を起こしてアルコールを生成します。

Cl2が求電子剤として作用するというのは、アルケンなどへの求電子付加のところで出てくる話です。ボルハルトショアーでは上巻の後半に出てきたと思います。

いずれにせよSN1とSN2の違いを理解しなければなりません。
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この回答へのお礼

なるほど!それで解答に「反応しない訳ではない」と書いていたのですね。すっきりしました。

まだそこまで進んでないので、勉強を進めて理解します。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/12/19 22:05

水は通常では[H^+][OH^-]=1.0×10^-14(mol^2L^-2)しか解離せず水酸化物イオンとしての親核試薬の能力はかなり低いです。


ですから、水を親核剤とするには(置換反応なら)脱離基をかなり活性の高いものにしなくてはなりません。
分子状塩素も親核性はほとんどありません。
水よりさらに親核性は小さく置換反応で脱離剤をどんなに活性にしても塩化物イオンが導入されることはありません、なぜなら後にCl^+が残るからです。
分子状塩素の反応は専らラジカル連鎖反応での塩素ラジカルの原料です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
「脱離基をかなり活性の高いものに」というのと、
「脱離剤をどんなに活性にしても」というのがよく分からないですね。。。

お礼日時:2009/12/19 22:08

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