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ジェット旅客機A300のランディングは基本的に自動操縦でするのでしょうか?
以前名古屋空港で中華航空機A300がランディング時に墜落した事故によって
ランディングはすべて自動操縦にすることを基本とすると聴いた事があるのですが?
あれは確か自動操縦ランディングモードでの設計上問題点があったのですよね?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

小牧での事故はWikiの説明で概要がわかると思います


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF% …

問題点はA300の自動操縦をキャンセルする方法が不適当だったことです。後にエアバス機もボーイングと同等の機能を追加していますから、これはそういって良いと思います。
エアバスでは、操作が拮抗した時にどちらを優先するかというコンセプトが不十分であったために事故につながりました。手動操縦を優先するか、キャンセル手順がなければ主導を受け付けずに自動操縦を優先すれば、事故は回避できていたかも知れません。
自動車のオートクルーズはスロットルかブレーキを操作すれば自動的に解除されます。この発想がボーイングのやり方ですが、エアバスはイージーコントロールを売りにしていたため、自動操縦の優先度を高目に設定したと言うことでしょう。

なお、ボーイング機でも、自動操縦が原因の事故は起きています(アメリカン航空965便事故)。このときは経由地点入力時に、学習機能によって偶々誤設定が行われ、事故につながりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1% …
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科学の本を読むのが好きという者です。

趣味的知識です。
うろ覚えなので、一つの考え方として、参考程度にとどめてください。

エアバス社は、飛行機の全ての機能に電子化を積極的に押し進めていると思います。
その一環で、多くの操縦系が、コンピュータを介したフライバイワイヤになっており、場合によっては、人間の操縦に対して、コンピュータが介入することが可能な設計です。

その中で、「安全装置」として、人間の後操作を遮断する機能があります。
例えば、突然、スロットルが極端にそうさされることは、通常の操縦ではあり得ない話です。そこで、スロットルレバーが突然動くと、それは操縦ではなく、何らかの誤操作として、コンピュータが遮断します。

ランディングモードも、自動操縦と言うよりは、人間の補助だと思います。基本の操縦は人間が操作し、突発的な状況変化に対して、コンピュータが補助します。

たしか、小牧の事故は、気流の変化に対して機長が姿勢を修正しようと、操縦桿を押してエレベータで機首を押さえようとしたところ、コンピュータが機長の操縦をキャンセルして機首を上げたので、ストールになり揚力を失って落下したものです。
(記憶があいまいなので、具体的な現象としては違うかもしれない)

機長が長年の経験で操縦したところ、コンピュータが予想外に反応したために、操縦不能に陥ったというのが本質だったと思います。

事故直後のエアバス会の説明では、機長が正しい操作をすれば良かったと釈明していました。

しかし、コンピュータが介入することで、操縦しにくい機体であるとは、言えるようです。
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