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今度、憲法の試験で「日本国憲法の象徴天皇制について説明せよ」という問題が出されます。
wikiに、それらしき説明が載っていたのですが、これをまるまる答えておけば
合格できる範囲の答えなのでしょうか?

以下が、その文章です。
文字数としては150字~くらいの答えがいいかと思います。

また、どなたか補足してくださる方いらっしゃればよろしくお願いします。


日本国憲法は、第1条において、天皇は日本国と日本国民統合の「象徴」と規定している。天皇は、憲法上において特別に規定される地位についている。だたし、政治体制としては、国民が主権者(主権在民)である民主制を採用している(前文、第1条)。天皇の地位は日本国民の総意に基づくものとされている。日本国憲法においては、天皇の行為は国事行為を行うことに限定されている(第7条)。それら国事行為を行うためには内閣の助言と承認を必要としている(第3条)。実質的な決定権は天皇には存在しないため、国政に関する権能を全く有していない(第4条)ことになる。
元首は当然に国家の象徴である。明治憲法下においても天皇は国家の象徴であった。ただ、現憲法下においては、政治的な権限がない点で明治憲法下と異なる。このことをあえて強調するため、「象徴天皇制」というのである。

A 回答 (2件)

憲法の試験には合格できないかもしれませんが、


真実を折り下げるために、
あえて、採点できそうもない回答の例をお伝えいたします。

天皇をめぐる誤解や短慮の多くは、
近代的な価値観で天皇を説明しようとする為に生じています。
そんな理屈では、天皇の謎は解けません。

古事記をどう解釈するか、特に、神話時代の伝承についてどう解釈するか、
戦前は、これを天皇の神格化に利用し、戦後は、絵空事として無視してきました。

縄文時代について学べば、学ぶほど、「縄文の心と魂」は、
古事記の物語の中に、
そして天皇の御心の中に、
脈々と活き続けていると思えてきます。

天皇は、縄文と弥生の結び目に位置する存在。
そう考えながら、古事記を読み解くと、新しい解釈ができます。

奈良盆地における縄文時代の末期に、開拓者として入り、
周囲の縄文人達と協力関係を築きながら、
水田稲作を広めた中心人物が、初代天皇とされる神武天皇だったのでは。
縄文の心と魂を、水田稲作の技術や文化に融合させることに成功したからこそ、
水田稲作の適地にも非適地にも影響力を広げていけたものと推察します。

縄文と弥生の結び目に位置するからこそ、
天皇は、古代から広範な部族に支持を広げることが可能だったに違いなく、
現代においても、国民統合の象徴に最も相応しいと考えます。

だから天皇は、一見、庶民から最も遠そうな存在でありながらも、
逆に、庶民の心に最も近く、
庶民の心の奥底にも鎮座している「縄文の心と魂」に寄り添っていらっしゃる。
東日本大震災の被災者を見舞うお姿にも見られるように、
誰よりも、庶民の心に寄り添う事がおできになる。

人類史の中でも、奇跡的な存在でいらっしゃると思います。

<参考URL>
縄文の心と魂 http://web01.joetsu.ne.jp/~dimen/page047.html
古事記の解釈・編纂方針と背景 http://web01.joetsu.ne.jp/~dimen/page048.html
古事記の解釈・神代 http://web01.joetsu.ne.jp/~dimen/page049.html
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合衆国大統領、星条旗は合州国と合衆国国民統合の「象徴」である。


と読み替えると、GHQ(占領軍)が作ってくれたこの憲法における「天皇」の「象徴」の意味が分かると思います。
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