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(236) 二度目の質問
Fools! They know not how much more the half is than the whole, nor what great advantage there is in mallow and asphodel 1301.
(ll. 42-53) For the gods keep hidden from men the means of life. Else you would easily do work enough in a day to supply you for a full year even without working; soon would you put away your rudder over the smoke, and the fields worked by ox and sturdy mule would run to waste.
試し訳
馬鹿な! 彼ら(王たち)は半分が全体よりいかに多いかを知らないか、あるいは、カボチャやスイセンにどれほど偉大な利点があるかを知らない。(注1301)
というのも、神々は人間から生活の方法をmeansを匿っているからだ。
(II.42-53) パンドーレーの物語
さもなければ、お前は仕事もせずに、丸一年を過ごすために、一日で仕事を全部、簡単に済まそうとし、そのうち、怠け心を起こしてover the smoke、進むべき人生の指針を見失ってしまいput away your rudder、牛や屈強な騾馬でby ox and sturdy mule耕作されていた田野も、荒廃に帰してしまうrun to waste。
質問
For the gods keep hidden from men the means of lifeについて
ここのmeansについて、「手段、方法、意味」のどれかを考えてみました。
   これは「生活の方法」としてみました。
この理由は、続きの文章をみると、「さもなければ、お前は仕事もせずに丸一年を過ごすために、一日で仕事を全部、簡単に済まそうとして……」とあります。 
『仕事と日々』松平千秋訳は次のように訳しています。
「神々が人間の命の糧を隠しておられるからじゃ。さもなくばお前も、ただの
一日働けば後は働かずとも一年を暮らすだけの蓄えが得られるであろうに」
要は、「荒稼ぎは神の教えに反する、コツコツ働け、これが生活の術と
いうものだ」という意味のようです。
 このような解釈はどうでしょうか。

*この段は『仕事と日』松平千秋訳 p40 「パンドーレーの物語」であ始
  まる。松平千秋訳は参考にすぎません。
  直訳思考で解読しようとしています。  

A 回答 (1件)

ご指名、光栄です。



「生活の方法」 ー それもいいかもしれません。

改めて読み直してみると、その前に what great advantage there is in mallow and asphodel とあります。
つまり、野辺の植物は「働く」ということをしないでも生きている。
ところが、人間はそのままでは「食べていく」ということができない。
だから、人間にだけは、「働かなくても生きていける」方法が隠されている、ということを書いてあるのかなという気がしました。
となると、「(労働しないで)生きていく方法」かもしれないですね。
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この回答へのお礼

  発想を自由にすれば、回答のように「働かなくても生きていける」
  と読めます。
  ただ、ヘーシオドスは弟に「コツコツ働け」と説きたい気持ち
    が読めます。
  神々はなぜ、人間にコツコツ働くように運命づけたか
    ひと儲けすれば、後は働かずに食う。
     これを戒めているとみました。
ありがとうございました。
    

お礼日時:2010/01/06 18:12

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