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債権の入替売買を行う主な目的として市況観に基づく入替えによるものがありますよね。

金利の低下が予想される場合に、短期債から中長期債への入替えを行いますよね。

ある解説を見たら「中長期債の方が、価格変動性が大きいからです。」となっていましたがどういう意味ですか?

価格変動性が大きいってリスクが大きいっていう意味ではないのでしょうか?危険なイメージがありますが。

何がどうメリットになるのかイマイチわかりません。

A 回答 (2件)

No1さんの回答の通りだと思います。



債券投資を行なう人(主として機関投資家)は通常債券を満期日まで持ち切るよりも途中の売買を考えています。
(金利収入より債券の売買益を主たる目的としています)

金利の値動きは短期より長期の方が変動幅が大きいものです。
ムチの手元と先端の関係に例えられることがあります。

手元が短期金利、先端が長期金利といったものです。
手元を少し動かしただけで先端は大きな振幅となる、といったイメージです。
(短期金利=政策金利の小さな動きが長期金利の大きな動きになるという図式です)

金利の低下(債券価格の上昇)という明確な市況感を持っているのなら、より大きな収益が見込める長期債券にシフトして行くのは当然の行動です。

ただし、リターン(収益)が大きい分だけリスクも大きくなります。

ハイリスク・ハイリターンを狙うか、ローリスク・ローリターンを目指すかな考え方の問題ですね。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
イマイチ理解できないのですが、、、もう少し勉強してみます。

お礼日時:2010/06/20 14:06

金利が下がれば、債券価格は上昇する。

まずはこの知識が基本知識。


金利が1%程度下落したとしよう。
残存期間1年の債券は、1年で償還を迎えるので1%分しか債券価格は上がらない。
残存期間10年の債券の場合は、1%高い金利を10年間受け取れるので、1年の残存期間のものより価格が上昇する。


>価格変動性が大きいってリスクが大きいっていう意味ではないのでしょうか?
>危険なイメージがありますが。

リスクは大きい。予想と逆に動いて金利が上がった場合には、中長期債の方が損失が大きくなる。
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