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こんにちは。

昨晩NHKのテレビニュースを見ていたら画面下のテロップに『○○会社が入ってるビル』とあったので一瞬目が釘付けになりました。なぜ「入っている」ではなくて「入ってる」なの?せめて書き言葉では「入っている」じゃないの?と思いましたが、テロップなのでたまたま字数の制限があったのかもしれませんし、書いた人の単純ミスだったのかもしれません。気になってその後のニュース画面を食い入るように見ていたら、偶然同じように『△△が入っているビル』と出て、こちらは「入っている」になっていました。

これを見てなんとなく、いわゆる「ら」抜き言葉を思い出しましたが、わたしの印象では「ら」抜き言葉とはちょっと出所が違うのではないか?と言う気がします。今回もたまたま天下のNHKがやったので気になったのだと思いますし、自分でも小さい頃から普通にそんな使い方をしていたような気もします。「ら」抜き言葉に比べると接したときに受ける抵抗がずいぶん小さい感じです。やはり「ら」抜き言葉とは違うものなのでしょうか?また、「ら」抜き言葉も主に話し言葉として話題に上がることが多いように感じますが、書き言葉でも抜いてしまう傾向が強いのでしょうか?

A 回答 (2件)

 こんばんは。


 書き言葉の場合は抜かない場合が良いでしょう。『入ってる』はややおおざっぱで、粗雑な印象を受けます。『入っている』の方が丁寧と私は思います。書き言葉でも抜く場合はあったと思います。(そのような使い方をした小説があったと記憶しています)
 ●以下は独り言と思って読んでください。
 『ら』抜き言葉が一時期取り沙汰されました。『ら』を入れた言葉が正しいと。そして、日本語が乱れていると嘆く人々がいました。しかし、です。
 私は言語というものは(もちろん日本語も含めての話です)変化する『生き物』と考えております。日本語だけでも大和言葉から始まり、平安時代頃に女性が平仮名を作ったそうです。(語源学はあまり堪能ではないので間違いがあったらすみません)そうして第2次世界大戦前の日本語は現代とはだいぶ違う言葉でした。平仮名を使わずに片仮名と漢字が新聞には使われていました。しかも、読み方は右から左です。(アラビア語も同じようです。現代とは逆ですね) そうして戦後。常用漢字が制定され、新聞に使われる漢字も大きく変わりました。これが日本の言語の移り変わりの様子と私は考えております。
 ちなみに英語でもだいぶ違いますよ。たとえばイギリス英語だと『色』を『colour』とつづります。『color』はアメリカ英語だそうです。シンガポールの英語は『Singlish』とまで呼ばれるそうです。
 乱文、長文失礼しました。参考にしてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ややおおざっぱで、粗雑な印象を受けます。
そうなんです!粗雑な印象と言う感じがピッタリです。例えばMCがいてコメンテーターがいて、と言うようなニュースショー的な番組なら気にならなかったと思いますが、一人のアナウンサーがカメラに正対して原稿を読むと言うオーソドックスなニュースだったので違和感を感じたのだと思います。

わたしも言葉に対しては原理主義的な立場を取る者ではないので、変化(進化とは思わないですが)していくのは別に気にしてはいませんが、過去からの変化の流れを少し離れた視点から見るのと、変化の渦中に身を置いて見るのとでは感じ方が違うのは否めないところだと思います。なので、目の前で変わっていってしまうものに対してある種の違和感を覚える感性も場合によっては必要なのかな?などと思っています。

お礼日時:2009/12/25 20:03

参考になりそうな記事を紹介しておきます。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%89%E6%8A%9C% …
中程に「い抜き言葉」が登場します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

面白いですね!わたしの疑問が正にそのまま書いてありましたね(笑)。

たまにあることだったんですね。ニュースはラジオやインターネットで事足りてしまうのでテレビでは滅多に見なかったのですが、新しいTVニュースの見方を発見しました。

ご紹介のサイト、他にも色々と面白いことが書いてありそうなので後ほどゆっくり読んで見ます。

お礼日時:2009/12/25 20:17

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