プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

DQNネーム(名前)
・漢字の読みとして成立しない(澄海⇒すかい、など)
・日本語でない。英語の一般名詞など(Sky⇒澄海、など)
・人名として伝統的に存在しない(澄海、など)
etc…

DQN名の人間は漢字や読みから読みや漢字を推定する事が難しいため、
それらの確認が必要となった場合に一々本人から聴取する必要が有るなど、
周囲の人間に無駄な手間を強いるもので、良心的とはいえません。
また、結果としてPCや携帯などで一発漢字変換できない事が多いため、
IT的にも立ち遅れた存在でしょう。

一般的な社会経験があれば上記のようなデメリットは容易に想定可能かと思われますが、
それでも尚、我が子にDQN名を付けようとする合理的なチャレンジ理由が知りたいです。

私なりに2つの仮説を立ててみました。

■ 日本人特有の集団心理によるもの
・周囲がDQN名だから自分の子にDQN名を付けても良い。
・周囲がDQN名だから自分の子もDQN名でないと浮いてしまって恥ずかしい。

■ 個人主義の成れの果て
・自分の子供だからどの様なDQN名を付けても良い。
・自分の子供だから本来存在しない読みを創造しても良い。
・自分の子供だから名前の読み辛さによって周囲にどの様な不利益が及ぼうが関係ない。

他に何か理由があるでしょうか。
まじめな質問ですので、真面目な回答をお願いいたします。
よろしくお願いします。

A 回答 (20件中1~10件)

商業主義によって作られたものではないでしょうか。



たとえば、バレンタインやクリスマス。
もともと日本にはなかった文化が、菓子業界や小売業界のキャンペーンによって、あっという間に日本中に浸透しています。
最近では、恵方巻きのキャンペーンがすごいですね。限らた地域での慣わしが、あっという間に全国規模に広がっています。

さて、本題に戻ります。
核家族化や個人主義によって、妊婦や子育て世代の不安を解消する場が減っています。
そこで出てきたのが、育児雑誌。
でも大した情報なんて掲載されていません。
ちょっと誰かに聞けば済むような情報ばかりですが、
仲の悪いお姑さんに聞くよりもマシ!などのいう理由で、若いママさんには人気のようです。

その雑誌には、毎号のように子供の名付けが特集されているのはご存知でしょうか?
読めない名前、珍しい漢字のオンパレードで、それを誉め称えるような記事で構成されています。

今の若い人たちは、マスメディア主義ですから、
雑誌に載っていること = 正しいこと と認識します。
それが正しいか?恥ずかしくないか?などを考えることはありません。
雑誌に載っているならOKで、でもオリジナリティも追求して…雑誌と見比べて、ボーダーラインを確認しながら決定する。
それが今の名付けの現実だと思います。

その雑誌はどんどんエスカレートしています。雑誌を売るためなのでしょう。
なので私は、商業主義だと考えるのです。
日本人の中でも倫理感が欠如している人は、ほいほいと商業主義につられてしまいます。
でも今の若い方たちだけが悪いとは思いません。
育てたのは、その上の世代ですから。
    • good
    • 0

私もDQNネームが蔓延した背景に興味を持っていました。

私の考えた背景を以下に列挙してみます。

◆少子化
子供1人にかけるお金や期待が上がり、名付けにも唯一無二の特別感を出す傾向にある。

◆親は、自分の時代にはなかった響きに憧れを持つ
私の母が小さな頃、クラスメートの女の子の大半が〇〇子でした。
私の母もご多分に漏れず〇〇子で、二文字の名前やカタカナっぽい響きがとても先進的に聞こえ、憧れたとのこと。
娘である私の名前は二文字、子の付かない名前です。
ごく平凡な名前ですが、親にとっては先進的な響きのする“次世代ネーム”だったのでしょう。

◆核家族化の進行
おじいちゃんおばあちゃんが家のすべてを仕切っていた家族の形態が少数派になりつつあり、夫婦主体の政治が可能な時代になりました。
名付けに古い人が口を出してくる機会が減り、
若い夫婦の意思が名付けに反映されるようになったのも大きく影響しているのではないでしょうか。
古い人の考えに支配されなくても済むようになった一方で、
後先を考えているようには見えない名前も増えたのは当然の成り行きと言えます。

◆社会全体のアニメ化(仮想現実の現実社会化)
10~20年ほど前は一部の限られたオタクの文化であった「アニメっぽさ」が、昨今は一般化し無意識の部分に深く浸透したと感じます。
取り立ててオタクっぽいわけでもない「普通の子」がためらいもなくコスプレ(ゴスロリ、ギャル、アゲ嬢に代表される成り切り型のファッション)やメイド喫茶のバイト(成り切り型の職業)をしたりしています。
アニメっぽいこと、オタクっぽさが今やスタンダードなのだなと感じています。

アニメキャラクター、レディースのチーム、風俗嬢の源氏名のようなDQNネームも、
仮想世界が現実社会に流入し、混同されつつある今の時代をよく反映された現象のように思うのです。


かくいう私は若干27才の女性ですが、個人的にDQNネームは嫌いなほうです。
仮想現実を現実生活に持ち込み、自分を何かに重ねて演じながら不自然に生きる人たちを見て違和感を覚えるからです。
    • good
    • 0

12です。


人はてんでばらばらの固有名詞を与えられることで、
母国語を崩壊させていく、ということでしょうか。
他者との重複が多少はある、既存の名前を与えることにより、
人は母国の言語文化を維持する、というようなことなのでしょうか。
もしそうなら、そうかもしれませんね。

勝手にお金を作ったら、国家の権威に触れる重罪だけど、言葉は作っても良いのですね。
名づけの機会を使って、言葉を作って社会的に使用することが許されちゃう。
日本語の境界のなさというか、ふところの広さというか、際限無さを感じます。
言語が緩いと権威も緩いのだろうなと感じます。

DQN名をつける理由ですが、
親自身がセンスを誇示する目的よりは、
他者への嫌悪不安から逃れる目的のほうが強いと思います。
自己防衛のために、名前の固有性に頼るのだと思います。
人と同じ=煩わしい、
とか、
人と重なる=面倒なことになるかも、
という心理なのだと思います。
親だから何をつけてもかまわない等の、
他者や子供を無視する身勝手な姿勢よりは、
何としても他人と重ならないように、という、
気弱で内向的で危険回避の姿勢を感じます。


例えば、凝っていて個性的なIDも、
人物像を想像する手掛かりとしては信頼できません。
IDは、個人を確実に規定する記号。
そのIDに近いのが、DQN名かと思います。
その方が現代の煩雑な実社会においては有用で安心、という、
親たち世代の無意識の心理傾向が、
DQN名づけを一般化したのかもしれません。

反対に、既存の歴史的な名前は、固有名詞の恰好をしているが、
個人を明確に規定できない記号。
煩雑な実社会においては、不安です。
誕生日や住所など、より多くの情報を公開しないと個人が規定できない。

みんな町内の限られた人間関係で、同じような生活を営み、
同じような価値を共有して生きていた昔の時代には、
ありふれた名前でも不都合や不安がなかったでしょう。
同姓同名の人が、日本のどこかにたくさんいる、
それも連帯感としてうれしかったかもしれません。

それが戦後次第に、テレビが普及し新幹線ができ飛行機が飛び、
インターネットができて人口も最大に増えて、今は買い物や仕事も全国規模で行います。
町内にとどまらず、不特定多数と関わるので、
見知らぬ同姓同名と、いつどこで接点ができてトラブルになるかわかりません。

犯罪者も増えました。
同姓同名がある日どこかで犯罪を犯したら面倒なことにならないか、とか。
ありふれた名前は、赤の他人と思わぬ接点が生じて危険、社会的デメリット、
と本能的に感じて、名前が独創的になってきたのかもしれません。
同姓同名であれ、どこのどんな奴かわからない他人を、
根本から信頼してはならないという危機感。
それが名づけを独創的にするのかもしれません。

親はオリジナリティへの評価を求めているのではなく、
他者との重複による接点や危険因子避けていくことで、
奇異な名前に行き着いてしまうのだと、思います。

それともうひとつ、年功序列の崩壊、能力主義。
凡庸では勝ち残れないという実感。
みんなと同じに紛れていたら切り捨てられる、という危機感。
それが名づけを独創的にしている事実は、否めないと思います。
就職でもなんでも、横並びは終わった。
競争社会で生きる以上、印象づけてナンボ、という場面は多いです。
会社の面接でも異性と会うのでも、第一印象でリードしなきゃ負け、
とか、マニュアルでさんざん叩きこんできたのが親世代でしょうか。
思い出された者が残れる、忘れられた者は負け、
名前が目に留まってそれだけで内定をもらえたとか、
そういう経験談も本などでたくさん読んできただろうし、
相手に名前を読ませる努力させてでも、印象付けた方が結局は有利、
そんな戦いの場をたくさんくぐってきた親たちの実感が、
子供の生きるツールになるようにと、
独創的な名前にしているのだと思います。
親自身の誇示目的ではないと思います。

変わった名づけは、むしろ凡庸でありふれた親のすること、という認識が、
世には既に生まれているように見えます。
なので今となっては、古風で歴史的な名前をつける親の方が、
実はもっと、他者との差別化を強く願っている人たちのような気がします。
造語的な名づけを軽薄として、古風な名づけをあえて選ぶならそれは、
親自身の独創性の代わりに、歴史的権威を借りてきて対抗しているという意味、
そんな解釈をします。
    • good
    • 0

皆が共通に使わなければならない事柄、物などに、それぞれの人の価値観で自分の好き勝手に言葉を作り出し使用し始めたら、そりゃ、収拾が付かなくなって困るかもしれませんが、、、



個人の名前でしょ。

たとえば100人の名前を入力しなきゃならないときに、
その100人がみーんな違う名前、それも変換に手間のかかりそうなDQN名だとしたら、
入力する人間にしてみれば、迷惑この上ないと思うのかもしれないですが、

でも、その100人には名前を付けた人の100の思いがあって付けられた名前かもしれないし。

歳とってその名前はどうなの? とか
社会人になってからその名前はどうなの? とか
読み辛さは? 字面は? ばりばり日本人なのに外人みたいじゃない?
とか、、、

思いますよ。

でも、
子供が「私にはこの名前を付けてください」と言って産まれてくるわけでもないし、

親だって、大半の親が
世間に挑戦的な意味をもってとか、
子供に苦労を背負わせるためにわざとDQN名をつけてるわけでもないでしょう。
結果、親のエゴや、先の見通しよりも「今」で、あまり深く考えず名付けしてしまうといった親はいるかもしれませんが、

私のように一般的な名前を付けたいな、って親だっているんだし、

そんな大袈裟に嘆くこともないのでは、って感じるんですが、ねぇ。
    • good
    • 0

以前『名付け掲示板』を見ていて、


「●●という名前をつけようと思うのですがどう思いますか?」
と、読みは普通なのにものすごく当て字の夜露死苦!な漢字を挙げていて、
回答者にはまあ、ありきたりな漢字を当てろ、ひらがなの方がましだ、とまあボロクソに書かれたわけですが、

質問者のコメントは、

『結構客観的に、ごてごてっと見えるのだな~。
 確かに、平仮名かわいいし素敵だと思う!
 人の子なら、平仮名もいいと思うのに、
 何か、自分の子の話になると、名前に思いを盛りだくさんにしたくなって(苦笑)』

と‥‥。

これが最大な理由なのかも、とひざを打ちました。
    • good
    • 0

友人が言っていたことですが、最近のパパ・ママにとって、子供はアクセサリーでしかないと言っていました。

優しい夫、あるいはかわいい奥さんがいて、かわいい子供がいて、普通の暮らしをしているのがひとつのステータスで、「私たち、幸せでしょう?いいでしょう?」と自慢したがるカップルもいるようです。子供は幸せ自慢をするための道具ってところでしょうか。そんなだから子供につける名前も、子供のためじゃなくて、自分のために考えているようなもの。何か願いを込めているわけでもなく、周囲の人たちから「かわいい~!」とか「かっこいい~!」と褒められたくて考えてるみたい。だから凝りたがって、かといって漢字の知識がなく、変な名前になるのかもしれません。何かに由来しているにしても、二人が出会った場所が海だからなんて理由で「澄海」なんて名前にしたり・・・。子供は一人の人間じゃなくて、二人の記念品ですね。
    • good
    • 0

難しいことはよく解りませんけど、


で、質問の回答になってないかもしれませんけど。。。

名前って、人名に使える漢字ならどの漢字を使ってどう読ませても良いんでしたよね、原則。違いましたっけ。

私は、もうすぐ産まれてくるわが子につける名前をいろいろ考えている最中ですが、、、

DQNネームと言われるような名前、
私は「変なの~」って思う価値観を持つ人間なので自分の子供には付けませんが、

そういう名前をつけることに抵抗がない、むしろそっちがいいっていう親を否定はしません。

親のエゴだとか、親があったま悪いからだとか、子供が苦労しそうだし可愛そうだとか、言いたい方々もいらっしゃるのかと思いますが、

>DQN名の人間は漢字や読みから読みや漢字を推定する事が難しいため、それらの確認が必要となった場合に一々本人から聴取する必要が有るなど、周囲の人間に無駄な手間を強いるもので、良心的とはいえません。また、結果としてPCや携帯などで一発漢字変換できない事が多いため、IT的にも立ち遅れた存在でしょう。

って、そんな、周囲に良心的である必要もないし、一発変換しなきゃならないってことも、IT的に立ち遅れてても「別にいいじゃん」って気がしてならないんですが。

親はそれぞれの価値観で、子供の名前を考えてつけていると思います。

そりゃ、その時代時代の流行や、集団心理(皆がするから私もする)みたいなものも、逆に個性を重視して、どなたかの回答にもありましたが「オンリーワン」を目指してのものもあるとは思いますが。

DQNネームを付けることを否定的に捉える場合、それを付ける親の心理を「自分の子だから付けても良いと思っている」と思うのかもしれないですが、
別に「付けても良い」と思っているんじゃなくて、
単に「その名前をつけたい」って思ってつけているだけなんじゃないんでしょうか。

それが結果的に周囲からDQNだなんだと言われるだけで。

違いますかねぇ。
それとももっとDQNネームって酷いと思うべきものなのですか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
子供の名前を親が好きに決めるのは古今東西変わらないことだと思いますが、
言語として成立し得ない、全く新規に創造した名前を付ける、というクリエイティビティは一体どこから出てくるのでしょうか?
流行語の類と違ってDQN名は集団でなく個々でも成立してしまいますし、他者は強制的にそれを使用させられる事になります。
一人一人がそれぞれの価値観で新しい言語を作り始めたら、収拾がつかない事態になるのではと憂慮しているのです。

お礼日時:2010/01/17 03:38

一番の原因は、漢字の読みに制限を設けていないことだと思います。



まあ、私はいいと思いますよ。
どう転んでも平凡な人生なんだし、唯一、名前くらい凝っててもいいんじゃないかな。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、ちゃんとした規定があれば存在しなかった問題/現象だと思います。
平凡な人生にはむしろ平凡な名前が釣り合うのではないでしょうか。

お礼日時:2010/01/17 03:36

「DQNネーム」って言葉の登場と流通が、その理由を物語ってると思います。


ローマ字を三つ並べて擬態語として、それから英語でネーム?
はちゃめちゃなこの語を、みんな既存の日本語かのように受け入れてますよね。
あたらしい言葉が登場しても、皆がそれを歓迎して共同で流行らせる。
新しい語をすぐ受け入れて既存の共通語同様に使うのがかっこいいかのよう。
和製英語、とか、カタカナ語、なんて、毎日のように誕生して、
すぐ、普及しちゃう。

名づけに限らず、母国語そのものの故障だと思います。

造語だらけ、外来語ミックス、
それが自分たちの日常会話。
意味のわからないロゴ入りの服。
英語と日本語が混ざった歌詞。
身の回りの日本語全部が、ドキュンなのに、まかり通っている。
狂ってるのは、名づけだけに限りません。
名づけの変容は、母国語の乱れをそのまま映し出している、
言語文化の一部分にすぎない、ってことでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日常における造語や外来語の氾濫が、DQN名のハードルを低下させているのだという事ですね。
ネットスラングの場合、使える語は定着し、使えない語はそのまま消えていくという自然淘汰が機能するので、その絶対数はある程度限られますが、DQN名はこれがない上、本人が亡くなるまで使用され続けます。つまり、言語崩壊に与える影響がネットスラングの類と比べてかなり大きい、と考えるのですが如何でしょう。

お礼日時:2010/01/17 03:35

バブルの頃、血統書付きの良い犬が大きくなったと言う理由で捨ててしまうと言う事がよくありましたが、同じような感じでは無いでしょうか?


・大きくなる事が想像できない(大型犬なのに・・・)
 ドラえもんのようなおじさん・おばさんになってしまった時の事を考えない。
 子供としての名前でしか無く大人(社会人)になる事を想定していない。

私も、人事ですから、特に未就学児の頃は「ひらがな」表記なのでカワイイなと思う事もありますが、その子のおじいちゃんが参観日などに来ていた日には、あのようになる可能性もあるのに「すかい」内心笑ってしまいます。

お花畑の様な想像力には長けているのに、現実的な未来予想図は描けないのでしょう。

この回答への補足

補足ですいません。
大人になる姿が想像できない、というのは確かにあると思います。遠い将来においてどう評価されるかという先見的な視点を個人が持てるかというと?ですが。
DQN名がおじいさんおばあさんになった時に、偶々その時代の最新のトレンドに当たったりしてしまったら悲劇ですよね。

補足日時:2010/01/17 03:34
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
人事ということは「名前」と携わる機会も多いかと思いますが、名前をPCに入力する際などに変換や読みが意味不明だと「カチン」とこないですか?「カチン」とこなくても、入力に若干手間取ると思います。そして、こういう事態が日本全国で頻発するようになれば、塵も積もって社会システムの効率性を大きく下げるような不利益につながりかねないと思うのですが。

お礼日時:2010/01/17 03:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!