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水酸化アルミニウムAL(OH3)3は、水に溶けにくく、水中ではほとんどOH-を放出しない。
つまり、アレーニウスの定義であるとは言いにくい。だけど、酸に出会うと、酸からH+を受け取る。
AL(OH)3+3H+→AL3+3H2O
つまり、ブレンステッドの定義なら、間違いなく塩基と言える。
と書かれていました。
水に溶けにくいとは、水と化合しないということでしょうか??
AL(OH)3+3H+の反応は空気中の反応でしょうか??
教えて下さい。

A 回答 (2件)

間違っていたらゴメンなさい。


反応自体は水中で起こります。

水中でほとんどOH-を放出しないといってもOH-を一定量放出していますよね。
これを電離度っていいますが、既に電離しているOH-とH+がくっつくことによって、水が発生します。
このとき、水酸化アルミニウムとそのOH-の電離度がくずれ、更にOH-が出てきます。つまりH2Oが増えてOH-が出やすくなったということです。

で、その結果、最後まで反応すると・・・。


ちょ~、自信ありませしぇん(~.~)
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そもそもALと書くのは間違いです。

Alと書くべきです。これは化学の基本です。
また、前の方の質問でアレニウスの定義が正しいとは思えないとの記述がありましたが、そもそもそれは定義であって、正しいとか間違っているという議論の対象になりません。当然のことながらアレニウスの定義とブレンステッドの定義は異なっています。ルイスの定義はさらに異なっています。

で、本論ですが、
>水に溶けにくいとは、水と化合しないということでしょうか??
違います。そもそもイオン性の物が水に溶ければイオンに解離します。解離したイオンは溶媒和を受けるでしょうが、これを「水と化合した」とは言いません。
イオン性の物質が水に溶けにくいということは、何らかの理由で、水溶液中においてイオンに解離した状態よりも、固体の状態の方が安定であるということです。ただそれだけのことです。

>AL(OH)3+3H+の反応は空気中の反応でしょうか??
水溶液中での反応です。イオン性の物質の場合には「溶解度積」が重要です。すなわち、[Al3+][OH-]^3の値が一定であるということです。酸性になれば[OH-]の濃度が低下しますので、溶解度積が同じであれば[Al3+]が大きくなる、すなわち溶解度が高くなるということです。
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