アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

入院中の脳腫瘍の親族(89歳)は、意識がなく点滴だけで、寝たきりです。
入院してから1ヶ月が経過し、このほど担当医から
「点滴は、感染症が起きやすく今後は、胃ろうをした方がよい」と
言われました。

周囲の意見をいろいろ聞くと、「胃ろうはしない方がよい」という
方が圧倒的に多く、たいへん悩んでおります。
病状が改善するならともかく、改善する見込みのない高齢者に胃ろうをして、何年も意識のないまま生き延びさせて、本人は幸せなのか、
と反対する親族もいて、決断できません。

ご助言をお願いします。

A 回答 (6件)

 高齢者の脳腫瘍で既に意識障害があり、「何年も生き延びさせ」られるような状態、というのが今一つ想像つかないのですが・・・。



 腫瘍が悪性であれば、おそらくご質問のような状態であれば胃瘻を作ろうが何をしようが余命はせいぜいもって数カ月かな、と思いますし、良性なのだとすれば、なぜ意識障害を起こしているのかがはっきりしない(これまでの経過で徐々に意識障害がきた?或いは痙攣発作でも起こした?)

ですから、現在の状態と今後の見通しがご質問の文章からはいまひとつ推測できず回答のしようがない、というのが正直なところです。脳梗塞ということはありませんよね?

いずれにしても、迷うことや疑問に思うことがあれば、主治医の先生に納得いくまで質問されるのが良いと思います。親戚などの外野の人たち、或いはここのサイトの回答者(私も含めて)の方が患者さんの病状を主治医よりも理解しているということはあり得ないわけですから。

ただし脳神経外科医の立場からすると、意識障害があり自力で食事が摂れない患者さんに対しては、できるだけ早期に点滴から胃管による経管栄養に切り替えて、その後速やかに胃瘻を造設する、というのが標準的なやり方だと思います。これは医学的な見地としては、先に回答されているように誤嚥性肺炎の予防と消化管粘膜の萎縮による感染の予防の役割がありますし、病院或いは医療制度的な立場からすれば、長期な管理の問題、医療費の問題(既に指摘されているように中心静脈による栄養管理はコストがかかります)、転院先確保の問題(点滴中だとだめだが、胃瘻ならば受け入れてくれるという療養型病院は多い)などがあります。

したがって、医療者側の都合だけでなく患者さんの状態・年齢など諸々の事情を考慮した場合、よっぽど患者さんの余命が少なくない限りは、胃瘻造設がベストな選択だと私は思います。

再度になりますが、主治医の先生と良く話し合われてください。
    • good
    • 1

医療側からの考え方


 営利的思考 ただ寝かせておくだけなら退院して欲しい。
  せめて胃瘻でもやらせてくれや。
  胃瘻なら管理も楽だし。
 医学的見地 誤嚥ー>肺炎併発 

家族から見て残り少ない寿命なのに胃カメラ飲んで腹壁に穴を開けてまで
嚥下性肺炎で死なさないで寿命で死なせるかを討論するのは 
もう自力で呼吸出来ないのに人工呼吸器をつけるか つけないか 
の議論みたいなモノです。
話は横にそれますが 我々医師は自分が癌末期になったら 終末期医療などで
苦痛を抱えてターミナルケアーを受けながら2-3週生きながらえる
よりも 痛い 苦しい はイヤダ 麻薬をバンバン使って早く安眠させてくれや 
と言う医者が多いです。
医療する側と受ける側との違いです。
    • good
    • 2

判断応力が無い場合は、本人の(健常時の)意志を尊重出来る形でご家族が代理で決定をされる状況と考えます。



する・しないは賛否両論ありますが、今回の様に意思疎通も無い状況ですと介護する側も本人もつらい状況で有ろうと思います。通常会話が出来る状況でも悩みますから。

介護施設の入所が困難な昨今、介護保険法には介護の責任は家族にあるとかかれています。
基本、施設を利用出来たとしても、ご家族が介護されることが前提で有ることをお忘れ無く。
「見捨てるようでかわいそう、しかし、介護は出来ません」なんて都合の良い方があまりに多い物ですから老婆心ながら。
    • good
    • 0

三年前に母の事で貴方様と同じように質問させて頂き多くの方から回答を頂き助けられました。

本当に難しいと思います。本人の意思が解らないし家族の思いも複雑です。今思うのは結果は如何あれ決断のときに本人が不快感、痛み、苦しみがない様にしてあげられるかだと思います。高齢ですし体力も落ちており増してや手術に耐えられるか苦しさはないか術後の副作用や効果はあるのか、、、本人の意識があったので点滴での延命をしましたが、手術した方が良かったのかどうかは解りませんが、本人の意思希望に沿っての事でしたので自分は納得していますが、本人、周りはどうか解りません。私個人としてはもうこれ以上の負担をさせるのは忍びないので可能な限り苦痛のない安静な日々を送って貰えるようにされるのが良いと思います。反応がなくても話しかけてあげて下さい、あなた方の心は通じます。周りではいろいろ助言めいた事を言ってきますが決断は一番近しい人、お子さんなり配偶者が決めるべきです。兄弟三人でした。
    • good
    • 0

脳腫瘍の本人に決定できる能力がないなら、周囲の誰かが決めるしかありません。


点滴より胃瘻の方が管理は簡単、医療費も安い、体に良い(腸管を使用するため)と良いことが多いです。
一方で、「何年も生き延びさせて本人は幸せなのか」と思われるのならば、点滴も必要ないし、入院も必要ありません。ご自宅に帰られて、そのまますごされたら良いでしょう。私の家族ならそうします。点滴(おそらく中心静脈栄養)だけでも、月に最低40万円くらいの医療費が発生してるはずです(実際のご家族の負担はもっと小額ですが)。自宅で点滴も経腸栄養もなく過ごせば数日で安らかに鬼籍に入られると思います。色々な選択肢があることをご理解していただければと思います。
    • good
    • 1

 


>ご助言をお願いします。
多分、両方の意見が出るでしょう。
答えなど有りません。
89歳、昏睡状態・・・この状態で
・1日でも長く生きられるなら家族として努力すべき。
・その状態で寿命が1日伸びるのを本人が望んでるのか、本人のためなのか
どちらの意見も正論です。
家族、親族の苦労も合わせて考えて決断すべきでは無いですか?
我が家も84歳昏睡状態の母を看取りましたが、積極的な延命はしないと元気な時の本人の意見もあったので家族はその意思を尊重しました。
 
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!